「悪意」疑惑のチャンピオン U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
悪意
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レースシーンとかは、全くなかった。
彼がいかに、狡猾に不正を働いてきたかのドキュメントだった。
作品的にはよく出来てたと思う。
最後に彼が、自らの不正を認めた時には、すでに過去の事だと分かっていても、息を飲んだ。
鉄人・アームストロングだったか…。
何か覚え間違えてるのかもしれないが、そんなフレーズが耳に残ってる。
査問委員会を前に、彼が自らの人生への評価が切なかった。
ずっと闘ってきたのであろう。
にしても、この作品はアームストロングへの悪意に満たされていた。
原作者が迫害されていたのだから、そんなカラーに染まるのも致し方ないのかもしれないが…。
裏切られた。
そう思う人々は、きっと星の数ほどいるんだろうな…。
でも、ある種の狂気がないとカリスマ性なぞ生まれないと思う。
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