「実は脇が素晴らしい。」美女と野獣 No-Bodyさんの映画レビュー(感想・評価)
実は脇が素晴らしい。
IMAX版で鑑賞。音響環境が整っていたので、改めてアラン・メンケンのオリジナルスコアの力を痛感した。
以前のアニメ版や舞台ミュージカル版を観ていたので一応のストーリーは何と無く知ってはいたが、キッチリとした形でのミュージカル映画としての鑑賞に稍不安は有った。しかし、そこは流石のビル・コンドン監督、抵抗感無く一気に観る事が出来た。
主人公のエマ・ワトソンはそれなりに良かったけれど、魔法が解けた後の使用人達が実はユアン・マクレガーやイアン・マッケラン、スタンリー・トゥッチやエマ・トンプソンだった事が分かると、怱々たる俳優陣が確りと脇を固めていた事がこの作品の最大のポイントの様な気がする。
作品自体興行成績は字幕も吹替も共に好調なのだろうけど、個人的にはやはり字幕版の方がかなりしっくり来る。特にミュージカル部分の日本語訳詞には結構な違和感を感じてしまうので…。
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