SCOOP!のレビュー・感想・評価
全256件中、161~180件目を表示
面白い
めちゃめちゃ最高。
命懸けのジャーナリズム精神の再生の物語なのか?
ゴシップ紙はジャーナリスト崩れ達の捌け口になっている、と個人的には思っているし、当事者達もどこか締観の様な自己矮小化の様な、あるいは、そのない交ぜの様な複雑なものを持ち合わせているに違いないと思うのだがどうだろうか?
戦場での命のやり取りを記録する戦場カメラマンも、盛り場で乱痴気騒ぎをする芸能人の下半身事情を隠し撮りするパパラッチも、人間のあられもない営みを、ただ忠実に暴きたてる行為に他ならない。
写真の中にあるのは我々の勝手な思い込みや、イメージで化かし上げた虚像から切り離された純度の高いリアルで、真実だ。
それを見たいと思う人間、それを知りたいと思う人間にありのままを届けるのがジャーナリズムの本質ならば、対象が違うというだけであって優劣や差異は無いのかもしれない。
本編を観ていてそう感じた。
余談になるが、二階堂ふみが脱がなかった事には違和感を感じてしまった。あの場面は可愛らしい下着で綺麗に纏めるより、生々しい悦びに身を委ねる姿を晒した方が説得力が増し、本作が傑作になり得た可能性があった。
そこが残念でならない。
まぁ、可愛いかったけどね(笑)
一見の価値あり
良かった☆
ガン見しちゃいました。
下品で猥雑で最高!
匂い立つエロス
一般に人が社会生活を営むには、社会から存在意義を認めてもらう必要がある。そのために大半の人は労働をする。モノやサービスを生産することで対価を得て生活するのだ。
人は自分の労働から対価だけではなく、評価も得ようとする。所謂承認欲求である。「いい仕事」という評価を得ることで、自分の存在意義に加えて存在価値までも得ようとする。
大半の人が辿るこの生き方は、無条件で肯定されている。労働での評価がその人の評価に直結し、評価を上げるために頑張ることがいいことなのだと、誰もが思っている。
社会の評価を得ることだけが人生なのかというと疑問があり、そうでない生き方をしている人々もいる。しかし現代日本では労働は憲法上の義務であり、尊重されるべき行動だとされており、あらゆる言い訳に使える大義名分である。
この映画は、仕事を一生懸命にした男を讃えるという、反論が難しいテーマの作品だ。仕事を「男の生き様」という、国家主義者が好きそうな綺麗ごとを恥ずかしげもなく表現する。確かに正論だが、正論過ぎていささかうんざりする。
しかし映画としては、意外に面白い。パパラッチという仕事は長時間の待機があり、危険な場面もあるようで、ハリウッドのアクション映画みたいなスリリングなシーンもあって、それなりに楽しめる。
文芸部に異動した部長から「いつまでもバカな芸能人のケツを追っかけてどうする、中年パパラッチ」と言われても、笑って相対化する世界観には、開き直った中年男の矜持がある。そこから観客が期待するのは、政府が転覆しかねないほどの国家的な大事件をスクープするような大きな「仕事」だ。
しかし大根仁監督には現政府を敵に回すまでの覚悟はなかったように思われる。ただ、女優を美しく肉感的に映す技術は名人級だ。吉田羊の演技には中年女のエロスが匂い立っていた。
とにかく楽しい
古ィ!監督も福山も!
気持ちの良いゲス
男性向け漫画
どうしたものか…
全256件中、161~180件目を表示