「迷探偵バディはオタクとサメ」探偵なふたり 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
迷探偵バディはオタクとサメ
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探偵ものの醍醐味の一つは、その探偵のキャラ。バディがいたら、同じくそのキャラと掛け合い。
本作は風変わり。
そもそも探偵じゃない。
漫画喫茶経営者のデマン。推理オタクで、仕事をサボっては警察署に行き事件に顔を突っ込む。恐妻家。
そんな彼とバディを組む…否。ほとほとうんざり、毎度毎度ブチギレる刑事テス。かつては“人食いサメ”との異名で呼ばれた豪腕。
探偵じゃないただの推理オタクと問題刑事。迷コンビで事件を解決…出来るのか?
凸凹どころじゃない、全くソリの合わない二人。
捜査にしゃしゃり出るデマンにテスは苛々苛々! 推理も全く信用してない。
捜査に赤ちゃんを連れてくるデマンにテスはまた苛々苛々!
分からなくもないが、テスも韓国アカン警察あるあるの暴言暴力刑事。いつもいつもおっかないが、汚職刑事ではない。
そんな二人がちぐはぐながらも捜査。クォン・サンウとソン・ドンイルの掛け合い。
もっとおふざけコメディかと思ったら、一応ミステリーやってる。
デマンの友人の刑事が妻殺しの容疑で逮捕。テスは妻殺しの場合、大抵夫が犯人だ、と。デマンは無実を晴らす為に推理で尽力する…。
事件には夫婦間や警察内部のいざこざ。ちょいとネタバレだが、交換殺人は基本二人だが、意表を突く3人…!
コメディ×ミステリー。話もなかなか面白い。けど、クォン・サンウら若い面々が顔が似てて、時々こんがらがって…。
二人の間にも次第にバディ感。今回は推理オタク&怖刑事だったけど、次はいよいよ…
迷探偵バディ、誕生…?!
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