「はまりました」恋妻家宮本 marumaru218さんの映画レビュー(感想・評価)
はまりました
主役の家族と同じような年代設定だったので、共感しながら見れた。
家族愛、夫婦愛という、オーソドックスなテーマで、かつ現実から、若干外れる程度で、非現実的なエピソードがいくつか展開しながら進行していく。
いずれのエピソードも、読み通りに落ち着いていく。
なので、主役の境遇に当てはまらない人、或いは共感できない人にとっては、退屈な映画かもしれない。
映画の質としては、配役や作り込みは凝っていて、製作陣の真剣さは伝わってくる。
例えば、阿部寛は、サスペンスドラマでもコミカルな場面を演じることはあるが、この映画では、笑える場面でもコミカルさを演じる時の笑顔は見せない。
夫として、父として、教師としての笑顔を演じている。
現場の熱が伝わってくる気がした。
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