「人造人間が主役なの…⁉️」エイリアン コヴェナント bunmeiさんの映画レビュー(感想・評価)
人造人間が主役なの…⁉️
1979年の最初のエイリアンは当時、大学生でしたが、観終わった後、肩の力が入っていたのがドッと抜けた疲労感に襲われるほど緊迫感と怖さを感じました。
リプリーの強さの中にエロチシズムさえも訴えてくるものがあり、リドリー・スコットの映画の凄さを見せつけられた事を覚えています。
そのエイリアン誕生の起源となる今作。プロメテウスからの流れをくむ中で、エイリアン誕生の謎に迫ると聞いて期待していました。
SF作品としとのエイリアン自体が迫り来る恐怖やグロさは確かにありましたが、それ以上に新種創造としてのストーリー性が濃く、エイリアンは脇役に追いやられた感じはしました。むしろ、最後をみると人造人間が主役だったみたいな…。
先は見える展開でしたが、それでも面白く、2時間引き込まれたのはリドリー・スコットの映画づくりなのかな。
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