「時代の終わりを描いた悲しい映画」華麗なるヒコーキ野郎 キウイジャムさんの映画レビュー(感想・評価)
時代の終わりを描いた悲しい映画
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曲芸飛行、飛ぶことの魅力に取りつかれたパイロットたち、そして一つの時代の終わりを描いた映画
コメディタッチの笑わせるシーンもあるんだけれど中盤、興行主がウォルドに「お前はいい奴だが疫病神なんだ」と言われ悩む顔を浮かべながら去るシーン・・・助けられる命が助けられなかったことを苦悩しているんだなと思った。どちらかと言うとこういう悲しいシーンが印象深い
怒りに駆られ群衆の上を飛行機でぶっ飛ぶ・・・映画の撮影でかつてのライバルと飛んでいたら戦争のことを思い出し体当たりの戦闘をする
こういう感情的に生きる荒っぽいところがウォルドの魅力だなと思った。
冒頭に映る命を落としていった曲芸飛行師たちの写真、そしてエンディングに主人公のウォルドペッパーもそれのように最後、写真が写って彼もそんな曲芸飛行師でああいう最期を迎えて本望だったのではないかと感じた・・・
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