美女と野獣のレビュー・感想・評価
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失敗したリメイク
アニメ版「美女と野獣」はディズニーアニメの中でも屈指の傑作のひとつであり、本来的にはリメイクが必要がないくらいに完璧ともいえる傑作である。
本作はその実写化リメイクということでアニメで描かれた美点を、実写として損なわずに、かつ深化させて描くことができるかということに注目がされた。
結論としては、明らかに失敗であると思う。
まずつまらないのが演出がアニメと同じか、アニメ以下になっている点である。
例えば、ミュージカルでは、アニメと同じように人が配置され、同じようにしか動かない。アニメをただ人が代わりにやりました、というだけでしかなく、演出の上限がアニメに設定されている。それどころか、アニメで素晴らしかったミュージカル部分の演出がカットされる部分も多々あり、アニメには遠く及ばない。
演出がアニメ未満であることはミュージカル部分に限られず、全体をとおして、アニメと同じ表現をしながら魅力的な部分がカットされており、アニメに遠く及ばないことになっている。そうであれば、アニメを見ればよく、本作の存在意義が不明である。
以上のように、全体を通してアニメを超えようとしない演出が本作の致命的な欠点である。
次に、不必要な説明が多々ついたことが興をそいだ。
例えば、夜襲を行うときにル・フゥが「本当の怪物は何か」と夜襲に疑問を呈する旨のショットがあった。これは「本当の怪物」が野獣ではなく、扇動される村人らや扇動者ガストンであることを示唆したセリフであり、アニメ版を鑑賞した観客の多数が行う解釈を示したものである。こんな誰でもわかるようなつまらないセリフをなぜあえて挿入したのか理解に苦しむ。それを表現したいのであれば、セリフで喋らせるのではなく、「夜襲の歌」の演出の中で表現した方がずっとよかった(が、本作の「夜襲の歌」はただ歌っているだけで、アニメ版にあったようなガストンの緻密な扇動はカットされ描かれない)。
また、本作では、魔女に一定のスポットがあたる。それによってアニメのストーリーより面白くなる可能性があるはずもなく、無駄な時間になっている。
さらに、本作では、野獣の過去として粗暴になった原因が描かれるが、全く要らない。野獣の姿であんな森の奥に住まざるを得ない状況であるのだから、粗暴にもなるのは当然であるため、そこに理由など不要である。
また、ベルの母親までもが登場しモーリス・ベル・母親の関係性が描かれ、モーリスとベルの関係を強める場面がある。これも全く要らない。モーリスはベルの父であるし、ベルは村から「ファニーガール」として扱われており頼れそうなのは父親しかいないことから、二人の関係はもともと強くても何も問題がない。あえてそれを強める表現をする必要がない。
さらに、アニメから悪化した部分として、ベルを村に返した後の野獣の歌がある。ベルに対する未練を格好良く、壮大に歌い上げ、愛するベルのために自身の身の危険とベルへの愛を割り切ろうとしているかに見える。しかし、この後、アニメ通り、野獣はベルを喪失したことにより無気力になる(多数の家来が危険に晒されるのに大した対策もとれないくらいに)。じゃあさっきの格好良い歌いっぷりは何?と思わざるを得ない。ベルを村に返したいけど返したくないといった葛藤の歌であればよいのにと思う。
また、ガストンの人望のなさも改悪である。アニメ版ではガストンは英雄として人望が厚く、だからこそベルが(村人にとって)ファニーガールだったことが顕著になってベルに感情移入できるし、夜襲の歌も盛り上がる。だが、本作では必ずしもそうではなく、「ガストンの歌」ではル・フゥが村人にチップを配ったり、動かしたりしながら、ガストンを盛り上げるために協力を募る。ガストンがモーリスを殺そうとしたとなれば、村人はガストンに対する疑惑の目を向ける。これらの振る舞いから村人は常識人らしく見える。ベルがファニーガールとして孤立するのが変であるし、夜襲の歌以降も変になる。
ただ、全くほめるべき点がないかというとそうでもない。
アニメのイメージを損なわないようにするためか、キャラクターはアニメのイメージぴったりであったし、舞台・セットもイメージどおりである。同じものを作る拘りは良かったのではないか?(とはいえ、だからこそアニメを超えることができないことになってしまうため、アニメと同じようにする必要はないと思うが…)。
以上のとおり、本作のリメイクとしての出来は悪いと思う。ディズニーは、今後も過去の素晴らしいアニメ作品をリメイクをする予定があるようであるが不安である。
最高に胸キュン!!!2D字幕
ハリーポッターでは幼い頃から見ていたエマワトソンちゃん。本当に美しくていい子に育ちました!
エマちゃんが出るので楽しみも倍増で期待しまくり!
結果、最高でした!
息が詰まるような純粋さ、胸が締め付けられるような切なさ、もう胸がいっぱいです!
ストーリーもハラハラドキドキ!
野獣がどうしてこんな風になったのか、どういう性格で愛されているのかがよく分かって面白い!野獣の心中が切なすぎます!
魔法にかけられた時計やコップ達もとても素敵です!
イアンマケランや、ユアンマクレガーが出演していてびっくり!ミュージカルもエマちゃんの歌声が綺麗でとても楽しかった!
ストーリーでは、純粋な気持ちがひしひしと伝わってきて、途中から自然と涙が出てしまいました!夢の中の気分!
そういえば。
うっかりしてましたが、「美女と野獣」はミュージカルでしたね。
しかし、歌のシーンが華やかで、楽しくて満足です。考えるな、楽しめ。ザッツ・ディズニー(?)。
そして、ルーク・エバンスの歌声が素敵すぎ。ガストン、最低のやつですけど。
城の召使たちもかわいい。リュミエールの立て板に水の喋りは圧巻。主題歌を歌うのが、エマ・トンプソンだったのが意外でした。
ベルが…
ストーリーはほぼアニメ版と同じで安心して見ることができた。
ただ、時間の都合で仕方なく吹き替え版で見たせいか、映像は素晴らしいのに日本語歌詞の歌が合ってなくて、なんとなく安っぽく感じてしまった。
そして、こんなにミュージカルてんこ盛りにしなくてもよかったように感じた。
字幕で見るとまた違うのでしょうか…
エマ・ワトソンは、個人的にベルっぽくないな、と思い途中から入り込めなくなって残念。この作品でのエマはあまり美しく見えなかった。2014年版のレア・セドゥの方が合っていたような気がする。
ただ、最後のダンスシーンはエマが美しく、とても素敵でした。エンドロールまで素敵なのでぜひ最後まで!!
美しい世界観
熱烈なディズニー映画の美女と野獣ファンです。本作は一言で、すばらしかった!
忠実に再現されていて、さらに新しい歌もあったことから、これはこれで大変いい作品!!
エマワトソンの不敵な笑みというか、少し見下して眉をしかめたような笑い方がベルのイメージと合っていてとてもよかった。
呪いが解けた後の、疑いながらも顔を撫でるときの表情…!アニメのベルのイメージとピッタリ!!恋する表情はともかく、しかめる顔の演技はやはりうまい。
また、最近のフランス版美女と野獣でガッカリした野獣のビジュアルも違和感無し。アニメのイメージよりも人間に戻った王子様がハンサムすぎてちょっと笑っちゃったけど。
他の登場人物もほぼイメージ通りで、スッと物語に入り込めた。人種の多様化をグイグイ入れていたのはディズニーとして仕方ない流れなのかな…?
ただ、個人的にはどうしても気になる蛇足が二点。
・魔女の存在感の強さ
・謎にパリに一っ飛び
………これ、必要だった?
魔女、王子を野獣に変えておいて、城の近くの森に住んでるんかい。結局見守ってる存在なの?しかも最後の見せ場でここぞとばかりに現れて、バラ落ちてるのに生き返らすし…優しいの?意地悪なの??
あの家とも呼べない住居空間もなんの世界観を表していたのだろう…。
アニメ版通り、バラが落ちます、家来がガッカリします、同時に愛してるって言います、変身!のほうがテンポもいいし、しっくりくると思うんだけどなあ…。
家来が順に固まっていくのも、間延びしていて早く変身しないかなあと思って観ていた。…まあ、泣いたけど。
パリも謎。お母さんの設定を無理矢理組み込むなら魔女のポジションはっきりさせる展開いれてほしかった。別に元からベルはお母さんに捨てられた、って思ってたわけじゃないんだから、わざわざ振り返らなくてもよかったのでは?
とまあ気になる点はあったけど、他に関しては文句なし!ガストンとルフゥは適役だったし、興奮と感動の連続でした。
近いうちにまたアニメ版観返したくなりました。
感動のひとことに尽きる!
アニメーションの世界観を大切にしつつ、それを飛び越えたような感動がありました。
モアナの時にも思ったけれど、やっぱり表情がよかった。恐怖でしかない前半の野獣の描写から、ベルに心を開きはじめてからは、野獣の表情のアップが増え、繊細さや純粋さ、愛に満ちた表情が随所に見られました。野獣も人の心がまだ残っていたんだと、見る人の心をつかんで離さないものがあったと思います。
また、アニメーションにはない「家族」という要素があることも、感動ポイントの1つです。
ミュージカル調で進んで行く原作の流れも本当によかった。
エマ・ワトソンもベルにしか見えなかったなぁ^ - ^ 何度でもみたい作品です。
素敵な作品だが、気になる点も
原作はまったく知らず、吹き替え版で鑑賞しました。
観始めのころは日本語の歌に違和感を覚えましたが、だんだん慣れてきて最終的にはすっかりハマって観ていました。ララランドに比べてミュージカルシーンが多く感じられ、観応えがあって楽しかったです。
また、エマ・ワトソンが抜群に可愛いくてすっかりファンになりました。ララランドを蹴って美女と野獣を選んだとのことですが、彼女の気品ある雰囲気から言ってコッチの方が合っているので賢いなと感じました。
内容はなかなか楽しく、興味深いシーンもちらほら。
ベルが野獣に心を惹かれるきっかけが、狼から守ってくれたことではなく、本好きという共通する趣味を発見したことなのがリアルだった。ベルは本好きという個性を理解されず孤独な世界で生きていたので、世界を共有する相手と出会えて本当に嬉しかったのだろう。ベルは野獣との仲を深めていくうちに、父親以外の他者にはじめて自分を理解され、受け入れられていくような実感を得たのではないでしょうか。
こういったガチな心の交流が生じると、正直外見なんて70%くらいはどうでも良くなるもんです(30%の壁は高いですがね)。
他にもガストンに扇動される村人たちの感じはポストトゥルースな現代の映し鏡のように思えたし、また、キャラのバックボーンが比較的丁寧に描かれていたためキャラに深みもあったように感じました。なので、満足度は高いのですが、ものすごく気になる、納得できなかったポイントが一箇所ありました。
それは薔薇の花びらが散ってベルが愛を告白し、魔女の力で野獣が蘇るシーン。2人の力で呪いを解くのではなく、呪いを掛けた側の温情でなんとかなっちゃうという展開が、正直言って腑に落ちない。
ちゃんと言葉で伝え合い、愛の力で呪いをブチ破らないと、きちっと試練を乗り越えたことにはならないのでは?
ものすごく大切なパートだと思うのですが、原作やアニメ版はやはり同じように魔女に呪いを解いてもらうのだろうか?そこだけが引っかかってます。
久々に
彼氏と観に行きました
IMAXの字幕版で観ましたが
とにかく映像がとても綺麗でサウンドも素晴らしく
エマ・ワトソンの演技に引き込まれ知らず知らずに映画の世界に没頭してました
黄色いドレスで踊るシーンは感動して号泣してしまいました。
彼もあたしにバレないよう泣いたそうです
3回くらい感動して号泣しました
映画を観て泣いたのは久々だったので驚いてます
ディズニーってすごいのひとことに尽きます。
もう一度観たいほどには気に入りました
魔女が理不尽
アニメ版は見たことなかった。
魔女が沸点低すぎて理不尽な罰を与えてほんと酷いやつなのに、善人面してほんと酷い話。魔女さえいなければそれなりに平和で幸せで問題も起きずに過ごせてたのに。
次の日にアニメ版も見てみたけど、アニメ版の魔女は最初に絵物語的に出てくるだけで理不尽さがそこまで伝わらないので問題なかった。
実写にすると魔女の理不尽さが際立つ。
秀作ですが…少し残念
IMAX3D・字幕版と2D・吹き替え版を観ました。
アニメ映画として史上初のアカデミー作品賞候補、同時に3曲が主題歌賞候補、そして「美女と野獣」が受賞、ミュージカル化され記録的な大ヒットと作品の完成度の高さは実証済みだったので、余程の事が無い限り失敗はしない題材です。
アラン・メンケンによる「名曲」そして「名場面」がきちんと再現され、それだけでも感動ものです。特にオープニングの「朝の風景」「強いぞガストン」「ひとりぼっちの晩餐会」「美女と野獣・ダンスシーン」は映像ならでは華麗で素晴らしいの一言です。
中でも「晩餐会」と「ダンスシーン」は是非3Dで楽しむことをお薦めします。
魅力的なストーリーと素敵な音楽に支えられ、上出来の作品に仕上がっています。
しかし、作劇と言う点からは疑問に感じる部分があり、ある意味致命傷になっているとさえ感じています。
1.魔女の扱い方…最後のバラが落ち、呪いは解けることなく終わるのですが、なんと魔女が再び現れて呪いを解いてしまします。
これでは野獣が「愛し、愛されるなら呪いは解ける」という大前提がひっくり返ってしまいます。やはり原作?通り「I Love You」の言葉で呪いが解ける方が良かったと思います。
2.図書館の扱い方…特にミュージカル版で感動的であり、重要な場面でもある図書館をプレゼントするシーンが割愛され、あっさりと描かれています。後半の見せ場である徐々に心が通う始める流れにおいて、この図書館は非常に大切な存在だと思います。ミュージカルではこの図書館で二人が本を読むシーンが、名場面の一つとして数えられています。
3.野獣の素性の扱い方…クライマックスの名台詞である「僕だよ、ベル」「あなたなのね!」が本作ではありません。
それは事前のシーンで、ポット夫人により野獣の素性がベルに明かされているからです。これは本作品の本質的な部分に抵触する問題だとさえ感じます。王子とは知らずに野獣を愛したベル、という大前提が否定され、結果として前述の名台詞は出しようが無くなっています。これでは「野獣」と「王子」の眼が同じ、というネタ振りも効果的でなくなります。
この3点は強い言い方をすれば「改悪」とも言える変更だと思います。
華麗で流麗なカメラワーク、3つの新作も素晴らしい歌曲、大ヒットアニメの実写化としては十分な秀作だと思いますが、傑作にまでは至りません。
日本語吹替版…ポット夫人は(×)岩崎宏美の顔が浮かんでしまいます。個人的には濱田めぐみで聞きたかったです。
ベルは声質が全くあっていないと思います。ディズニーが良く許可したと不思議なくらいです。ビーストの山崎育三郎は合格点でしょう。脇役陣は問題ありません。新妻聖子とかいっそ濱田めぐみを起用した方が良かったのでは。吹替に関しては非常に不満の残る出来栄えでした。
良かった
字幕で観賞。
Disneyアニメ映画をほぼ忠実に実写化してると思う(微妙に変えてある所もあり。曲は多分ほとんど使われてる。)。
アニメでは明らかにされてない部分を補足するように、アニメにはない内容や曲もありました。この映画を見たら、ル・フゥに幸せになってもらいたいと思った。アニメではただのガストンの腰巾着だったのに。笑
個人的に…最後のほうでベルが野獣をbeastと呼ぶシーンで、アニメでは「あなた」って訳されててすごい違和感があったけど、実写版ではそのセリフが無かったので良かったと思いました★
絶賛されていますが…
まず良い点としては、映像が綺麗であること。
村や野獣の城などの再現度や、ベルのドレスの魅せ方などは満足でした。
しかし、ストーリーが別物です。
まずラストシーンで呪いをかけた魔女が現れる場面。
バラの花びらが落ちるまでにベルが愛を告白して呪いが解ける、という物語の大切なラストシーンですが、映画では花びらが落ちてしまったが魔女が呪いを解くという謎なストーリー展開へ。
間に合ってないけど本当にこれでいいんでしょうか。これでは愛の力ではなく魔女の力で魔法が解けただけです。謎です。
また、ベルが早々に野獣の正体が王子である事を召使い達から聞いています。が。
人間と知らずにそれでも野獣を愛する。見た目ではなく中身こそ本質だということをベル自身が見抜く事がこの物語の重要な部分。
王子という事をネタバレする意味はなんなんでしょうか。
またこの事をベルが知っているが故、野獣が王子に戻っても(上の魔女の件と相まって)全然感動がありません。
アニメの「ベル、僕だよ」「あなたなのね!」という感動のラストシーン部分がない。まさか王子だったなんて、みたいな驚きがない。だってベル知ってるし。戻った…!くらいにしか思わないでしょうね。
一応アニメに沿って瞳の色が映る描写を入れたものの、上記のおかげで無意味に。
さらに残念なのが図書館含め本のシーン。
アニメでは野獣がベルの事を想い図書館をプレゼントするがその描写が全くと言っていいほどなし。
「たまたま」ベルの好きなものたったのではなく、あの人を思いやる事の苦手な野獣がどうやったらベルに喜んでもらえるだろうと召使い達とともに悩み、図書館をプレゼントするという事こそが大切なのに…。
また、ベルの好きな本を読めるようになりたいと野獣が読み書きを勉強していくはずが、そもそも映画の設定では野獣が王子としての高等教育を受けて育っており、字が読める。本を読める。覚えている。なぜ。
この無駄にハイスペックな野獣のせいで、野獣からベルに歩み寄ろうとする描写が失われており残念極まりないです。
他にもこのような、意味の損なわれるようなストーリーの変更が度々あり、残念ながらそれこそ見た目ばかりで中身の伴わない物語になってしまっているように思われます。
ファンタジー
レビューを読んでいると、狼やら黒人やらお城の大きさなど、細かい設定に現実味を求めてる人がいるけど、そもそも、魔女が出てくるんだから、現実を求めても仕方ないんじゃ?。
ファンタジー作品として、衣装、音楽、演者、最高の出来だと思います。そして、3DCGの技術も堪能が出来ます。なので、特に、ディズニー好きじゃないし、エマワトソン好きじゃないですが、楽しく鑑賞が出来ました。
エマワトソンさんが、ララランド出演オファーを断ったというエピソードは、違う意味で、断って正解だと感じました。
強いぞ、ガストンが一番面白かった…。
たまらん
エマの歌声素晴らしい
この世のものとは思えない美しさ
もちろん映像もめちゃくちゃ綺麗
野獣の眼も👀
Be Our Guest も大迫力だし豪華
原作と同じところはもちろん違うところがまた良い
ベルの洗濯のシーンとかね
エマ・ワトソン力にひれ伏す
ワトソン自らが引き寄せたベル役。
アニメ版と同じ年月を歩んできた若きヒロインは、アニメよりもさらに一歩進んだ聡明で思慮深くかつ勇敢な女性像を描いてくれました。
脇も豪華
まず、ケビン・クラインがベルの父親役であることに喜ぶ。
オリジナルよりも知的で教養のある父親像に広げてくれる。(そこに「幼いときに亡くした母」というカギが加わって、ベルと王子のキャラクターに厚みが出ている)
歌巧者な配役でもあり、ガストン&ル・フゥの巧さ、 Mme.グランドローブの美声は耳福とでも言うべきか。
フランス訛りに苦労したらしいがマクレガーのリュミエールと、マッケランのコグワーツの対照はオリジナルのまま明るく楽しい。
ポット夫人のエマ・トンプソンの温かい台詞が優しく沁みる。
映像は、まぁCG力技だが、フランスの村 Conques や ポルトガルの世界遺産 Coimbra大学の図書室などをモデルにしているそうで なるほど奥行きがある。
なによりも音楽。
新曲を加え オリジナルの詞も練り直し、演奏アレンジもふくらませて、素晴らしいミュージカル映画になっている!
ああ、ららはなんだったの?
ところどころで立ってくるソロ楽器の音色も素晴らしい。
1億6000万ドルというミュージカル映画にしては最高の額をかけただけのことはある♪
この映画のアイコンでもあるボールルームシーン、ベルの黄色のドレスは、王子役の ダン・スティーヴンスの小さいお嬢さんのスケッチがモトらしい。
スティーヴンスが家にワトソンを招いたときに、ハマイオニが遊びにくる!と大喜びしたお嬢さんがいくつも描いたベルのドレスのスケッチを、ワトソンがデザイナーに見せ採用されることになったんだそうだ。
よき物語の環がつながっていくエピソード♪
あのセリフがありません!!!
もちろん字幕で鑑賞。
キャスティングは安心してみていられる人ばかりです。
エマのベルが似合っていないという方がいらっしゃいますが、ディズニー映画史上一番の美人キャラと制作陣に言われている(オーディオコメンタリーに収録)ベルですよ、なかなかしっくりくる女優さんって難しいのではないでしょうか…
ダン・スティーヴンスはじめ周りの俳優陣がハマりすぎている為気になりません。
が、あのセリフが…あのセリフが…存在しない。
存在できない脚本なのです。
アニメのクライマックスの野獣が人間に戻るシーン
王子「ベル!僕だよ」ベル「あなたなのね」
アニメではベルが王子が野獣に変えられていることを知らない為上記のセリフが発生しますが、実写は早い段階で野獣=王子だと知るので「よかった生き返った!戻った!」くらいの感覚っぽいです。
ベルが王子の綺麗なブルーの瞳を確認するシーンがありますが、単に野獣=王子を確認するためだけな場面です。
アニメは王子だと知らずに野獣が好きなった。実写は変身させられている王子だけどそれでも姿関係なく好きなった。微妙なニュアンスですが気になります。
ベルは変わり者です。野獣や喋る家具の存在を信じるのは容易だと思うので人間だった野獣にする必要はないです。
次に図書館でベルが感動して見上げるシーン、ホールでのダンスの印象的なシーンのカメラワークがアニメのそれではないので引き込まれません。
また、冒頭の村のシーンやベルの母親の話を短くして、ベルが野獣(の姿の王子)に惹かれる過程を丁寧に描いてほしかった。
ベルの母親との別れのシーンはいらないと思います。あの時代出産で命を落とすことは多かったのですから伝染病の犠牲になった設定にしてそこを掘り下げる必要はないのです。
それより王子の心が優しかった頃を見てみたいとかのほうがいいのでは。そうすれば王子の母親がなくなって性格が変わっていく様子をみたベルの野獣に対する気持ちの変化の一つに加わったのにと感じてしまいました。
物語に深みを出させたいのはわかりますが、掘り下げるところが違う。
テーマソングですが、セリーヌに新曲を歌わせたのならセリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンのBeauty and the Beastでいいじゃないですか。
セリーヌ→アリアナ・ジョンの歌の流れなので違和感しかないです。
残念なところをばかりあげましたがラストのルミエール達シーンには泣かされました。あそこは付け足してよかったシーンだと思います。
色々言ってしまいましたがアニメと全く同じにすればそれは芸がないと言われるので大きく膨らませたのだと思いますが膨らませる箇所が数か所おしいだけで、総合して映画館で見る価値はある作品です。
アニメとは違ったドキドキ!だけど、、、
91年のアニメーションの大ファンです。
字幕版で慣れ親しんだので、
迷わず字幕版を鑑賞。
アニメとは違った良さがありました。
映像が美しい!!
2人の距離が縮まっていくとこの
ドキドキ、特にビーストのドキドキが
リアルに感じてキュンキュンしました♡
ガストンのおバカっぷりが
リアルな人間としてかなり笑えました。
それに、ル・フゥ、いい味だしてました!
ベルのお母さんのエピソードや
ビーストの過去など、新しいエピソード、
よかったです。
魔法がとけたビーストが
めちゃカッコよくて、
やられました(//∇//)
(アニメ版は
ビーストのまんまででもカッコいいじゃん
って思ってたから)
よかったけど、なんか不満もいっぱい。
アニメ版が自分の中で最高すぎるせいなのか、
ベル、もうちょっとこうしてほしい、とか、
Be our guestの映像、なんだか安っぽい感じがして
アニメの方がよかった、とか。
特に、魔女はいなくて良かった。
魔法がとけるシーンは
バラが散る前であって欲しかった!!!
アニメ版の一番好きなシーンは
ラストシーンの二人のキスで、
魔法が解けていく感じがして
それが愛の魔法だと思える感じが大好きだったから。
なのに今作は結局魔女の采配みたいな感じに
思えたから。
だからものすごく消化不良な
残念感が広がっています。
美しい
とにかくエマが美しかった。
そして昔むかし観た美女と野獣のストーリーを思い出し、懐かしい気持ちにもなりつつ、ミュージカルだし、CGが凄くて、豪華で、煌びやかで楽しかった!
だけど、途中の食事の歌のシーン(蝋燭台やポット等がメイン)は気持ちが中折れしてしまった。なんだかそこだけは長く感じた。
そのほかはストーリーさえもやはり全て美しくて心踊った。
まぁもともと美しいものにしか興味がないクソな王子が街1番美しい女性と結ばれるなんて結局そこかよ!ってツッコミたくはなるけど、いいの。これでいいの。
王子は心入れ替えてこれからも頑張っておくれƪ(˘⌣˘)ʃ
最後のみんなが人間に戻るシーンは感動して泣いちゃった
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