劇場公開日 2016年4月15日

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「ハードル高め」スポットライト 世紀のスクープ okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ハードル高め

2017年8月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ハードル高めな内容ですが、良作に間違いはないでしょう。弁護士がらみの情報開示、秘密保持のあたりで難解な部分はありつつも、記者側の立場で内容を追っていけば飲み込めるように出来ている。
序盤で気づくのは会話のテンポが軽快なこと。(おそらく演出で気を配っているはず)とにかくダラダラする場面がなく、緊張感を一定に保っているような印象。キャスティングは演技できる人に限られていて、とにかく穴がないです。
キリスト教が生活の根本としてあるような国であれば、衝撃的なスクープでしょうね。「いたずらはしたが、そこに悦びはなかった」と言ってのける元神父のセリフがすごい。行き過ぎた信仰心は罪悪感も飛び越える最低なツールになり得るということ。

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okaoka0820