「信仰と教会は別」スポットライト 世紀のスクープ Momokoさんの映画レビュー(感想・評価)
信仰と教会は別
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今も多分この問題でバチカンは揺れているらしい。
教師の性虐待とよく似た構造があるが、生死、魂、生き方、価値観、社会化などのかだいでは、信者と家庭ぐるみでより深く関わる聖職者が加害者であり、教会が組織的に隠蔽していた事が重大だ。
時々報道されていたが、映画で見るとリアルさがあり、特にカソリックの伝統の中で育った記者たちが、自分の中の何かが壊れたように感じてしまう所が、しっかりと描かれていた。
現代社会で宗教の果たす役割は、変化してきた。しかし、宗教にしか扱えない大切な問題はたくさんある。
私自身の生活と直接関わる問題というわけではないし、どこまで理解できたのかは心もとないが、何か人の心の深い部分に響く映画だった。
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