鬼談百景のレビュー・感想・評価
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サクッと美味しい
なんとなく視聴。
ごはん食べながらサクッと視聴するのにもってこい。
始まった時、あれ?この声と語り口…
「残穢 住んではいけない部屋」の作家の主人公だ!
と、興奮した。
あの作品はJホラーの中では結構好きなやつ。
子供時代に「あなたの知らない世界」とかの再現フィルムを観てる様な気分でドキドキしながら楽しんでいた夏休みを思い出して、なんだか内容よりもノスタルジーに浸れたことが良かった。
残穢を先に視聴していたため後半の話は知っていたので少残念。
オチのないホラーは大好きなのでどの話も大変楽しめたが1番気に入ったのが「赤い女」
この話が好きな方とは仲良くなれそうだ。
ホラーよりも都市伝説の様な内容で、いい大人になった自分ではゲラゲラ笑いながら視聴できるが、学生という多感な時期に学校という狭いコミュニティの中でこんな話題が出たら大騒ぎだろう。転校て。
内容は覚えてないが私も学生時代「この話を聞いた人は…」的な話題があって本気で怖がった覚えがある。
世代は変わってもそんなネタを怖いと思うのは共通なのだなと微笑ましい。
残穢でも観たが「続きをしよう」は嫌だな〜
血が流れたらお家に帰れるとかほんと嫌。
一見コミカルなかくれんぼの中、血をダラダラ流しながら「帰っていいよね」って少しホッとした顔で帰る子供も怖いし、走ってくる赤い子供も怖い。
あとで、この作品が先で残穢が後だと知った。
続編出ないかな。
これは…ネタバレなのか?
そもそもネタバレなんてあってない様な作品なので問題ないけど、もし迷惑かけたら嫌なので一応ネタバレ仕様。
何故今まで見なかったのか。
映像のシュールを愉しめる人向け
短編集の和製ホラーを久々に観賞。正直、昔に比べて進化したなぁと感心しました。
昔はどう見ても胡散臭いのに、「本当にあったんですよ」の体を徹底する姿勢が逆に馬鹿馬鹿しく感じて距離を置いてましたが、今作みたいにシンプルに怖い話を淡々と映像化していくスタイルの方が断然好みです(☆+1)
演技も子役含めて寒々しい部分は少なく、同ジャンルに比べて遥かに自然で良かったです。何気ない背景での仕草や表情の変化に拘りを感じて好印象(☆+1)。
ただ一部怒声が煩いのはマイナス
話として一番面白かったのは「続きをしよう」。最初は墓場(!)で楽しそうに遊んでますが、徐々に自分たちが呪われてる事に気づき始める(でもやめられない)感じが面白い。しかも「怪我をしたからもう遊べない」という理由がないと帰れないらしく、終盤の子ほど嬉しそうに怪我して帰っていくのがとってもシュール。これは設定勝ちですね
次点は「赤い女」。貞子系の感染型呪い&感染させれば解放のパターンだけど、転校してきた元凶の子がずっとどこか不穏な表情で良い。最後、条件クリアしたはずの彼女が結局襲われたのは、主人公に話させた時に彼女も隣にいたから再度呪いがかかったって事でいいのかな?だとしたらアホの子ですね。笑
短編集だから当たり外れは避けられない(☆-0.5)けど、ちょっと注意したいのはラスト2話。
怪異というより人の闇を感じる(人怖)系で、「どろぼう」は水子絡みなので人によっては閲覧注意です(「密閉」はブラックジョーク寄りで私は好きw)。
あと効果音が糞デカイです。これがほんと色んな所で足を引っ張ってます。特に「影男」「空きチャンネル」は鬱陶しさMAXなので要注意(☆-3)
プロローグの「追い越し」が好きかも
ほとんどのエピソードは若者が主人公。そんなもん見間違いとか思い込みだよ・・・などとツッコミを入れながら見た。自分の若い頃を思い出し、あ~やったことある~と懐かしく思えた最初の追い越し。ただ、トンネルは片側2車線だし、道路も街灯が立ち並んでいるので、それほどの恐怖はない。
読者投稿ものの恐怖番組は心霊写真を中心としていっぱいあるし、わざわざ映画館で観るほどじゃないけど、ホラー監督が揃ってるし、全編ナレーターが竹内結子さんだということで、しっかり作ってあるように感じた。
ラストの「密閉」もオチがなかなかいいけど、スーツケースを拾ってくる男ってこと自体、性格おかしいから別れたほうがいいよって思った。
ホラー短編好きには堪らない!
映画「残穢〜住んではいけない部屋〜」の関連作品
ナレーションは同作品で主人公を演じた竹内結子さん
幽霊、都市伝説、ヒトコワ…様々なジャンルを楽しめるオムニバス作品でした。
ホラーというと邦画も洋画も恐怖の対象物はゆっくりとした動きである事が多いように思いますが、今作ではアグレッシブ過ぎて怖い!という物語がいくつか。
観ている分には笑えるけど、実際に出会ってしまったら怖すぎて動けなくなるよな…と考えてしまいます。
個人的に大好きだったのは、
○「赤い女」:赤い女の話を聞くとそれが怒って追いかけてくる、という噂話。赤い女のアグレッシブさが怖すぎる。
○「続きをしよう」:何故か墓場で遊ぶ事を止められない子どもたちの物語。遊ぶうちに1人ずつ大怪我を負っていくが…
なかなかの緊張感
短編ということでとても観やすく、それでいて結構な緊張感を味わえる話が多かった。個人的にその完成度は本○にあった○い話より素晴らしかった。
怖がらせる踏み切りの良さが感じられ、やる時は大胆にそれを起こしていたと思う。テレビで観るそういった映像は無理にオチを作ろうとしている様に観えて仕方なかったが、この作品に含まれている映像にはそういったものは無かったように思える。ジャンプスケアに頼っているうちはあれらはこういった「怖さ」には届かないとつくづく思う。
自分のお気に入りは「影男」と「尾けてくる」で観終わった後に同じ監督が手がけていたことに気づいた。特に「尾けてくる」は他より多少短いながらも怖さは個人的に強烈であった。
こういうのが怖いのだ。
これはある意味怖い😓
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