「真のジャーナリズム。」スポットライト 世紀のスクープ 伊織さんの映画レビュー(感想・評価)
真のジャーナリズム。
記者たちの地道な努力が
教会の大スキャンダルを白日の下に晒した。
ボストン人々にとって神父は神様そのもので、
彼らを糾弾することは信仰を打ち崩すことにもなりかねない。
取材は情報源だけでなく記者自身の心も傷つけるが
それでも第三権力を行使して、
教会の暴挙を止めるため必死に進む。
こういった記者たちの地道な仕事ぶりに裏打ちされる形で彼らの正義が描き出され、自然と引き込まれる。
マークラファロがマイケルキートンに
マジギレするシーンや、
ラストの日曜の電話番シーンは最高です。
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