シビル・ウォー キャプテン・アメリカのレビュー・感想・評価
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それぞれの正義
様々な危機から地球を幾度も救ってきたアベンジャーズ。しかしそこには必ず多くの犠牲があった。アベンジャーズの今後の在り方に関して意見の食い違うチームと再び現れた最強の殺し屋にしてキャップのかつての親友ウィンターソルジャーことバッキー。彼の行動をきっかけに勃発する、各々の正義を信じるが故のヒーロー同士の争いの行く末を描くキャプテンアメリカシリーズ3作目にして、MCUシリーズ第13作目、フェイズ3のスタートを飾る作品。
お恥ずかしながらリアルタイムで観たMCUシリーズ最初の作品がこちらです笑。
今作を観るためのミーハー心の下、シリーズ通して観たところもう戻れないところまで来てしまいました(誰)
当時予告を観ながら感じていたのは仲間同士の争いなんてなあなあに終わってしまいがちだし、ましてやヒーロー同士の争いなんて絶対に死人なんて出ないだろうくらいの戦いだと思っていた。
しかしなんとまあ信念のある戦いっぷりだろうと驚き、もはや感動した笑。
今作はメインビジュアル通りキャプテンアメリカとアイアンマン、アベンジャーズの2大リーダーの対立から始まる。彼らは確かに当初から馬が合う方ではなかった。互いにスタークとキャプテンと呼び方はよそよそしいし、真面目と皮肉屋でまったく性格も合わない始末笑。
それでもアベンジャーズでの戦いを通して、互いに信頼し合い、友と呼べる存在にはなっていたはずだ。
前々作のAOUの頃から互いにスティーブとトニーとファーストネームで呼び合っていてもはやそこだけで軽く感動した笑。
その2人が対立する経緯も自身の信じる正義に従った結果であり、決して安易な行動ではない印象を持った。
トニーはAOU時のソコヴィア戦で犠牲となった人間の身内に出会い、アベンジャーズでの戦いの責任を強く感じ、アベンジャーズが国連の管理下にあることが最も平和な選択であるという考えだった。
それに対してスティーブは責任があるからこそ自分たちの判断で行動するべきだという信念、兼ねてから心の底にあったS.H.I.E.L.Dへの不信感もあり、その提案を却下。
意見の食い違いによりチームは2つに分離。さらに拍車をかけるようにウィンターソルジャーが爆破テロを起こす。アベンジャーズとしてウィンターソルジャー逮捕に向け動き出すアイアンマンたちと親友の濡れ衣を晴らそうと逃走するキャプテンアメリカたち。
互いの正義が真っ向からぶつかり合い、あの空港での戦いに発展する。
今回トニーがすごい人間らしくて良かった。アイアンマンになったきっかけ、自社の兵器で虐殺が行われていることを知り、人々を救うために行動する、を忘れずにとった最良の判断が国連の管理下にあることだったんだと思う。
それに反対するキャップの意見もわかるけどバッキーのことになるとムキになりすぎて(仕方ないが)少し冷静さを欠いていた気もした。でもあんなにも必死になって親友の無実を証明しようとする姿はある意味キャップらしくて魅力的に見えた。
そして何よりも見所は空港での戦闘であり、新顔でありながら美味しい役を担うブラックパンサーと権利関係を乗り越えてMCUに参戦してきたスパイダーマンである。
自分が観ていた劇場の前の席にいた外国人の方がトニーがピーターに会いに行くシーンでめちゃくちゃ興奮していた笑。
それくらいすごい共演なんだと感じた(どれくらい笑)
あとよくよく考えたら今作にヴィランがいない(強いて言えばジモ大佐であり、ウィンターソルジャーでもあるが)
救ったはずの市民から巧妙な復讐を仕掛けられたり、両親を殺した人間が親友の親友だったりと今回はドラマ的にも相当凝った作りになっている。
このシリアス感と歴代シリーズと比較してのコミカル要素の薄さ、それでいてエンタメ要素たっぷりでアクションに関しては過去最高ラストのキャップ+ウィンターソルジャーvsアイアンマンなんかもう泣けた肉弾戦と流血が過去最多な気もした。
MCUフェイズ3OPにして決定的分岐点的な作品に。アベンジャーズ2.5の呼び声はウソではなかった。シリーズ内で起きた事件や今までの人間関係や感情が全てまとめられたような現行のMCU内での最高傑作。
今後トニーが絶体絶命の場面でキャップが駆けつけるみたいなシーンがあればたぶん号泣する笑。
2016年06月04日(土)1回目@T.ジョイPRINCE品川
2016年07月23日(土)2回目@目黒シネマ
2018年04月19日(木)3回目
2019年04月16日(火)4回目MovieNex
何が起きても揺るがないキャプテンの信念
一作目は人生の崩壊、二作目は組織の崩壊、 三作目は仲間の崩壊。 キャプテン・アメリカは常に自分を試される危機にあるようだ。
今回のテーマは、アベンジャーズが国際的な政治組織に管理されるべきか、否か。 しかし管理されては手続きに時間がかかるし、組織の上層部が変わるごとに政治利用される恐れもある。戦うたびに犠牲者を出してしまうことがアベンジャーズの問題点だが、大勢を救う為には少数の犠牲が伴うのはしょうがないことだと個人的には思う。
トニーはウルトロンでの失敗(自分の過信と暴走)を反省したのか、意外にも管理される事を選ぶ。 対してキャプテンはそれを拒否する。
前作でも書いたけど彼は決してぶれない。その揺るぎなさにより仲間の信頼を得るのだが、それに対してトニー・スタークは信用が無いなぁ(笑) 体張ってるんだけどね、意外と直情的なのよね。ウォーマシンが墜落してしまったことで謝るファルコンを、何も言わずいきなりぶっ飛ばしちゃうし。
余談だが、単に撮影スケジュールがあわないことやギャラや脚本の問題だと思うのだけど、ペッパーがアベンジャーズや他作品にいっつも登場しないことに対しての辻褄あわせがいつも苦しい(笑)。 「忙しくて」「すれ違いで」「距離を置いている」などとトニーが言い訳するのが少し可哀想(笑)。
話の展開上しょうがないのだが、今回はアイアンマンが出過ぎだね。キャプテンの単発作品シリーズだというイメージが薄れてしまいかねない。しかしキャプテンが組織を離脱する形になっていることから、「アベンジャーズ」の続編とは称しがたいのかな。バッキーとの友情が軸ですしね。
今回はアイアンマンと決裂してしまった形だが、本当にそれはしょうがないといえる。 キャプテンにとっては、バッキーは“リアル”の自分を知る唯一の生き残りで、冷凍中に失ってしまった人生の、唯一残された縁(よすが)である大切な存在。そりゃトニー とは比べ物にならないですよ。
しかしクライマックスはまさかの展開だった。トニーの両親の映像がプレゼンの場で出てきた意味が最後の最後にようやっとわかる。忘れた頃に伏線がつながるので、ワンシーンも見逃してはならないですね。
だが数々の危機を放っておけば地球が征服される危険があったのだし、アベンジャーズはやみくもに大暴れしているわけではないと考えればわかると思うので(ハルク以外w)、今回の敵役、 ジモ大佐の復讐の動機はすこーし弱い気もす る。
「アベンジャーズ」は大味になってしまったが、 仲間との連係プレーが洗練されてアクションの幅が増え、ファンの一つの夢の形を見せてくれた。 今回はヒーロー同士が各々の特殊技能を使い火花を散らしたらどうなるのか?という、ファン垂涎場面がてんこ盛り。
スパイディがアントマンをグルングルンにするスターウォーズのATATシーンはSWファン泣かせやね!!
なんだかんだいって、「素手」「生身」という点で、「人間最強」なのはブラック・ウィドウじゃないのか(笑) そんな彼女と、【アベンジャーズ:エイジ・ オブ・ウルトロン】でシルバークイック、スカーレットに対して渋い男の姿を見せたホークアイがやりあうのが、個人的に何ともいえない気持ちに。
至近距離から矢を撃ったら死んじゃうし(笑)
躊躇する男性陣に、スカーレットやブラック・ウィドウが「手を抜くな」と嗜めるのもいい(笑)
今回、スカーレットに淡い恋心さえみせているヴィジョンが面白い存在。「我々の存在が災いをよんでいる」「それでは君は永遠に理解されない」なーんて、人間ではない者が一番理性的だなんて皮肉すぎる (笑)。彼がどうなるのか、今後楽しみ。
プロット改悪にがっかり!!
前作「キャプテンアメリカ:ウィンターソルジャー」が大好きで2年間楽しみにしていました。「シビルウォー」原作はキャプテンがアイアンマンに敗れて亡くなりバッキーが後を継ぐ話ですが、映画ではキャプテンは死なないし、特に大きな転換点ではなく普通のアベンジャーズの1エピソードに過ぎなくなりとても残念です。「超人登録法」が「ソコヴィア協定」になって重みがなくなっています。ウィンターソルジャーで熱狂した、アクションシーンからとアクションシーンという流れるような連続もありませんでした。クライマックスの空港でのヒーローチーム激突も、戦争ではなくヤンキー映画の殴り合いぐらいの小競り合いで、空気が読めないアンドロイドのヴィジョン以外は本気を出さずつまらなかったです。あとハルクどこ行ったんですか。
文句なしの娯楽映画
各キャラの見せ場。ストーリー。構成。演出。
どれをとっても見事にわかりやすく、観客を置いてきぼりにせずに楽しませてくれる作品だと思います。
バットマンVS~の暗くて見づらかった鬱憤をスカッと吹き飛ばしてくれて、楽しめた作品です。
壮大な喧嘩を2時間半
始まりから終わりまでずっと喧嘩です。
トニー、キャップ、どちらの言い分も正しく、どちらも相手を思っての行動であり、胸が痛くなります。
ストーリーに関しては何も申し分無いです。
しいていえばバロン・ジモが地味でしたね。
ヒーロー同士の戦争がやはり見どころです。
拳をぶつけ合ってでも友を止めなければならないヒーローたちの心はさぞかし苦しいことでしょう。
自分としては、ウォーマシンやファルコンが
とてもかっこよくなっていたのが嬉しかったです。
ファルコンはアベンジャーズで出番がなかったので、今回は最高に大活躍です!
それと、スパイダーマンがついに参戦!
過去作二人のスパイダーマンと比べても劣らない
最高のピーターパーカーです。
次回作が楽しみですね!
キャプテンvsスターク
ソーとハルク以外のメンバーが出てくるのでアベンジャーズと思って見てしまうのですが、これはキャプテンアメリカのシリーズだった・・・・・と何回も( ゚д゚)っとしてしまった。今回はウィンターソルジャーにされたキャプテンの親友バッキーを巡ってスティーブとトニーが対立して最後まで戦います。アベンジャーズが分裂して何だか寂しいシリーズとなりましたが、ソーやブルースが戻ってきたらまた最強のチームワークになれることを祈ります。
MCU愛が試されそう
キャップとトニーが戦争する。
このコトの重大さを実感するには
それなりにMCUを知ってないと
そもそも難しい気がします。
その後も「え?!」という展開の連続ですが、各キャラクターどうしの関係性や性格を知ってないとその驚きすら感じづらいと思いますし、コアなファンであればあるほど楽しめるのでしょう。
そうでない方はただのアクション映画として見るしかないのですが、それだと非常に勿体無い気がします。
アクションという行動より、その行動に至る動機のほうが遥かにウエイトが大きいからです。
MCUのソーとハルク以外は制覇してからご覧になる事をおすすめします。
シリーズとして見てない人にとってはただのアクション映画
マーベル作品好きにはたまらない一本だろう。ただシリーズでもあるため、単体やマーベルに興味がないまま見てしまうとただのアクション映画だ。原作漫画と違う方向で描いてしまったためキャップは生きてるし、ウィンソルはまた寝るという手抜き…?エンドに感じた…ワカンダの関係やアイアンマンの父、1940年代との関係性が未だ色濃く繋がっているし、やはりキャップの信念は強く自我がはっきりしていて惚れ直された。テレビ広告などでスパイディが出ることをしつこく流していたが、それほどのものか?アントマンが出演するのはまだ分かるが、スパイディは次の映画の宣伝のためにゲスト出演しているだけのようで映画本来にはいなくても良かったのでは?と感じる。アイアンマンとの面接シーンもスーツを1から作り直すためのこじつけか。これからどう続いていくのか不安しかない。
MCU Can Do No Wrong
Captain America Civil War, the third installment to the star-spangled hero is the culmination of MCU's 8 years long journey. There's a lot to take in this movie, yet the Russos excels at guiding the audiences through numerous plot points, whilst balancing the ever expanding cast of the super individuals. Captain America Civil War shows extended level of craftsmanship and without a doubt is the definitive superhero flick to date.
マーベルですマーベル
マーベルわからない隣の子はキョトンとしてました。
マーベルは追っかけて見るから面白いのかね、やっぱり。
マーベルとディズニーの乱発には脱帽です、とりま見てしまう
あっ、アベンジャーか。一緒かw
一緒じゃないかww
これ一体どうなるんだ。
なんか、今までとテイストが違うmcuだと感じた。
面白いんだけど、今までの空気が好きな人は最後なんとも言えない気持ちになるかも。
あと、スパイダーマンがなんか可哀想だった。
結構良かった
マーベル映画はついつい観てしまうのですが、その割にあまり好きではありません。しかし、今作はストーリーや格闘シーンが分かり易くまあまあ楽しめました。不満点は他の作品と同じく主要なヒーロー達がタフ過ぎて、格闘シーンでハラハラもドキドキもしない所です。
サイコーに面白い傑作でした。
MCU作品はほぼ全て見てきた中でもトップの出来栄えでした!
監督は「ウィンター・ソルジャー」からのルッソ兄弟で、前作もアメコミの映画としては、ただヒーローが活躍するだけでないポリティカルサスペンスで大変面白かったですが、今作は見事期待に応える以上の傑作でした。
ヒーロー映画なのに、全員が一致団結して倒すヴィランがこれと言っていない、(強いて言えば最初のクロスボーンズだけで)どちらも正しくどちらも間違っているとも言える難しい話で、答えが出たところで誰もが釈然とはしないと思うのですが、よくぞここまで描き切ったと感動しきりでした。
その話と並行して進んでいくサスペンスも非常に素晴らしく、初めて見たときは思わず息をのんでしまいました。
映画としては素晴らしい作品ですが、惜しむらくは近年では定番のシリーズ物なので、前作や過去作を知っておかないと楽しみが減るということもあり、少し減点しました。
しかし映画のクオリティーはまず間違いなく傑作と言っていいんではないかと思います。
楽しめました
マーヴェルの映画は、冒頭のパラパラマンガ?
すごくカッコ良いので、それだけでも
テンション上がります。
マーヴェルのキャラクターでは
スパイダーマンの次に、
キャプテンアメリカがお気に入りなので、
楽しめました。
内容はやはりマンガっぽいですね。
今回は、アントマンやスパイダーマンも参加して
よりコミカルでした。
アントマン、意外に面白い映画だったのかと
気づきました。(笑)
キャプテンよりだから
キャプテンアメリカは、マーベルの中で唯一、寝てしまったという過去があるので、ほぼ平常心で見てました。スティーブに対して、かっこいい~~~という感情がわかないんですよね~~~。脈拍が上がったシーンは3点。
・スパイダーマン!!可愛い~~~そしておばさん、若っ!!
・アントマン!!いやいや、それじゃあ全然アントじゃないでしょ!!
・ボスキャラ!!コッホ先生じゃないの?!ずいぶん、ダークになったな。
良かった
アベンジャーズシリーズの中で一番好きになれた。
アイアンマン一筋だったけど、今回初めてキャプテンかっこいい!って思った(*≧∀≦*)
キャプテンが素手でヘリコプターをとめるシーンがあるんだけど・・鼻血もんです(笑)かっこよすぎ~
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