「複数監督なのに見事な統一感!!」鬼談百景 アンジェロさんの映画レビュー(感想・評価)
複数監督なのに見事な統一感!!
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「残穢(ざんえ)」の小説家、「私」(竹内結子)による、お便り紹介コーナーという感じで、誰かがいるというだけでボコって解決とかはなくワンパターンですが、後半は慣れました。例えば洋画のホラー・アンソロジー「サウスバウンド」等と違って、複数監督なのに作風にズレが無く、間の取り方も共通で、自然に続けて観る事ができる所は流石プロという感じで、お見事だと思いました。「続きをしよう」で、子供たちを墓場でロケをさせて、墓石等で次々と流血させたのは、なかなかインパクトのあるチャレンジをしたと思います。「どろぼう」で、あー誰だっけと思って観ていたら、小橋めぐみだったのが最も怖かったです。かなり具合が悪そうでした。「空きチャンネル」の居心地の悪い和室や、「密閉」の生活感のあるクローゼットといったチョイスも良かったです。
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