ミュージアムのレビュー・感想・評価
全417件中、301~320件目を表示
カエル男の正体を公開前に明かしちゃダメの刑
同名コミックの実写映画化。
いつものように原作が人気作なので賛否分かれてるが、いつものように原作未読なのでなかなか面白く見れた。
カエルのマスクを被った愉快犯による“殺人博物館”。
犬に喰い殺され、頬肉の削ぎ落とし、盾に真っ二つ、凍結、針千本…。
カエル男の手口はどれも残酷極まりないものばかり。
その描写もグロいっちゃグロいが、実を言うと期待したほどではなかった。グロさでは「アイアムアヒーロー」の方が上。
でも、邦画メジャーでこの手のグロい作品が続いて作られるようになったのは喜ばしい限り。(ドン引きしないでね…)
カエル男が現れるのは雨の日。
暗く、どんよりとした、陰湿な雰囲気作りも一役買っている。
カエル男に翻弄される主人公の刑事を、小栗旬が熱演。
家庭を顧みず、捜査に没頭。決して良き夫でも良き父親でもない。
追い詰められ、身も心もボロボロになり、目をも充血させ…やはり単なるイケメン俳優でない事を証明してくれる。
そして、カエル男役の○○○○の怪演は必見、いや、一見の価値あり!
殺人は芸術作品であり自分は表現者、特殊メイクを施し、そのキチ○イっぷりは見ていて愉快なくらい!(ドン引きしないでね…)
好青年としての○○○○が好きなファンは見ない方がいいかも。
被害者たちの共通点、過去のある事件の真相はいいとして、カエル男の動機はちと弱いが、そもそも愉快犯の心情など理解出来るものではない。
この手の邦画にありがちなセンチメンタルな描写もあるにはあるが、主人公の弱点・脆さを描く上でこれは許容範囲。カエル男が突き付けた主人公の罪は、主人公を壊れさせるに足りうる。
感傷的な描写は極力抑え、主人公とカエル男の行き詰まる攻防に焦点を絞ったのは潔い。
ちょっと期待外れだったのは、“エンディング”。
一応事件は解決しても後味の悪さは残すが、自分が期待した“エンディング”ではなかった。
(カエル男特製ハンバーガーの原料が思わせぶり通り妻子の人肉であったとか、主人公がカエル男のマスクを被った妻を撃ち殺すとか、そういう救いの無い“エンディング”を期待していたので…)
しかし、それらを差し引いても、このグロさ、陰湿さ、後味の悪さ、上々の邦画サイコ・スリラー。
採点は4でも良かったが、どうしても残念な点があるので0.5マイナス。
カエル男の正体は公開まで伏せとくべきだった。
カエル男さん、これに対して刑を!
見る前に食事済ませたほうがいいですよ
演技はすごかったけど、とにかくストーリーが消化不良というか後味がとても悪くてもう二度見ないと思います。。
でも緊張感のある演出や、小栗旬と妻夫木聡の今までにない演技はすごいなと思いました。
夕飯食べてから見れば良かったです。ハンバーガーはしばらく食べられないですね。
おもしろかった。。。
WOWOWやるな。
面白い。序章がオンエアされてるけど、併せて見るとより面白い。
でもあと味悪いからご用心。
個性ある俳優さんいっぱいで見応えもありです。
カエル男いいぞ!
妻夫木聡すごいな。
見る価値ありです。
残念
家族のくだりが何度も出てきて。
観客は分かっているから。ちょっとくどいかな?
あと、小栗旬さんはちょっと叫び過ぎかな?
もう少し上手く立ち回れなかったのかな?
ちょっと残念でした。
内容はいい
個人的に内容はすごく好き。
かなりグロいから万人受けはしない感じ。人には薦めにくいね。
この手の内容は終わり方が難しい。悪が勝つか、謎解いて正義が勝つかなんだけど、ちょっと中途半端かな。
この終わりかたはアリなんだけど。
イマイチすっきりしない。
良かったと思います。
予告で怖いのかなとおもったんですが怖いもの見たさで見に行ってしまいました。
みてるうちにかなり引き込まれてしまって、クライマックスの盛り上げる感じは圧巻でした。
メッセージ性はあまり感じないが一つのエンターテイメントとしてはよかったと思います。
俳優の小栗旬さんも素敵で、とくに歯が白いんだなって思ってしまいました。
私も最近歯には気を使っていて、歯磨き粉も少し奮発して
メガキュアと言うものを使っているんですが、そのおかげか最近歯が白くなってきました。
小栗さんくらい白くできるように続けて見ようと思います。
原作を読んで実写化を心待ちにしておりましたが
長い
以前書かれていたレビューでもありましたが、「やっと劇場出れたー!」と言うのが第一声でした。
完全に間延びしてますね。
途中ダイ・ハードみたいな謎演出あったり…
この手のタイプの作品は疾走感がとても重要だと思うんですよね。
原作を読んだ時にアニメ化じゃなく、是非実写で見たい!と強く思ったのですが^^;
しかし、犯人役の方は猟奇的で狂気的なのが良く出てたのでその点は魅せられましたね。
すごく良かった
レビューを見ていると思ったより厳しくて驚きました
原作未読のまま映画館に足を運びました
友人と一緒に行ったのですが、原作を読んでいた友人も見終わったあと原作通りだったと絶賛
息遣いが荒くて冷めるや、叫び声がおおくて冷静に見てしまったというレビューが多いですが個人的にはすごくそれがよかったです
謎の殺人鬼に妻が狙われていると気付き、まんまとその策略に落ち、監禁状態にされ、冷静でいられるわけもないです
犯人に監禁されているとき、精神が狂ったかのようになる小栗旬さんの演技は最高でした
息遣いが荒く、焦点も定まらず、本気で精神がこわれてしまった人間のそれで見ていてハラハラしました
個人的には作品にすごくのめり込むことができて、サイコスリラーな映画で緊張感がすごかったです
おすすめの一作です
評価が高くてびっくり!!
原作を読んでいたので尚更つまらなく感じてしまったのかもしれませんが。
序盤からつまらなかったです。
叫ぶシーンがよくあったのですが
なんでこんなに叫んでるんだろう
という気持ちになりました。
息づかいにもいらいらしました。
…なんでこんなに息切らしているんだろう??
中盤から終盤にかけてものすごい話を引っ張っている
気がしました。
見てる間、早く終わらないかな〜と考えていました。
映画の好き嫌いは人それぞれだと思いますが
わたしは好きな映画ではなかったです。
豪華キャスト
妻夫木聡さんがまさかの役に!
大友監督と大森南朋さんのタッグは前作秘密に続き、安定感があり良いです。
特殊メークが秀逸です。
尾野真千子さんも良かったですね。
怖かったですが、大友監督の作品とゆう感じでした。
自分にはダメでした
突飛もない話、しかもリアリティーを全く感じなかったので、もどかしい気持ちのまま終幕。そしてまた、いたずらに裁判員制度を絡めた印象もあり、個人的には嫌な話でしかなかった。
犬が人肉を食べることはあり得るのだろうか、自分の見識不足かもしれないけれど、最初のそこから違和感を感じたし、鮮血に滴る真新しい死体のようなところに夥しい蛆虫が寄ってくるのかどうか…これもまた自分の経験値からいうとあり得ん!と断言できないところではあるけれど、映像の信憑性はどんどん薄れていくように感じてしまった。
嫌、酷、怒、そんな感情の連続だったけれど、なぜか立ち去ることができず、しかも暴力的な表現などには興奮すら覚えてしまった。
それにしても、捜査内容を大衆飲食店においてあれだけ大声で叫べば、容易に録音もされるだろうし、そもそも盗撮とか写真とか雨天とか、つっこみ所が満載で、逆に印象に残ってしまう映画だった。超大画面で見たけれど、そんなデカさで見るほどの絵でもなかったかなとも感じてしまったし──。みんな苦労して作っているんだろうに、と多少の憂いなども感じてみたり…
小栗旬VS妻夫木聡の演技合戦!!
原作コミックは読んでいませんが、内容もストーリー展開も素晴らしくて純分たのしめたし、緊張感が止まらない主人公を追い詰めるハラハラドキドキのクライマックスは久々でした。
雨の日に起こる猟奇的殺人事件、調べていくと意外な共通点にたどり着き、どうしてこんな殺人をするのか?この理由を追及していくと、とんでもないことが起こるストーリー展開はいろいろサスペンスドラマを観てきたなかではズバリ!一番好き(崖の上で犯人を追い込むような2時間サスペンスでよくある展開とは全然違います(笑))
この作品の、もう一つの注目点はやはり、刑事役の小栗旬VSカエル男役の妻夫木聡の対決です!!
妻夫木さんの怪演技は注目でございますぞ!「怒り」などの今までのイメージとは違ってまぁ~~怖い怖い(+o+)
「SCOOP」の時の福山さんや「ヒメアノール」の森田さんに続きぶっ飛んだ演技でございました。
尾野真千子さんや松重豊さんなどなど様々な共演者はいましたが、もうこの2人の演技に注目していただければ充分でございます。(「小栗~後ろ後ろ」って、つっ込みたいシーンもあるのでぜひチェックしてくださいね。)
極限状態まで追い込まれるけど家族愛がテーマの作品!大友啓史監督は「龍馬伝」「るろうに剣心」も大好きですが、この作品も好きになりました。(これからもついていくっすっ(*^_^*))
ラストシーンはメッセージ性ありありでございます。
原作を観ていなくても楽しめるサスペンスでございますよ。まぁ~~怖いですねぇ~~恐ろしいですねぇ~~~
日光嫌いの猟奇殺人鬼
「るろう」「ハゲタカ」大友啓史監督の「プラチナデータ」「秘密」に続く刑事もの第三作。ワーナー・ブラザースとWOWWOW製作。まず地上波放送はない。
見ないでいれば気になる作品だ。「セブン」の衝撃を思い出させるような作品になっている。
かろうじて事件は解決しているが、後味はあまり良くない。サディズムの極致。死体鑑賞という悪趣味。
タイトルにひかれて見てしまった。
大友監督は、取材を重ねて、画面上にハエまで飛ばしたのだから、リアルな部分もあるのだろう。全体的には警察ドラマになっている。
以下、ネタバレです。私には難解すぎる作品ゆえ、書いておきます。詳細なストーリーはすでにいくつものWEBにアップされているようです。
かなりイカレテいる男。
幼少期に両親を惨殺されたという資産家の青年。ボクシングくらいはやっている体つき。こいつは、基本的には世間からずっと身を隠して生きてきた。霧島早苗という。
彼には双子の姉がおり、そちらはちゃんとした医師である。患者数が数百人はいると言われる「日光過敏症」の専門医のようだ。この辺りは最後までじっくり見ないとわからない。
第一の事件。数年前の少女樹脂漬け殺人事件。この裁判が裁判員裁判で裁かれ、冤罪で死刑判決が出た。容疑者は獄中で自殺。冤罪のせいもあるがこの事件の詳細は映画では一切明かされない。
真犯人は、裁判員裁判の死刑判決を出した裁判官や陪審員たちを私刑で裁いてゆく。それも相当酷い殺し方で。
多分、この作品がとても痛いのは、この私刑の残酷さもあるが、それぞれの罪に対応する罰の内容である。死に方は生き方でもあると断定するような。
1.飼っていた犬を捨てた罪=ドッグフードの刑
2.引きこもり青年=母の痛みを知りましょうの刑
3.健全な家庭で不倫をしていた男=均等の愛の刑
4.美魔女=ずっと美しくの刑
5.占い師=針千本飲ますの刑
6.仕事人間とその家族=お仕事見学の刑
美魔女は、私刑の対象なのか?
あと、巻き添えを食って蛙男に殺された西野刑事がかわいそうだった。
フィクション前提だが、霧島早苗という男の行動は、これだけのことを全部一人でやるには相当な知力と体力と資金力が必要。しかも周囲にバレないように短期間にすすめるのは都会では無理だと思う。田舎であったとしても、小さな罪でパクられないように全部の事件を起こすのは、至難の技だと思う。
腹を空かせたシェパード三匹を用意するだけでも苦労だし(飼っているのか)、沢田からカーチェイスで逃げ切り、トラックを運転して攻撃した攻撃力や身体能力や、監視するノウハウ、数々の造形能力からすると、ちょっとした超人である。
単なる引きこもりオタクではない。
しかし原作を読む気には全くならない。
後半、ジグソーパズルの場面すこしだれたが、狂気の時間だ。妻夫木聡の、ラストの顔が崩れる瞬間までの演技はすごかった。
海老入れないでと言ったのに、八宝菜に海老がはいっていてクレームをつけた中華料理屋の客がなんかリアルだった。八宝菜頼まなきゃいいのにね。
それか、あらかじめ海老を入れないように言わないと。
全体的に緊張感があって楽しめました
原作未読の者です。最初から最後までクライマックスの連続でした!!役者の演技力の高さも相まって、カエル男に追い詰められていく絶望感が凄く伝わってきました!!ただ、カエル男が猟奇殺人を行う動機が少し不明瞭な気がしました。ストーリー全体を通してグロテスクなシーンが散ればめられているのでそういう描写が苦手な方は鑑賞を控えた方がいいかと思います
小栗旬は演技うまい
前半は次から次へと色んなことが畳み込むように起きてきて、観てて飽きないんだよ。「どうなる?どうなる?」ってのめり込んで観る感じ。
小栗旬が捕まってから、なんかウザかったなあ。引っ張り過ぎなんだよね。仲間の刑事もさ、もっと早く来いよ。
途中「奥さんも子供も殺されちゃったのか!」ってなって、なかなか良いシナリオだなと思ったんだけど・・・。やっぱり商業的に難しいよね。
ラストは「新たな怪物の誕生か」「はたまた悪意と向き合い強く生きるのか」ってとこなんだろうけど、どうでも良かったな。
「これは犯罪ではない。芸術である」って犯人は宮部みゆきの《模倣犯》がうまくできてて、他の人がやってもパクリにしか見えないなあ。
市川実日子いいね。「こんな端役?」と思ったら、そんなことなくて良かった。
楽しめはしました。しかし、 映画の中のリアリティが足りなかった。 ...
楽しめはしました。しかし、
映画の中のリアリティが足りなかった。
カエル男がなぜ殺人ミュージアムをやるのか?の丁寧な描写が欲しかった。
カエル男が強過ぎる。
等々気になってしまい半ばから没頭感が薄れた。おしい。
期待が大きかったからかも。
以下、追記。原作読みました。ラスト以外はセリフも含めてかなり忠実な映像化でした。映画で気になったところが漫画では引っかかりませんでした。
映画化は原作に忠実なら良いわけではないことがよくわかる。映画のための脚本になっていないのだ。カエル男が最後まで表に出てこないように、ミステリアスに見直せばもっと面白くできる。
全417件中、301~320件目を表示