劇場公開日 2016年4月15日

  • 予告編を見る

スポットライト 世紀のスクープのレビュー・感想・評価

全293件中、221~240件目を表示

2.065点

2016年4月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

宗教社会という権威、地域共同体の忸帯が強い場所では罪が内々に私的に処理される。外からの目、最後には規範論が問題を公とす契機に。編集長の最後の言葉が偶発性を保障する素敵な宗教的名言

コメントする (0件)
共感した! 0件)
めたる

2.0実際にあった事

2016年4月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

たった128分で語ろうとするにはあまりにも難しい内容だった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
千恵蔵

4.5決して愉快な映画ではないから重いがこれぞ映画だね!!

2016年4月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

本作がオスカーを受賞しても、映画の内容、ストーリーラインは絶対見ないで、まっさらな状態で観たいと考えていた作品だったので、本当に映画が描き出す特ダネは、正に私に取っても特ダネだった。映画を観終わっても、しばし呆然と固まってしまった。
「スポットライト」の内容を全く知らなかった事で、記事を入念に調査し、取材して歩く記者達とある意味で、同時進行しながら映画の世界を追っていく事が出来非常に幸運だった。

誰からか、映画の内容を漏らされて事前に情報を得ていたら、もうそれは「スポットライト」の価値を失う。特ダネじゃない。
「連載特ダネリポート」と言うのは、正に時間との闘い、新聞のヘッドラインにデッカク特集される記事ともなれば、本当に新聞社の売り上げに関わる一大事。
この辺の緊迫感を非常に巧く描き出していたと思う。

米国は日本に比べると歴史が浅いとは言え、アメリカ合衆国はヨーロッパからの移民が最初に住み着いたのがボストンを中心とするエリアだから、保守陣営の伝統と誇りを最も大切に守っている人達が暮らすエリアだから、こんなスキャンダルはあってはならない。そしてそのスキャンダルを隠蔽する為なら何でもするかも知れないと言う事も納得出来る気がした。

この手のスキャンダルを描いた作品では「真実の行方」があった。

そしてまた、新聞記者が真実を突き止める過程を描いた作品では「大統領の陰謀」が代表作と言える。
新聞社を描いた作品もこれまでには、「ニュースペーパー」「消されたヘッドライン」
マスコミに不正を描いた作品では「ブロードキャストニュース」等があるが、本作はこれらの今迄の作品の中でも、緊迫感、サスペンス性、登場人物の人間性の描き方といい、抜群の出来だと思う。
重い内容の題材ではあるけれども、オスカーの作品・監督賞受賞も頷ける堂々とした作品だったと思います!
これは映画史に残るヒューマンドラマですね!!

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ryuu topiann

4.5重たい話ですが面白いです。

2016年4月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

2時間程度の映画でしたが、非常に内容が詰まっていました。テレビドラマ10時間分を映画のために2時間に縮めた感じです。人の名前や地域名などがたくさん出てきて、理解するのに大変でした。新聞記者のスタッフの方がみんな「仕事のできる方」の感じがうまく出ていたと思います。映画そのものは地味ですが、たまには派手なばかりでなくこのような映画をみたいものです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
らーめんきんぐ

4.0人間の欲望とは

2016年4月23日
iPhoneアプリから投稿

信仰、性欲、報道など様々な視点で人間のサガを垣間見たような気がします

コメントする (0件)
共感した! 2件)
movieholic

4.0実話だし。

2016年4月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

日本の檀家さんみたいなもんとは全然違うカトリック協会と信者たちの関係の違いに国民性の違いを感じた。
スクープを調べていくうちに状況が二転三転。すごくサスペンスフルに描かれていて娯楽性タップリに楽しめた。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
peanuts

4.0傑作です。アメリカの良心

2016年4月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

大統領の陰謀並みの傑作。レイチェルとリーブがいい演技、ビアノも効果的。撮影も普通でいい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
kubonbich

4.5期待以上!

2016年4月22日
iPhoneアプリから投稿

時間を忘れるくらいに、ストーリーにのめり込みました。
熱いですね!

コメントする (0件)
共感した! 1件)
くろねこ

3.5ジャーナリスト対教会

2016年4月22日
iPhoneアプリから投稿

変態神父をすっぱ抜く!
だけではなく、その先のカトリック教会内部までも暴く。

綿密な取材をたった5人のジャーナリストがコツコツと長期的に取り組み、すべてうまいタイミングで出稿。
途中テロの事件で自分達の取材が飛びそうになったのがハラハラしたけれど、徹底的な取材力と裏取り、デスクのコントロールのうまさやチームワークに感服。

自分無宗教なので、信仰心はあまりないので、ただただこういう事件についてはけしからんと、思う。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ネコ三昧

4.5驚愕の事実以上のハラハラドキドキ感

2016年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

いやぁ面白かった。
面白かったというと語弊があるかもしれないけれど、観ている最中、ハラハラドキドキの連続でした。
内容は「ボストンの新聞社のチームが、カトリック教会内部で起こっている小児に対する性的虐待を暴く」というもの。
この手のサスペンスものだと・・・

(1)何が起こっているのか、わからない
(2)よって、起こっている内容を調べ
(3)とんでもない事実が明らかになる、
といった文脈になることが多く、(2)の過程でハラハラドキドキさせるのが、常套手段。

けれども、この映画では、
(a)事実に基づいており、
(b)その事実は、米国では広く知られている
ということから、そういう常套手段でハラハラドキドキさせるわけではない。

何が起こっているかは、映画が始まってすぐにわかる。
カトリック神父たちが小児に対して性的虐待をしていて、それを隠蔽しているということ、である。

その規模や、隠蔽の仕組みなどははじめあからさまではないけれど、中盤ぐらいで明らかになる。
にもかかわらず、ハラハラドキドキする。
「にもかかわらず」ではなく、「それも、さらにハラハラドキドキする」のである。

このハラハラドキドキの理由は3つあり、それが脚本で巧みに表現されている。

1つ目は、虐待を受けた被害者たちのその後、について。

ひとりの被害者の証言ではなく、複数の被害者たちが登場し、かれらひとりひとりに異なる大きな傷跡を残していることが、過剰にならずに語られていく。
なかでも衝撃的なのは、加害者のひとりであった老神父が登場して告白するシーン。
彼もまた、被害者のひとりであった、というあたりに、連綿と続いてきた根の深さが感じられ、空恐ろしい。

2つ目は、性的虐待と隠蔽を公表するにあたって、公的な物証を得ようとする記者たちが奔走すること。

公的な物証にこだわるところが「ジャーナリズム魂の現われ」といってもいい。
ともすれば、被害者側の証言だけで記事を書いてしまいそうになるが、それではねつ造と謗(そし)られかねない。
被害者側と加害者側で合致する証言や、公的な物証があってこそ、ジャーナリストとしての中立と公正さが示されるというものだ。
そして、ここで用いられる公的な物証は、封印された「過去の裁判資料」で、その開示方法が「合法的」である。
合法的であり、またトリッキーというあたりが、脚本の巧みさでもある。

さいごに3つ目は、今回暴かれる事実が既に件の新聞社に送られていた、ということ。
10年以上前に証拠は揃っているにもかかわらず、報道されなかったのはなぜか・・・
そういう興味がさらに湧いてくる。

凡百な脚本だと、内部に教会側の協力者がいて・・・云々ということになるのだろうが、そうならない。
ここでタイトルの「スポットライト」という言葉が活きてくる。

この3つ目の原因が明らかになった際に編集局長がいうセリフが印象的だ。

われわれジャーナリストは暗闇の中を常に歩いている。
まちがった道を歩いていてもわからない。
スポットライトがに照らされたときに、ようやく、まちがった道に気づくのだ。
まちがった道なら、また、正せばいい。

なかなか言えるセリフではない。
映画の中の名台詞のひとつに加えられてもいいだろう。

マイケル・キートンを筆頭にしたジャーナリストチームもいいが、スタンリー・トゥッチ、ビリー・クラダップの弁護士側もいい。
アカデミー賞の演技部門にアンサンブル部門があれば、全員に進呈したいぐらい。

トム・マッカーシー監督の演出は、過剰になりすぎず、かといって淡泊にならずに、とちょうどいい塩梅。
この内容を2時間にまとめるのは、かなりの手練を必要としているはず。
思い入れたっぷりの過剰な演出よりは、ずっと好感が持てるし、今後もさらに期待が出来る。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
りゃんひさ

4.0いや〜面白かった。タブーに切り込む記者の地道な仕事を観た。教会があ...

2016年4月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

いや〜面白かった。タブーに切り込む記者の地道な仕事を観た。教会があんなに町に根付いているのは知らなかった!
レイチェル・マクアダムス好きだな〜
もう一度観ます!

コメントする (0件)
共感した! 1件)
マサロック

4.5安っぽい副題いる?

2016年4月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

徐々に明らかになっていく真実を、奇をてらさず、真正面から描ききることで、静かながら凄みを増していく。真実に迫っていく記者たちの焦り、怒り、憤りそして孤独が伝わってくる。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
shige12

4.0静かに怖く、力強い作品

2016年4月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

教会権力の闇を暴く、実話に基づいた話。

一時期アメリカにいた時、アメリカ人にとっての教会がとても重要で大切な物なんだと知った。日本人の自分にはちょっと理解できないくらいに。

文化の根底に根ざし、倫理を司る組織による巧妙な隠蔽。
周りに止められながらも、自分を曲げない地元記者たちの正義感。

静かに重く、心に迫る作品。とても良かった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Ryo Hirao

5.0久し振りに感じた静かな恐怖

2016年4月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

淡々と進む中で人物が繋がっていき、
実話であることを拒否したくなるほどの恐怖を感じる。
弱さ、強さ、苦痛、愛。
信仰とは何のためにあるのか、どうして生まれたのか深く知りたくなった。

エンドロールでこの記事をきっかけに主要都市で暴かれた虐待の数に、何も言葉にすることができなかった。

凄い映画。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ねこ

4.0面白い❗

2016年4月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

地元に根ざす新聞社が、カトリック信者の多いボストンで、教会の悪を暴く❗

いやー見ていて力が入りました

ウソをつけない動物ってすばらしい

コメントする (0件)
共感した! 1件)
れこほた

3.0実話のお話 新聞社の大変さを目の当たりに

2016年4月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

実話のお話 新聞社の大変さを目の当たりに

コメントする (0件)
共感した! 1件)
たかしきー

5.0納得のアカデミー作品賞!

2016年4月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

社会的に絶大な権力を持つ神父・教会に果敢に立ち向かっていった「ボストン・グローヴ」紙・"Spotlight"チームの戦いの記録。

実話が基になっているため、劇的な展開などはありませんが、様々な妨害や困難に取材に次ぐ取材や調査で少しずつながら打ち勝っていくさまがとても丁寧に映し出されています。

特に、アポイント・取材風景・被害者の心情など
自分がまさに体験しているかのような錯覚に陥ります。
(昔、新聞記者のはしくれのようなことをしていた身からしても、本当にわかりやすくかつ克明に取材に関する風景が描かれていると思います。)

また、目先のこと(一神父の不祥事)に留まらずに諸悪の根源(教会全体のシステム)を暴くまで取材を続け切った執念には思わず手に汗握って見入ってしまいました。
実話ベースでここまでの魅せる展開、これは納得のアカデミー作品賞だと思います。

この作品のように繰り返し足を運び、取材・調査を繰り返す。
これがマスメディアのあるべき姿なのではないかなー、と考えさせられました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
せっちゃそ

3.5映画は面白い

2016年4月20日
iPhoneアプリから投稿

なんというか、なんと言ってよいか分からないような…後味がよくないという感じでした。
不可侵のものを暴くことって精神的に大変ですよね。
物事の大きさに対して、映画は敢えてすごく控えめに、淡々と描いているようで、誇張していない感じです。だから説得力もあるし、モヤモヤします。
描ききれていないところを想像してモヤモヤします。

ラスト、おばあちゃんが「お水を一杯ちょうだい」っていうシーン。あれが個人的に意義のあるショットだと思います。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
空猫

3.0責任の行方

2016年4月20日
スマートフォンから投稿

「ダウト」で、やんわり、同じ題材やりましたね。なぜ、やんわり描かれていたか、本作で分かったような気がします。限られた空間と情報が、人を誤らせることは、有名ですが、身内の恥を隠ぺいしたいのも、人の性と云うか、業と云うべきでしょうか。しかも、隠ぺいするだけの組織力があれば、尚のこと。で、本作のセリフ登場です。『記事の責任は、誰が?』『…記事にしない責任は、誰が?』人は多かれ少なかれ、責任を担いで生活するもの。大きな組織にいる時でも、自覚したいものです。スポットライトを当てる側になるか、当てられる側になるかの、分岐点がそこに、潜んでいるようです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
機動戦士・チャングム