「ネタとは裏腹に普遍的なテーマ。」人生は小説よりも奇なり 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
ネタとは裏腹に普遍的なテーマ。
ネタとは裏腹に、テーマは普遍的な一本。
原題が示す通り「人を愛するということの不思議」というテーマ。
その点では納得のいく映画だが。
内容的には「老いて子もいないゲイカップルが、自業自得の迷惑を人にかけて回る」といった内容。
これはどうにも自由と権利をを履き違えるとしか思えず、劇中唯一の救いのマリサ・トメイに共感せざるをえなかった。
「何をしようと自由だが、あんたらの勝手のツケをこっちに回すな!」
人が違えば立場も違う、だからこそすべてが同じではないし、平等ではない。
何とも言えないガッカリ感が胸に残った作品。
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