「正しいことを推し進める国同士がぶつかると戦争になる」恋妻家宮本 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
正しいことを推し進める国同士がぶつかると戦争になる
合コン、プロポーズから始まり、ファミレスが中心となる夫婦のドラマ。一人息子が結婚して福島の新聞社に勤めることになってから、料理教室にて料理を学び始めた陽平(阿部)。たまたま本棚にあった志賀直哉の「暗夜行路」を手に持ってみると、そこに挟んであった離婚届がパラリと落ちた。不倫してるのではないかと疑ったりもして、気が気でない優柔不断な陽平は、それでも担任しているクラスのドンと呼ばれる井上に親身に接する。ドンの母親は不倫の末交通事故を起こして入院していたのだ。ドンの祖母(富司純子)ともやりあった陽平だったが、そこでの会話に「正しいことを推し進める国同士がぶつかると戦争になる」とか、「正しいことより優しいこと」を強調するところに納得。
ほのぼのとした中でもコミカルに演ずる阿部寛。美代子(天海)が福島の息子宅へ行ってるときに、危うく料理教室の通う五十嵐(菅野)とラブホに入ってしまいそうになるシーンもある。たまたま夫(佐藤二朗)から電話があったため、入らずに済んだが、どうなっていたことやら。
今晩は
本日、家族再集結の三晩目。
寿司などを食べながら、息子がお世話になっている金沢大学の話になり、”俺もお母さんと、昔、兼六園に行ってさあ・・”と口にしたら、娘から”お父さん、前も言ったけれど、それお母さんとじゃないから・・”と言われ、絶句し、ヒジョーに気まずい雰囲気が流れるかと思いきや、”この親父は学習しないなあ”という冷笑に包まれたNOBUです。(涙)
追い打ちをかける”学習しなよ”と言う言葉・・。(涙)
オカシイナア。ワタシノキオクデハ、カジントカナザワニイッタハズナノニ・・。
Kossyさんであれば、訳ありなカップルは乗せた瞬間に分かりますよね・・。では、又。