エイリアン コヴェナントのレビュー・感想・評価
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すっきりしない前日譚
この映画ってやる必要ある?っていうのが一番の感想。SF映画で前日譚と言われるとどうしても去年公開されたローグワンがちらつく。比較するのもおかしいが、ローグワンには見劣りしてしまう。この映画一本で何も完結していない。
この一本を通して何がしたかったのかよくわからなかった。ストーリーもチンタラチンタラして進まない。パニック感もたいしてない。
物足りない
前置きが長すぎるよ
訓練されてない乗務員
現実に置き換えればNASAレベルの一大プロジェクトだろうに、クルーたちの緊急時の慌てふためきようが素人レベル、訓練してきた形跡がない、乗って来た船内で銃ぶっぱなして大爆発とかドリフみたいな感じで笑ってしまった。
全体的に規律やマニュアルなどのディテールに深堀がない。当初の計画を変更する理由も弱すぎる。自分が血をかぶってながら自分以外の感染源を断とうとするクルーもいますし 、どんな教育してんだこの会社は!
でもプロメテウスより遥かに面白く映像も見ごたえがありました。それだけに詰めの甘さが気になります。
種を創造することで自己の尊厳を保とうとする行為は非常に納得をしました。アンドロイドがその行為に固執する理由も序盤シーンが印象的な効果を放っており、良き深きテーマとして映画をワンランク上におしあげています。
リドリースコット健在!
絶望の産声
悪い意味で予想を裏切るトンデモ映画、プロメテウスとSFホラーの金字塔、エイリアンを繋ぐ作品。
どう繋げてくるのか…前作への絶望感と旧シリーズへのリスペクトが入り混じる中で鑑賞
結果としては大アリでしょう
プロメテウスとエイリアン1にしかなかったオープンフィールドもあれば、従来の宇宙の閉塞性もあって両者のいいとこ取りの中間で着地させてた感があった
なにより、エイリアン1に繋がるという点で当時のモンスターが現代の映像技術で拝めたことに感動
またプロメテウスみたいなタコが出てきたら絶句していたところだ
アンドロイドのデヴィッドとウォルターの兄弟感も話を繋げるため巧みな使い方をしていたと思う
残念なのはヒロイン
シガニーウィーバーのような美しくも強い女性という従来のシリーズ出演者に比べ、強さはあるも顔が弱くて…
何より残念だったのはクルーの使い方
ホラーである以上犠牲者を出さなきゃいけないのは分かってる
けどなんともムダというか残念な死に方が多すぎて…もう少しマシな死なせ方があったんじゃないかとがっかり
と、残念ばかり述べてはいるが低予算ホラーが主流の現代でこうした壮大なサーガを拝めることには感謝している
もしかしたらエイリアンに向けてもう1作品間に挟む?そんな気が少しだけした
我々はどこから来たのか?一番のお題の答えがまだ見当たらないので…
映画を観て金を返してほしいと思ったのは久しぶり
エイリアン:コヴェナント
2017年87本目の劇場鑑賞。
「プロメテウス」の続編にして、
79年製作のSF映画の金字塔「エイリアン」へと繋がるSFホラー。
地球を後にした宇宙船コヴェナント号のクルーたちを待ち受ける驚愕の運命とエイリアン誕生の秘密を描き出す。
本作は「プロメテウス」の10年後にして、
第1作「エイリアン」の20年前にあたる時代。
第1作「エイリアン」のようなホラー要素ありのサバイアクションに仕上がっています。
タイトルの「コヴェナント」は宇宙船の名前で、
前作の「プロメテウス」も宇宙船の名前。
本作の方がまだエイリアンの起源が分かりやすく描かれており、
裏を返せば前作「プロメテウス」がいかに迷走していたかが見えてしまう。
コヴェナントのクルーがカップルだらけにはビックリ。
クルーのキャスティングが地味だったのは残念。
ジェームズ・フランコの出演は意外でした。
端的に言えばアンドロイド「デヴィッド」の暴走でした。
クライマックスでダニエルズはタンクトップの姿になって戦いますが、
リプリーのように戦う女感も薄れてしまっているのは残念。
ラストのオチも見え見えでした。
「プロメテウス」の倍ぐらい面白い
思ってた以上に面白かった。
数年前に観た「プロメテウス」がいまいちよく分からず、あまり面白くなかった印象があったので、今作はどうなんだろうと思っていたが、「プロメテウス」の倍は面白かったと思う。
質感というのか、エイリアンたちのぐちょぐちょっとした感じとか、宇宙船や舞台設定などの細かい描写や音など観ていて楽しめた。
正直、恐かった。「エイリアン」を期待して観に行くには、アクションになり過ぎず、かといってアート作品になり過ぎず、という、丁度良いぐらいのバランスで作られているように思う。
前作の設定を引き継ぎながらの、「SFホラー」としてよく出来ていたように感じる。
観た後、二本足で直立していたエイリアンに、人々の姿が重なったりした。「SFホラー」でありつつ、創造とは、進化とは、といったような深いというのか、意味深というのか、テーマ性を持っているのも印象に残った。エイリアンが産まれて、バンザーイとする姿は感動的でもある。
多分、粗探しをすると、結構、あれ?となる作品だけど、ノリで観る分には良いと感じた。
「やっぱりそうなるよね」のオンパレード
監督のお年を考えれば、これだけの作品が撮れるのは凄いです。
逆に言うと、「監督のお年」というバイアスをかけないとあまり褒める所のない作品とも言えます。展開はお約束のオンパレードですし、VFXも今どきの映画としては中の下と言った感。新しいものが何もないのはある意味凄い。
それだけに(他の方も仰っていましたが)惑星に降りる際の無防備さなど、設定のザルさが気になりますね。スター・トレックのTOSシリーズを彷彿とさせるくらい、コヴェナント乗員は無防備に惑星に降りていきます(笑)。そりゃあ無事には帰れないよねって感じで、当たり前のように起る悲劇には緊迫感が無く、ただただグロいなという印象しか持てませんでした。
主演のキャサリン・ウォーターストンについても、シナリオや演技プランが彼女の魅力を生かしてるとはいい辛く・・これなら新人を起用して、もっと大胆な演技と芝居をさせた方が良かったかも知れませんね。
色々と言いましたが、お約束ゆえにちゃんと見れる映画でもあります。高いレベルを望まなければ、そこそこには楽しめると思います。エイリアン1.2は見て無くてもいいかな。プロメテウスは見ないまでも粗筋を軽く抑えておけば良いと思います。
まちにまったエイリアン
登場人物が、ほとんど馬鹿しかいない映画
登場人物のほとんどが馬鹿。
未知の惑星に勝手に航路変更する副船長。
パニックを起こし、挙句に船ごと爆死するクルー。
肝心なところで血で滑る人続出。
冒頭で不運な死をとげた船長は、馬鹿な仲間に囲まれて、苦労してたんだろうなと思いました。
ヒロインに美と強さのエロティズム足らず!
元来の宇宙人・異星人の風貌の概念を一新させたギーガーのデザインが、衝撃的で、40年経った今も新作が作られる人気コンテンツ!
全シリーズとも広い宇宙の狭い艦内で、寄生→退治→寄生を繰り返す物語です。
1作目の衝撃を知る年齢の者としては、エイリアンは・・・・
やっぱり2までですね。
起源はもっとシンプルに描けば良かったのに前作プロメテウスから??を今回もそれを引き継ぐ感じの出来栄え。。。。
新旧アンドロイドを二役で演じたマイケル・ファスベンダーが、あまりにもソックリすぎてもしや!?って思うオチが当たってしまった^^;;;
ヒロインがもう少し万人受けするベッピンさんならもう少し楽しめましたが・・・
前日譚ならローグワンのように、リプリーに繋げる作品にせんとね・・・☆2.2
(°_°)眠かった、、、、。
人造人間が主役なの…⁉️
1979年の最初のエイリアンは当時、大学生でしたが、観終わった後、肩の力が入っていたのがドッと抜けた疲労感に襲われるほど緊迫感と怖さを感じました。
リプリーの強さの中にエロチシズムさえも訴えてくるものがあり、リドリー・スコットの映画の凄さを見せつけられた事を覚えています。
そのエイリアン誕生の起源となる今作。プロメテウスからの流れをくむ中で、エイリアン誕生の謎に迫ると聞いて期待していました。
SF作品としとのエイリアン自体が迫り来る恐怖やグロさは確かにありましたが、それ以上に新種創造としてのストーリー性が濃く、エイリアンは脇役に追いやられた感じはしました。むしろ、最後をみると人造人間が主役だったみたいな…。
先は見える展開でしたが、それでも面白く、2時間引き込まれたのはリドリー・スコットの映画づくりなのかな。
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