恋妻家宮本のレビュー・感想・評価
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今日までそして明日から
映画らしい映画だった。
こんなもんドラマでいいと書いてる人がいるのを見掛けたが、映画って別に大袈裟なことじゃなきゃ描いちゃいけないもんでもない。
どこにでもいる、取り立てて何もない中年夫婦の、少しだけ特別な、愛を確認し合う時間を描いた作品。
映画という大人の娯楽は、こんな感じで良いのです。
夫婦で観に行くのに義両親へのバレンタインプレゼントにでもしようかなー。
相手のダメなところを、個性として、またその短所の表裏一体の良きところを誰よりも理解し、認め、温かく支え合う、好きだの恋だのとは違う、成熟した大人の愛のお話です。
今日までそして明日から、こんな感じの取り立てて何もない日常を、また私達は生きていくのです。
20本目‼︎ 後ろの列の誰かが爆睡してて ビックリするぐらいの イ...
20本目‼︎
後ろの列の誰かが爆睡してて
ビックリするぐらいの
イビキだった(困)
お料理教室
ちょっと興味湧いたなっ
エンドロール
お前らが歌うんかぁ〜い(笑)
極上のハートフルコメディ
出来結婚して子供中心の生活から時間が経って50才になって初めて夫婦二人になってどうする?どうなる?って感じの映画ですかね。天海祐希はデカイので阿部寛となら並びが良くてお似合いでした。ところどころにちょっとした笑いが隠れていて、良い映画でした。エンドスクロールが特に良かったなあ〜。楽しく鑑賞出来ました。
ん?
これ、映画にする必要あったんですかね?TVの2時間ドラマで充分な気がするんですが…。
最初の1時間半はくそつまんないですw
ドンの可愛さには救われます。
天海祐希さんは大好きなんですが、スクリーンで見る女優さんじゃないなと思いました。
ほのぼの。
どくもひねりも無いけれどほのぼのホンワカ良い作品でした。日本人ってはっきり物言わないし、行動もあやふやなところが多いからこんな話は共感する人多いだろうなー、と。でもやっぱり優しさは一番だよね、と。
美男美女で3枚目もばっちりなふたりは絶妙なキャスティング、です。
駄作、時間の無駄。 原作のいいところを薄く薄ーくして映画にしてみま...
駄作、時間の無駄。
原作のいいところを薄く薄ーくして映画にしてみました、といったところ。
もう少しドンとの交流を丁寧に描けばよかったのに。恋妻家というタイトルありきで、それに縛られていた印象を受けました。
耳触りのよいセリフを並べても、そこに至る背景が描かれないと何にも響くものはないということを改めて知りました。
そして、演出が恥ずかし過ぎる。
席が1割も埋まっていなかったのも納得の出来栄え。
ただ、映画の出来とは関係なく、夫婦は仲良くありたいと思ったのは事実。作中、いろいろあったけど結婚してよかったという趣旨のセリフがあった。結婚生活は良いことばかりではなく、それこそイロイロあるわけだけど、それらイロイロの上澄み的なものが幸せだったりするのだろう。結婚に限らず、幸せだけで成り立つ暮らしはないのだ。だから、今日だけでなく明日や明日の明日に希望を持って生きたい。そう、楽しみにしていた映画がつまらなかったとしても・・・。
優しいファミレスの味
はっきり言ってしまえば、わざわざ映画にするほどのスケールでもなければ話でもない。TVの2時間SPドラマでも充分である。
しかし、笑えて、切なくて、ホロリとして、ほっこり出来る、実にいい映画であった。
監督の遊川和彦が手掛けたTVドラマは全く見た事無いが、本作鑑賞最大の理由はズバリ、主演の二人。
阿部寛と天海祐希。
だって、この二人の共演ってだけで何だか面白そうで見たくなるではないか!
共演は20数年振りだという二人。
それを感じさせない見事で絶妙でナチュラルな掛け合い!
面白いのは、どんな場面も笑いに転じさせる点。
何気無い日常の会話だけでもクスリ。
真面目なシーンの次の瞬間には笑わせる。
それでいて、笑いの中に、じんわりと感動させる。
名人級の夫婦芸!
結婚に向いてなくて、教師にも向いてなくて、自分自身の事も好きになれない夫・陽平。
ネガティブ、ウジウジ、物事をはっきり決められない優柔不断っぷりは見てて(いい意味で)イライラするほどで、そのダメ人間振りは、昨年の「海よりもまだ深く」をも上回る阿部寛史上“最低”。
教師のくせに大事な場面で気の効いた言葉の一つも言えやしない。
でも、それが普通の人だよね。
そんな憎めない冴えない夫を好演。
夫が冴えないなら、妻はさぞかししっかり者…NO!
夫よりかは性格はサバサバしているが、化粧っ気ナシ、顔には染み、頭には白いものが目立ち始め、こちらもこちらで疲れてる感いっぱい。
極めつけは、寝ながらお尻をポリポリ。
天海祐希はいつまでも惚れ惚れするようなカッコいい女性であって欲しい。
そんな天海祐希のオバサン姿に衝撃と言うより、ドン引き!
でも、彼女がこれまで演じてきたどの役よりも身近で親近感が沸いた。
そんな愛おしい妻・美代子を、こちらも好演。
スターオーラを消した普通の夫婦っぷりは素晴らしいが、どんなに醜態を晒しても何処か上品なのはやはり消しきれないスターオーラ…?
結婚27年目の陽平と美代子。
一人息子も結婚して家を出、できちゃった婚だった二人の結婚以来初めての夫婦水入らずの生活が始まった矢先、陽平は美代子が隠していた離婚届を見つけてしまい…。
「俺との結婚生活がそんなに不満か!?」
「不満は無いけど、不安はあるの」
予告編でも印象的なこの台詞が表すようなチクチク可笑しい夫婦の熟年離婚劇かと思いきや、50男のてんてこ舞い劇。
熟年離婚の危機で動揺する中、クラスでも困った問題が。
クラスのムードメーカーである男子生徒の家庭に複雑な事情が…。
一見陽気に見えるが、繊細さも秘める克也役の浦上晟周と、何かと彼を気にかける女子・明美役の紺野彩夏の二人が実に達者!
特に紺野彩夏のズケズケ言うSっぷりは陽平でなくとも見てるこちらもKO!
生徒が困ってるのに、何も出来ないでいる陽平。
でも、彼なりのやり方で、やっと生徒の助けになれた。
“優しさ”、そして「言葉に詰まったら…」に続く珍しく気の効いた言葉に思わず目頭がジワッとなった。
一難無事に済んで、最大の難題。
妻が離婚届を隠していた真意。
これは見ていたら薄々勘づいてしまうかもしれない。
夫婦水入らずの生活が始まったとほぼ同時に、夫は料理教室通いが趣味になる。
それと同じくして、妻の顔から笑みが消える。
ちゃんと気付いてあげてよ、陽平さん!
そんな鈍感な夫に対しての、まさしくジョーカー。
人生は選択の連続。
それをファミレスになぞらえてるのが面白い。
ハンバーグを頼んだけど、やっぱりカレーにしとけば良かった…あの時もあの時も後悔ばかり。選択は正しかったのか?
でも、そんな後悔と選択ミスしても、27年も連れ添って、今もファミレスに一緒にご飯を食べに行く欠けがえのない相手がいる。
いい時もあって、ダメな時もあって、全部引っくるめて良かったと思えるような結婚生活と相手の存在。
普通で当たり前の幸せ事かもしれないけど、それが温かくて優しいファミレスの味。
いい夫婦じゃないか!
ユニークなエンディングまで、見て良かった!と素直に思えた。
好き嫌いはあると思うけど
私はあのエンディング好きだな〜
ほろっとしました
もう一度あそこだけ観たいと思うくらい
それと繋がるけど、テーマソングがいいですね
ちゃんと聴いたのはこれが初めてだったけど、いい曲だなあ
そのふたつで☆0.5追加です
どっちが正しいかじゃなく、どれが優しいか
良かった~↑↑↑
宮本のクラスの”どん”が良かった。
芝居上手いな!
どこかで観た事ある子なんだけど・・・
それと阿部ちゃんが
「どっちが正しいかじゃなく、どれが優しいか」
っていう言葉が胸に突き刺さった。
今の私に当てはまる言葉。
これをいつも忘れずに心の中に置いておきたいと思った。
あんまり・・
他の方も書いていらっしゃるように、游川和彦の脚本・監督に期待して
楽しみに見に行きました。
正直、ひどい。
脚本もありきたりで、こうなるだろう・・という通りの場面展開に
うんざりしました。
ある意味、信じられないくらいです。
阿部寛、天海祐希を主役にして この作品・・
ただただ残念・・
阿部寛は中学校教師。 阿部寛が、天海祐希が隠し持っていた離婚届を見つける。夫婦も数十年連れ添うと、 いいことも悪いこともいろいろあるものである。
Movix堺で映画「恋妻家宮本」を見た。
劇場公開日 2017年1月28日
2017年製作/117分/G/日本
配給:東宝
阿部寛
天海祐希
菅野美穂
相武紗季
工藤阿須加
早見あかり
奥貫薫
佐藤二朗
富司純子
入江甚儀
子どもが独り立ちした後の夫婦を
阿部寛と天海祐希が演じる。
阿部寛は中学校教師。
阿部寛が、天海祐希が隠し持っていた離婚届を見つける。
阿部寛が、菅野美穂とラブホテルへ入る。
相武紗季が結婚をあきらめる。
夫婦も数十年連れ添うと、
いいことも悪いこともいろいろあるものである。
実生活では天海祐希のような美しい人が結婚していなくて
子孫を残さないことがなんとももったいないと思った。
富司純子は生徒の祖母役。
その演技がとてもよかった。
この映画を熟年夫婦の皆様にオススメします。
劇中で吉田拓郎の「今日までそして明日から」が流れる。
上映時間は117分。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
いい意味で裏切られ、優しい気持ちになった
前半は、阿部寛のあまりにも情けない姿にイライラし入り込めなかったが、後半になるにつれて、学校の生徒との関係性の変化、料理教室のメンバーとの交流を重ねるうちに、主人公の行動に変化が芽生えてきてから、引き込まれていった。どれだけ同じ時を過ごしても相手にはなれないから、大切に思う気持ちが合っても、不安になることもある。素直に真っ直ぐに、そしてやさしさをもって真摯に誰かと向き合うことって大切やね。
素敵な話
ベタだけど…。
なんというか…害がない。
現代の世相を反映しているのかどうかは、分からんが、50になっても男と女の関係は簡潔ではないみたいだ。
お互いがお互いを好きだから不安になって、確かめたいと思う。
裏を返せば、27年経っても自分に自信を持てないし、その関係性に自信が持てないって事なのだろう。
色々ほじくり返せば、腑に落ちないとこは出てきそうではあるけど、ああいう夫婦に、皆なりたいのだろうと思う。
主役の滑舌が非常に悪かった。
天海さんのスッピンに近いメークや雰囲気はとても好印象だ。
ただ、面白さのツボが古く感じた…。
主役は50代だから、その近辺がターゲットなのかと思うのだが…にしては、古すぎてベタベタで笑えなかった。
「正しいと正しいがぶつかって戦争になる」
凄い考えなきゃいけない事だと思う。
「優しくない。」
もしくは「優しさが足りない。」なのだろう…現代は正論しか飛び交わず窮屈だ。
各々が各々を正当化する論理を纏ってる。
物語は終わりが近づくにつれ盛り上がってはいくのだが…。
あの予告編はいかがなもんだろうか?
物語的には盛り上がるのだ。
どうする洋平?
お前、これからどうすんだ?
まだ足掻くのか?
それとも諦めるか?
…のようなシーンなんだけど、結末が予告編のせいで分かっちゃう。
一気にトーンダウンだ。
まあ、終始ベタな展開だから驚きもないんだけども…でも、アレは駄目だろ。
正直、台無しだ。
昭和調な演出に辟易し、本の隙間から離婚届が落ちた瞬間に結末への起承転結が容易に想像できるけど、素敵な話だった。
ベタだから。
害がないから。
やさしい言葉
離婚届を書いてしまっておく…おそらく提出することの無い離婚届を…
美代子の気持ちがよくわかる。
子供が巣立ちポッカリと心に空いた穴。
50歳の熟年夫婦はこれから2人きりの時間をどう過ごすのか。
国語教師の陽平は子供の頃から優柔不断。
美代子はしっかり者の専業主婦。
いつの頃からか陽平は料理教室に通い料理の腕を磨いている。
ここが一番重要なのに陽平が料理を始めたきっかけが描かれていないので終りがしっくりこない。
重松清原作『ファミレス』未読
陽平が優柔不断なのは正しい言葉や正解を探そうと考えてるから。そんな陽平に女子生徒が言う、先生は優しく無い、先生に向かない。と…
教師として夫として父として自分は間違っていなかったのか?不安に駆られついつい離婚届の事を美代子に聞いてしまった…売り言葉に買い言葉…事態は悪化。
美代子は息子夫婦の所へ行ってしまった。
陽平の通う料理教室でタイプの違う2人の女が結婚観について話す。
あわや不倫⁈陽平の優柔不断にもほどがあると思った時、暴力夫が病院に運ばれた知らせを受け血相を変え駆けつける女を見て陽平はホッとする。
生徒の家庭に深入りし過ぎたり、あだ名で生徒を呼んだりってどうかと思うが、厳し過ぎる祖母に優しくないと言うところは胸がスッとした。
なかなか言葉が見つからない時はただ寄り添うだけで良い。夫婦ならハグや手を握る…それで気持ちは通じるって…あとは美味しい手作り弁当を。
相手を思い好きな物を作り食べてもらう…これが愛情
停電中の駅の待合室で…
蝋燭の炎が揺らぎ2人の気持ちも高まったその時…
電気がパッとつき、周りの人影に驚き…失笑
宮本夫妻…バランスの良い夫婦で羨ましい。
ファミレスのラストシーン
陽平の食べたいメニューを2つ頼んでシェアすることにしたが家も同じですよ。
男は迷うものなのか?
私は今日まで生きてきました…
いい曲ですね。
家政婦のミタに騙されるな
家政婦のミタが面白かったからと言って、その脚本家が監督ということで期待して観に行かないで。笑い、涙、落ち、すべてが中途半端な映画でした。エンドロールはちょっと恥ずかしくなって引きます。
安全運転に徹した監督からは、感動を得られない。
監督の初作品ということで期待していたが、無難すぎて面白みがない。「正しいかどうか」というクダリでやや持ち直したが、それも素材が重松清という言葉の魔術師に頼っているだけ。
昭和チックな緩やかな日常感をだそうにも、それなら中村義洋にやらせた方が上手いし。阿部ちゃんの無駄使いとしか感じなかった。
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