探偵なふたりのレビュー・感想・評価
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暇があれば見てもいいけど
左遷されたやり手の刑事ノ・テスと、漫喫店長で推理オタクのデマン(ク...
左遷されたやり手の刑事ノ・テスと、漫喫店長で推理オタクのデマン(クォン・サンウ)凸凹コンビがおりなす推理コメディ。脚本がすごい凝ってる。反りが合わない部分が笑いになってるをだけど、重なる部分もあってそこがまた楽しい。コメディパートだけでなく推理部分もかなり良い。
それなりの推理コメディ
恐妻家2人のドタバタ
交換殺人
材料を全部提示しないのでミステリーとしては後付け感があってイマイチ。先輩がゴルフ場にこれた理由も「ベテランだから」ってそれだけ!?
まあ先輩の最初の格言通りになったけど。
韓国は夫の力が強いのかと思ったら逆転してる。理由が稼ぎの減少というのが世相を反映し過ぎていて辛い
探偵はBARじゃなくて韓国にいる。
大好きな「探偵物語」の遺伝子にここで逢えたか!と思った一本。
笑いあり、シリアスあり、そしてキチンと謎の解決あり。
オリジナリティという点では目新しさは無いけれど、それでも笑いまで乗せてここまで今の時代にジャンル映画をやりきったのは見事というしかない。
ここ日本でも「探偵はBARにいる」なんて作品が作られ、それなりに楽しめたけれど。
やはり完成度と説得力が違うのはお国の底力の違いなのだろうかね。
一番大きな点は「ミステリがミステリとして機能している」こと。
その分鑑賞には頭をフルで使うけれど、動機をグズグズにしたり、目先の笑いに走りすぎておろそかにするよりずっとマシなのだよ。
「脚本の筋がブレない」ということがいかに大切かということだと強く思った作品。
これぞサスペンスの王道。イクメンパパの奮闘にも注目(笑)。
【賛否両論チェック】
賛:二転三転する展開や、最後にたどり着く驚愕の真相等、サスペンスの王道を地で行く展開がステキ。コミカルなシーンとシリアスなシーンの配分も見事。
否:登場人物が多く、事件そのものも結構複雑なので、全体を理解するのはやや難しいか。グロシーンもあり。
展開は、〝ザ・サスペンスもの”といった感じです。連続して起きる謎めいた殺人事件と、二転三転する犯人像。そして主人公達の活躍により、次第に明らかになっていく衝撃的な真相。個人的には、小説でいうところの赤川次郎さんの推理モノみたいな印象を受けました。
そして本作のもう1つの見どころは、主演のクォン・サンウの役どころ。片や〝かかあ天下”で尻に敷かれっぱなしで、仕事片手間に育児に明け暮れるイクメンパパの顔。そして片や、殺人事件に巻き込まれながらも、持ち前の好奇心と推理力でこれに挑んでいく推理オタクの顔。ともすれば難しい役どころを、極めて自然に演じていらっしゃいます。
コミカルとシリアスが程よく折り合わされた、良質なサスペンスに仕上がっています。
ひねりありのドタバタ推理もん。
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