「ぐいぐい引っ張られる」スポットライト 世紀のスクープ fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
ぐいぐい引っ張られる
一言「なぜずっと見てなかった私!」。
聖職者の性的虐待という重い話が、ちょっと躊躇してました。
◎よかった点◎
・地方誌の1コラムのチームが、聖職者の事件を追う。
聖職者はすなわち「神」の存在。
その大きな壁を、一つ一つ崩していくメンバー。
それぞれができることを、コツコツ作り上げていく過程が実に興味深い。
・虐待した神父個人単位で取り上げるのではなく。
もっとその上=教会全体を狙う。なるほどなあ。
取材していく過程で、被害を受けた人・教会の内部を知る人。
それぞれの発言や情報をいかに聞き出すか。むむー。
・「記事にするなら、クリスマスが済んでからに」。
速報で報道するのではなく、地元誌ならではの配慮もあったり。
讃美歌が流れるシーンは、ちょっと胸にきました。
・記者達があちこち動き回る中で。
新人の編集局長が、じっくり腰を据えてアドバイス&アシストするのがいいね👍。
△いまいちな点△
・登場人物が多いので、ちょっと戸惑うところも。でも気にせず見れました。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「教会は何世紀もある。新聞が勝てるのか?」
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