「暗闇でひときわ輝く希望の光」スポットライト 世紀のスクープ スパイダーマンさんの映画レビュー(感想・評価)
暗闇でひときわ輝く希望の光
この作品がアカデミー賞作品賞を獲得したのと、個人的にキャストがとても好みだったので鑑賞しました。
グローブ社の中でも、児童虐待を続ける神父に関する事件を追うことを命じられたスポットライトチーム。
彼らがいかにして事件を明らかにしていくのか、その過程で奮闘する記者たちと事件の全貌を描いた物語です。
確かに、この映画は地味な作りになっていました。派手な演出などはされておらず、むしろドキュメンタリーに近いような映画だったのかもしれません。事実に基づいて作られているため、その辺りのリアリティはあくまでも追求したかったのだと思います。
犯罪を犯していたのが神父ということで、信仰心の強いアメリカ人記者たちは相当な衝撃を受けていました、その辺はやはり共感しきることは難しそうだったのですが、そのような凶悪な犯罪が実際に行われていたという事実自体に震撼させられるものがありました。
それにしても記者たちの仕事っぷりに本当に感心させられるばかりでした、彼らは過去の過ちにも気付くのですが、それでも諦めずに記事を書ききった不屈の精神はすごいと思いました。
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