「絵が綺麗!」BLAME! U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
絵が綺麗!
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前評判はは高いんだけど、その手の分野には疎いので、どんな付加価値があるのかは、さっぱりわからない。
が、
世界観が凄かった…。
増植していく都市って何?
6000階層??
ドロドロって食べ物?
…よくぞ、こんな設定を思いついたものだと唸る。
主人公は旅人で、今回の集落はその途中に巻き込まれたような形。
主人公の介入によって平和がもたらされた。
彼は今もこの機械仕掛けの荒野を彷徨い歩いている。
人間の唯一の希望のようだ。
終わりに至るモノローグにちとゾクッとした。
兎にも角にも絵が美しい。
これも日本独自の進化なのだろうか?
ジャパニメーション以外で目にするのはピクサーとかアメリカのものなのだが…あちらさんは3Dだ。
だが、この作品もそうだが、日本のアニメにはどこかセル画の時代の2D臭が残る。
血が通うとでも言えばいいのだろうか?
暖かみを感じたりする。
俺はこういうタッチの作品の方が好きだ。
ただ、なんの弊害なのかは知らんか、人物の動きにスロー過ぎる箇所があり、不自然であった。のっそり動く感じだろうか?
スピーディなとこはすこぶるスピーディなので何かしらの狙いがあったのかもしれんが、なんか間延び感を感じてた。
面白い話ではあったけど、設定が不明なトコも多く消化不足も否めなかった。
なんたがよく分からない事が、何だかよく分からない内に始まって、何だか終わっていった風な感じ。
シェーンとは違うけど、流れ者が街を救い、また流浪の旅に出るとこなんなかは似てるなあ。ラストに西部劇をちと重ねて観てた。
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