「.」アメリカン・バーガー 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
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自宅にて鑑賞。珍しいスウェーデン産のスプラッター・コメディ。アニメを絡めた凝ったオープニング。“クラケッチ”と云う欧州の森深い外れの田舎が舞台。大した進展やどんでん返しも無い儘、ダラダラと続く。スタッフロールの途中、オープニングを思わせるシーン有。繋がりが変な箇所もあり、平坦な展開に飽きてしまった。お色気担当のM.ボルグ、とても学生には見えず、チア・リーディングの衣裳も痛々しかった。作品のノリやギャグセンスが合わなければ、最後迄辛く、敢えて云えば、F.ヒラーのハイテンションな怪演が見所。40/100点。
・イギリスのロースト・ビーフ、韓国の焼肉、日本の天婦羅や寿司と云った処だろうが、何故、アメリカ人に拘るのかと云った具体的な説明や背景等は一切無く、必然性の乏しい緩い設定有りきで、延々と鬼ごっこが続き、物語的な拡がりや深み、意外性等も一切無い。くだらなさが楽しめない限り、お薦めし難い一作。
・鑑賞日:2016年4月4日(月)
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