「つまらん要素が多々」ドクター・ストレンジ プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
つまらん要素が多々
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傲慢な医者のカンバーチッチ(以下カンバ)が事故で手を動かせなくなる。
過去に同じような深刻な状態から奇跡の復活を遂げた患者がいて、
その人の話を参考ににネパールの女性魔術師に会いに行く。
魔術の類を信じないカンバだったが魔術師の力を目の当たりにして弟子入り。
そしてやがては魔術師を超えるような能力を身に着ける。
魔術師は実は禁断の闇の力を使っていて、弟子らは疑惑の目を向ける。
でもそれは世界のためだったことが判明。でも同時に魔術師死亡。
そして残ったメンバーらで敵ボスを倒す。
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劇場で見たんだけど、正直面白くなかったなあ。
私はこういう映画を「中世ヨーロッパ系」って呼んでる。
個人的にはつまらん映画の代名詞的存在である。
「中世ヨーロッパ系」の共通点って何なのか考えてみた。
・展開が遅い
・全体に画面が暗く登場人物の性格が全体に重い
・主人公が浮世離れしていて感情移入できない
本作の主人公は現代人だが、性格的に浮世離れしている。
目的も当初は自分の手を治すためで、それなら共感できるんだけど、
途中から正義のヒーローみたくなって、それでもう感情移入できんわけね。
他の味方メンバーも全員が浮世離れしてるから感情移入できない。
逆に敵の側は詳しく紹介されず全然憎めないってのも良くないかな。
あと女性魔術師が途中から田丸麻紀にしか見えんかったわ。
かつてフランス映画でもそういう人いたな。欧風の顔立ちなんかな。