「ウクライナ・オン・ファイヤーとセットで鑑賞すること」ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い かえたんたんさんの映画レビュー(感想・評価)
ウクライナ・オン・ファイヤーとセットで鑑賞すること
本作はデモ側に偏ってます。ですが、デモ側からの視点が非常によく分かる映画でした。見て良かったです。
ただし、本作とともに、オリバー・ストーン監督のウクライナ・オン・ファイヤーも見なければ、いまのウクライナの全体像はつかめません。
私は両方とも鑑賞して、ようやくウクライナ情勢が客観的に理解できた気がします。
この作品だけを見てすべてを判断するのは大変危険だと思います。
香港デモもマイダンと大変酷似しており、このような悲しい事態は誰かに仕掛けられている可能性が非常に高いのだと、両作品から気付かされました。
犠牲になるのはいつも現場の市民や組織の末端の人々。この犠牲を国家や自由のための犠牲と美化したり、英雄視するのはどうかと思います。命が一番大事。
そして、それは仕掛けられてる可能性をいつも頭の奥に置いておかなければ。なぜこのような自由のためのデモでの悲劇が、世界中繰り返されているのか。それはこの作品だけを見ても分からないと思います。
次へ生かすために、両サイドからの視点から冷静に見ないといけないと感じます。ぜひウクライナ・オン・ファイヤーも両方セットで鑑賞しましょう。
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