ザ・ブリザードのレビュー・感想・評価
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アンビリバボー
12人乗りの小型救助艇。そこに32人の遭難者を乗せるという離れ業をやってのけた!救助史上最大の栄誉ある行動・・・という実話に基づくストーリー。
タンカーは船長を失い、嫌われてはいるが船に一番詳しいシーバート(アフレック)の指示に従うようになる船員たち。避難ボートで逃げようとする乗組員が多い中、浅瀬を見つけて座礁させるという作戦を取るシーバート。彼もまた功労者の一人だ。
ミリアム(ホリデイ・グレインジャー)との結婚を2か月後に控えるバーニー(パイン)。結婚の許可をもらわなくちゃとクラフ司令官(バナ)に求めようと、2人別々に彼に訴える。ダメダメ司令官と言われつつも、そこのところはきっちり守ろうとするバーニーたち。救助に向った彼のことが心配でならないミリアムの姿もなかなかいい。
映像と音響効果に圧倒されるが、ストーリーが単純すぎるという欠点もある。まるでアンビリーバボーを映画化したような作品。
視聴:1回目 推薦:映画マニアのみ 感想:ディズニー提供のディザス...
視聴:1回目
推薦:映画マニアのみ
感想:ディズニー提供のディザスター実話映画。興味津々で見ましたが、これが本当ならすごいです。無謀なシナリオでフィクションならありえないと言ってもっと悪い評価つけてました。
タンカーが割れること自体知らなかったですがそんな海にボートみたいな船で助けてありったけ乗せて帰ってきましたって。すげーな。
実話を基に..
派手な感じではなく割りと淡々と進み
しかし主人公の諦めない闘志が、
見ているこちら側まで希望を与え
最後、ほっこりとした気分になりました。
海や船を題材にしたパニック系映画は多いですが、
パーフェクトストームのように全員死んでるのに
実話と歌った映画とは違い、
最後に実際の写真も流れます!
沿岸警備隊は必ず出勤しますが・・戻るとは限らない
映画「ザ・ブリザード」(クレイグ・ギレスピー監督)から。
「事実に基づいた物語」の表示で始まる作品は、
どうしても、事実にどれだけ忠実なのか、さらに、
監督はこうした事件・事故のどこにスポットを当てて、
視聴者の私たちに、何を伝えたいのかが知りたくなる。
実は、この作品も同じだった。
夜の海、それも大荒れの海が舞台だから、画面全体が暗い。
陸上や部屋の中のシーンでさえ、明るい映像は少なかった。
その中でメモした台詞は、監督の伝えたかったことなのか?
そんな疑問まで持ちながらの鑑賞となってしまった。
選んだ台詞は、実際にあった話として
「沿岸警備隊は必ず出勤しますが・・戻るとは限らない」。
ただ、こんな大きな事故ではないにしても、
毎年、毎月、海の上の事故は発生しているだろうから、
その度に危険を承知で行動し、陸上の消防士と同じように、
家族は常に、ハラハラドキドキの日々を過ごしている。
仕事に真摯に向き合っている夫(恋人)を誇りに感じながらも、
何もあなたが無理しなくても、という感情が入り乱れる様子は、
こういったドラマにはつきものだ。
消防や救急、自衛隊(海外では兵隊)がドラマになりやすいが、
海上の沿岸警備隊も、頑張ってますよね、監督。(笑)
地域住民の暖かさ
遭難したタンカーの救助に向かう為に嵐の中に船を出す事になった沿岸警備隊員の話。
以前漫画で船乗りの話を読んでいたおかげで浅瀬に漂流とか砂州を乗り越えるとかがどういう事なのかが分かっていたので、より楽しめた気がします。
暗
しょうがない事かもしれないが、画面が暗い…。
黒い、色がない…その連続によって、どんなカットを見せられてもストレスが加算されてく。そして、つまんねーと思う。
やってる事は凄いと思うのだ。
海の上だし、嵐だし…随分、知恵を絞ったんだと思う。
だが、しかし…暗くて、よく伝わらない。
端的に言うと、見えない。
非常に残念な感想になってしまった。
そして、ダルい。
結果は分かってんだ。
…だから、その結果に至るまでに、どんな事で何が起こったかなんだけども、先に書いた暗さが邪魔して、変化が乏しく見えてしまう。
そして…カットが長い。
何をアピールしたいんだと考えてしまう程、カットが長かったり、重ねられたりしてる。
意味を捉えきれないから、モッサリ感を抱き、うんざりとする。
それと、悲壮感が足りない…圧倒的に。
真冬だぜ?
嵐ん中だよ?
海にも飛び込むし、雨も止む事ないよ?
何時間、雨風にさらされてんだよ?
極限もいいとこだ!
…な、はずなのに、皆さん余裕が感じられる。「フッ…」とか鼻で笑ってたりする。
ガタガタと震えてる人など1人としていない。
そして、街に着いたら、とても元気で服まで乾いてるように見える。
主人公を残して皆んな波止場から去ろうとするし…ヒロインと2人きりのシュチュエーションにしたいんだろうけど、あんまりだ!
事実に基づいてる話しなのに、演出上の嘘が妙に目立つ。
4Kとかで見る事があったら、違う感想になるかもしれない。
元凶は暗さだ!
もう、眠くて仕方がなかった!
なので、恋人のエピソードとか、ちっとも頭に入ってこなかった!
凄まじい
スター・トレック好きなので、やはりクリス・パイン=カーク船長となってしまいますが、今回は小舟で一体どんな指揮を執ってくれるのか期待してました。
船が難破したり沈没したりする映画は何作か観てますが真っ二つに折れるタンカーは圧巻でしたね。
劇場ならではの迫力で、この大破っぷりはNo.1かもしれないです。
嵐の様子も凄まじく、その中を突き進むバーニー船長率いる警備隊。
船を守ろうとするシーバートと乗組員達。
どちらも熱く素晴らしかった。
私はシーバートもう一人の主人公ではないかと思えました。
タンカーから救助艇に降りる時に躊躇してる仲間を安心さようとした船員が船に叩きつけられ海に沈んでいくシーンがありましたが、あそこは悲しかったですね。
もうちょっとだったのに…あれが実際に起きてた事なら悲しすぎます。
迫力ある映像も素晴らしく危機的状況でも生き抜こうとする船員の執念と、助けに向かう警備隊の熱意がなんとも力強く、生命感があふれてる作品だったと思います。
これが実話というのだからまた凄いですよね。
ほんとにあった話(驚)
羅針盤を失ったのに偶然船を見つけ、帰りは羅針盤もなく方向も分からないのに無事に帰れた…?!
これほんとにあった話なんですか!この奇跡がすごすぎる。
映画やドラマではよく作られそうな話だけど、実話と聞くと「はぁーーーっ!」と感心の声を上げたくなるくらいです。
あの小さい救助船の頑張りがすごすぎる。
大きな波を乗り越え32人も乗って無事帰還。
よく頑張ったなぁ。。
( *´・ω)/(;д; )ヨシヨシ
ひ弱そうな主人公の最初と最後のイメージがガラリと変わりました。波を抜ける彼はなんかとても男前になった!
羅針盤を失い、皆が帰ろうと言ってるのに
絶対に連れて帰る、見捨てない!この男気すごい。まぁ助かったから結果よかったけど…
ヒロインとの再会はそれなりに感動。
ヒロインはミランダカーに似ていた。笑
真っ二つになった船を仕切ってた俳優さんが男前すぎた。あの方は一体…
真っ二つになったもうひとつの船は人員はいたのか?など全く謎だった。気になる。
エンドロールで当時の写真が見られました。
It's justa regulation,right? 1952年に実際にあった海難救助の映画化作品
あまり期待してなかったら意外に楽しめました。ただストーリーで魅せる作品ではないので映画館のスクリーンだと面白くても、TVの画面で観ると大して面白くないかもしれないです・・・
クリス・パイン演じる主人公バーニーが不可能だって言われてる砂州を通って救助に向かうシーンは迫力満点。コンパス流された~って言ってましたが、あんな状態でコンパスしか流されなかったのがスゴいです。メチャメチャ波に揉まれてたやん!また、真っ二つに割れた船側でもあの手この手を駆使して沈まないように努力する船員達のドラマも熱かったです!
主人公が最初は頑なにルールを守ろうとする人物に描かれているのですが、最後は「規則はただの規則だろ」っと救助の為に規則を無視するシーンが良かったですね。救助の現場では臨機応変って大切ですよね。
ただヒロインがかなりウザくて、そこはマイナスでした。正直ヒロインのパートは見てて不愉快に感じて、丸ごといらなかったです。作り手は強い女性と単にわがままな女性とを勘違いしているのでは?わざと嫌われるようなキャラクターにしてるならまだしも、「自己主張が強ければ強い女性なんでしょ」っていう書き方は逆の意味で女性蔑視なのではないでしょうか?
とまあ深い事は考えず、嵐の映像の再現率は半端ないので、嵐に負けず闘う男達の映像を楽しむ映画だと思います。
ある程度の海に関する知識が必要
3Dで見ました。
この映画ノンフィクションなのでお話としては単調なのですが、そこを補ってあまりあるぐらいの面白さです!
過去の事で葛藤がある主人公がそれを乗り越えるシーン、沿岸警備隊の仕事の事が解ってなかったヒロインがやがて回りの人と関わるうちに成長していくシーン、救助に行く四人の主人公達の覚悟と友情、遭難したタンカーの男達のプロフェッショナルな働きぶり、そしてなんと言っても迫り来る大自然の迫力!特に砂州に立つ大波を乗り切るシーンでは思わず息を止めてしまいました!(´∇`)
しかし、欠点が無いわけではありません。
私は海の上で働く職業をしています。ですのである程度の知識がある状態で観ることが出来ました。確かに全般的に海の上で起こることが正しく描かれているのです。しかし、海とかかわりがない人には一部説明不足な部分があるんじゃないかな……と。(´・ω・`)
これほどのの映画が説明不足の為に評価されないのでは勿体ないので、一部補足してみます。
・砂州で波が高くなるのは何故なのか→大きな波のある海面では波が海底の地形をかけ上がるって来る為浅ければ浅いほど波が高くなります。
・船首の折れたタンカーが操船できるのは何故か→船が船首を尖らせるのは造波抵抗低減の為です。ある程度の船体の長さ、動力、舵があればかなり制限されますがある程度の操舵は出来ます。
・上げ潮とは何か→満ち潮の事です。月の引力が海面を引っ張る為海には水位の変動が生まれます。また、満ち潮の間は浅瀬に起因する波は低くなる傾向があります。更に、湾になった地形では満ち潮の間は陸地に向けて潮が流れます。
以上のようにある程度の事前知識があればこの映画はもっと面白く見れます!そうでなくても大迫力の映画館で是非見て頂きたい映画です‼( ´∀`)
まあまあだった
どれほど手に汗握るかと思ったのだが、退屈で全く興奮しなかった。最後は眠くなった。船が真っ二つに割れている割に沈まず舵をとることもできて驚いた。あと、寒そうな感じもそれほどしなかった。
救助に駆けつけるボートが波に突っ込んで水中を進むのはすごかった。乗っている人は完全に水没して、平気ではないだろうけど、頑張って進んでいて勇敢だった。乗員を全員載せていたのも心配だった。帰りはそれほど大波がなかったようだった。
主人公の彼女はあまりに気が強くて痛い嫁になりそうだった。
3Dでしか上映がなく仕方がないので3Dで見たのだが、出ているのか出ていないのか気になって映画に集中できないので本当にやめてほしい。大嫌い。面白さ半減だ。
2人の天才
想像以上にとても面白い映画でした。
ぜひIMAXか4DXで鑑賞して欲しい映画です。
海のプロフェッショナルとタンカーのプロフェッショナルの2人がいたからこそ、この奇跡が起こせたんだと思う。
どちらか1人が欠けたら無理だったでしょう。
主演のクリスパインは、きっと和を大切にする役者なんでしょう。俺が俺が!と出しゃばらず、かと言って引っこみすぎず絶妙な光り方をしています。
影の主役はケイシーアフレックですね。彼は本当にどんな役をやらせても上手いですねー!
個人的にケイシーアフレックの方が光ってたと感じました。
3Dは絶対に見たくないので2Dの上映館を探したのだが。
映画「ザ・ブリザード」(The Finest Hours)を見た。
いつも行ってるMovixやTOHOシネマズでは3Dの上映しかなかった。
3Dは嫌いなのでMovixに「2Dの上映はないのか」と尋ねたら、
支配人の方からメールをいただいた。
それによると、なんばパークスシネマなら2Dの上映があるらしい。
なんばパークスシネマに行くのは5年ぶりくらいだろうか。
ここの劇場は余分な出費が必要なのでほとんど利用しない。
劇場などで5000円以上を使わないと駐車券をもらえない。
しかも上限が2時間なので映画の上映時間を越える。
今回はしかたない。
真冬の大西洋で遭難した巨大タンカー・ペンドルトン号の生存者32名が、
救助隊の到着を信じ、
経験豊かな機関士レイモンド(ケイシー・アフレック)指揮で
沈没までの時間を少しでも長引かせようと奮闘する。
若き沿岸警備隊員バーニー(クリス・パイン)と3人の仲間たちが、決死の覚悟で大荒れの海に乗り出す。
知っている名前はクリス・パインだけだ。
ケイシー・アフレックはベン・アフレックの弟らしい。
そういえばこのふたり、似ている。
実話を基にしたストーリーらしい。
救出隊4人が乗った木造の小船で救出に向かうのだが、
早くも序盤で羅針盤をなくしてしまう。
羅針盤なしでどうやってタンカーまでたどり付くのだろうか?
まるで船でサーフィンをしているようなそんな見ていて恐ろしい場面が延々とつづく。
絶対無理やろ。と思っていたら奇跡的にタンカーに遭遇する。
救助中にひとりの乗組員が死亡。
タンカーの乗組員32人を乗せた。
復路は比較的おだやかに帰路につく。
若き沿岸警備隊員バーニーと3人の仲間たちもすごいのだが、
本当にすごかったのは機関士レイモンド(ケイシー・アフレック)だった。
レイモンドがいなければ沿岸警備隊が到着する前に全員が絶命していただろう。
上映時間は118分。
前半のハラハラ感と後半の脱力感のせいでアンバランスな満足感となった。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
海猿ほどではない。事実とはこういう物かも。
若干のネタバレがあります。
事実に基づいた作品。“沿岸警備隊史上最も不可能な救出ミッション“と言われる、1952年に起きた、タンカー・SSペンドルトン号救出劇を描いています。原題の『The Finest Hours』は、この救出劇を手放しに褒め称えていますね。
「沿岸警備隊は必ず出動するが、帰還することは期待されていない」の言葉がシャレにならないくらい非常に困難で、心が折れそうになる状況ですね。そんな過酷な状況でも、諦めずに救出を行ったのは素晴らしいです。って言うか、そんな言葉自体が有ることが凄い・・・。
ですが、同じ様な海上救出を描いたシリーズの“海猿”をしっている日本人には、ちょっと物足りなく感じてしまうかもしれませんね。現場にたどり着くまでは、ものすごく大変なんですが、現場にたどり着いて救助を始めると、意外にあっさりと・・・。そこのところが、救助中にも様々な困難が次から次へと巻き起こる“海猿”との違いですかね。って言うか、海猿はフィクションですが、こちらは事実なので、事実はこういうものなのかもしれませんね。
ミリアムですが、途中の雰囲気で「沿岸警備隊隊員の妻は、こういう心がけが必要だ!」見たいな事が描かれるのかと思いましたが、そうでもありませんでした。ちょっと拍子抜け。これも、事実とはこういうものなのかもしれませんが・・・。でも、ミリアムは、バーニーが帰還するにあたって、重要な事をしています。
舞台は2月なのですが、あの状況なら、救出されても低体温症で無くなってしまう人が出てもおかしくなかったですが、そうで無かったのは不幸中の幸いですね。って言うか、ものすごく寒そうで、こっちまで寒くなってしまいました(笑)。
命を懸けた最も不可能なリアル救出劇。
「ザ・ブリザード」3D 字幕版で鑑賞。
「珍遊記」を観終わった後に観ました。
予告編を観て気になっていました。(^^)
まず、この映画がディズニー映画であること、そして、実話であるというのが驚きましたね~
ストーリーは、たった4人で、小さな救助艇を操り、海難史上最大級の真冬の嵐=ブリザードに立ち向かい、生還者の救出に挑むという話。
3Dで観たので、めちゃくちゃ迫力がありました。なんといっても、生還者を救出するシーンがとにかく凄いです。
大きな波に襲われても、誰一人、海に落下しないのがちょっと気になりましたけど、迫力はありました。
最後、バーニーとミリアムが再会したところはグッときました。
海って恐ろしいものだと改めて感じさせる映画でした。。。
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