パラドクスのレビュー・感想・評価
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フィリップ・K・ディック『時は乱れて』
難解すぎ…
意味が分からなかった…
何回も観ても分からないと思います。
難しい…
何回も観たいとは思わない…
登場人物の1人が、フィリップ・K・ディックの本『時は乱れて』を持ってて、その本を読むシーンがありますが、
その本がヒントなのかな?
買って読みたくなりました。
一番大好きな映画。
もう何度目かわからないほど見てる
一番大好きな映画。
見終わった後に考えちゃうし
考えれば考えるほど
わからなくなる感じも好き。
人におすすめしても
絶対高評価もらえるので
見てない人には見てほしい。
(補足)
パラドックスの意味自体
私はあまり分かってなかったけれど
結果ヨクワカラナイで正しいのかなって思った。
内容もそんな感じで
見たからと言って何か変わるわけでもない。
だけどパラレルワールドが存在して
こんな世界線があるかもしれない
って思いながら見ると
内容は少しキツイのに
ちょっとだけワクワクしちゃう。
映像もメキシコのホラー映画なだけあって独特。
映像の転換の仕方もそうだけど
予告にもあるウエディングドレス姿のお婆ちゃんは
何回見ても衝撃的だし
撮り方も見る人の視線が釘付けになると思う。
伏線回収も一回じゃ追いきれない。
だから私は何回でも見れる。
大好きな映画
ループものは多々あれど、緻密で練り込んだ設定は、これが一番だと思います。
時の経過に従って積み重なっていく廃棄物の描写と、自己管理できる人とできない人の描写がリアルで身につまされました。
エンドロール前「もしこのループにはまらなかったら起こっていたはずの世界」の描写が切なくていつも泣いてしまいます。
エズバン監督の新作を楽しみにしています。
頭フル回転の難解作品
終盤近くまで観賞し、納得が出来ず途中から始めに巻き戻して見返してしまった。
タイム・ループものは見応えがあるため好んで観ているのだが、本作は初心者には完全にオススメ出来ない難解作品だった。
冒頭は、結婚式後に幸せの絶頂になり、イチャこらしながらホテルへ戻る新郎新婦が登場する。
舞台は変わり、刑事が一人、犯人を追っている場面に変わる。犯人は兄弟で、二人で逃げるのだが、兄が刑事に足を撃たれる。撃った刑事本人が一番驚いている様子。一階から九階までの階段が、登っても下っても元に戻ってしまうことに気がつく。
舞台は変わり、養父を交えた家族4人が、元父親の経営するホテルに行く準備をしている。妹が喘息&アレルギー持ちだが、薬を忘れるお兄ちゃん。途中、ジュースを飲んだ影響で発作が起き、家へと引き返すが、白昼の道が永久に続くのだった。
それから35年…
そこで巻き戻しそうになったが、冷静さを取り戻し、観賞続行。
もちろん35年経てば高齢者になっている者もいる。なぜ35年も生きれたのかについてだが、必ず生き残れるツールが登場するからだ。階段チームは自販機、道路チームはガソリンスタンド。これも後半で明らかになるところなのだが、全ての事象が繋がり、全部が絡んでくるのである。もちろん、冒頭の新婦もだ。見事な脚本、見事な回収力、見事な伏線。映像は地味だが、開いた口が塞がらない。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」がお子様ランチに思えてしまう。決してメジャーではないが、複数の謎や不思議さ、不条理さをばらまき、最後に広い集めていく様は感無量だ。やや間延びしている印象だが、バランスを考えれば妥当かもしれない。好き嫌いがはっきりするため、まずは観賞してみるのが良いだろう。
SFが苦手な人、初めての人、友達とワイワイ楽しく観賞したい人、本作は正直オススメ出来ない。集中して観て始めて理解できる部分と、複数の考察が生まれる作品だからだ。大作に飽きたマニアの方にぜひ。
眠いです
ミニレビュー
イマジネーション溢れる作品
オリジナル脚本でしょうか?面白いと思います。
イマジネーション溢れる作品って最近すごく少ないのでインパクトがありました。
「思想家」でなければ創り出せない世界観ですね。作品にちゃんと芯があります。
消費社会に対するアンチテーゼ、ともとれるし、時間に支配される世界観のモデル化ともとれます。
あんまり幅広い層を取り込めないかもしれませんが、ぜひこの線で撮り続けてほしいです。
毎日、同じことを繰り返し、時間だけが過ぎ去っていく
幸いなことにタイトルすらわかっていない状態で鑑賞できました。
凡庸なカットとチープなロケーションからはじまり、
エッシャーの版画やマウスの回し車のモチーフからもわかるように、ありがちなループものかと思いきや・・・。
日々、目の前にある出来事だけにとらわれ人生全体のことは考えもしない。我々もそう同じです。
いただけないのは、センスのないDVDのジャケットと「パラドックス」という的はずれな日本語タイトル。
原題のインシデント(劇中の大きな衝撃音)の方がよかったのでは?
ただ、脚本は普遍的なテーマを扱っており見事です。
神の存在とテーマに気づけると映画を見ている我々もループの一部にいることがわかります。
果たして主人公と我々はループから脱出できるのか?
エンド・クレジットのあとをお見逃しなく。
92点。
ループの世界
ループものが大好きな私は
ループするだけの世界に閉じ込められる、
というこのシチュエーションだけでまず
前半たっぷり楽しめました。
不気味な世界にぞくぞくするはずです。
その状況下で人はどうなるのか、
ループに入るきっかけは何なのか、
この世界をじっくり味わった後に訪れる
後半の怒涛の展開に息を呑みました。
そこで初めて、この映画に隠された
謎の多さに気づきます。
見ごたえがあります。
一回では消化しきれないかもしれませんし、
全ての謎が明かされる訳でもありませんから
もどかしく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
後ほどじっくり考察するのが楽しいと
感じる方には最適だと思います。
最後の展開の時のために、
登場人物の名前はしっかり覚えながら
鑑賞することをおすすめします。
この超常的ワナは誰が仕掛けたんだろう?
誰もが考えそうで、映画にしそうもないネタを映画化した……感じ。
無限地獄に閉じ込められた人間が迷走し、いたずらに時間が経過した後が酷い。
閉じ込められたから、どうやって出るか?と言う試行錯誤が見受けられないのがモヤモヤします。
その空間に閉じ込められた人間の一人が次の空間の演出者となり、新たな犠牲者と次の空間の演出者に切り替わっていくのを見せられているのがこの作品と思います。
見ていて一つだけ試してほしかったのは、非常階段に閉じ込められた時に9階からペットボトルの水を下に向かって流してほしかったです。
退屈な前半が全て伏線。究極のシチュエーション・サスペンス。
拍子抜け
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