「終わり方がまた良いですね」スポットライト 世紀のスクープ donothingさんの映画レビュー(感想・評価)
終わり方がまた良いですね
『扉をたたく人』ですっかりファンになったトム・マッカーシー監督のアカデミー賞受賞作品ということで観ました。
起きたことを時系列で描きつつも、記者を始めとする関係者の葛藤というか心の動きが丁寧に描写されてるなと感じました。
あとは、何のために記事にするのか、そのためにはいつ、どの程度、取材をしてから公表すべきなのか、という観点を登場人物は非常によく考えていて、本物のジャーナリストだなぁと感じました。
本気で世の中変えてやるという気迫がすごい。
中途半端な情報を敢えて過激にデフォルメして公表するような炎上商法ともとれる一部のメディアやジャーナリストの人達は、この作品を観てどのように感じるのでしょうか?
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