ザ・ブリザードのレビュー・感想・評価
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暗
しょうがない事かもしれないが、画面が暗い…。
黒い、色がない…その連続によって、どんなカットを見せられてもストレスが加算されてく。そして、つまんねーと思う。
やってる事は凄いと思うのだ。
海の上だし、嵐だし…随分、知恵を絞ったんだと思う。
だが、しかし…暗くて、よく伝わらない。
端的に言うと、見えない。
非常に残念な感想になってしまった。
そして、ダルい。
結果は分かってんだ。
…だから、その結果に至るまでに、どんな事で何が起こったかなんだけども、先に書いた暗さが邪魔して、変化が乏しく見えてしまう。
そして…カットが長い。
何をアピールしたいんだと考えてしまう程、カットが長かったり、重ねられたりしてる。
意味を捉えきれないから、モッサリ感を抱き、うんざりとする。
それと、悲壮感が足りない…圧倒的に。
真冬だぜ?
嵐ん中だよ?
海にも飛び込むし、雨も止む事ないよ?
何時間、雨風にさらされてんだよ?
極限もいいとこだ!
…な、はずなのに、皆さん余裕が感じられる。「フッ…」とか鼻で笑ってたりする。
ガタガタと震えてる人など1人としていない。
そして、街に着いたら、とても元気で服まで乾いてるように見える。
主人公を残して皆んな波止場から去ろうとするし…ヒロインと2人きりのシュチュエーションにしたいんだろうけど、あんまりだ!
事実に基づいてる話しなのに、演出上の嘘が妙に目立つ。
4Kとかで見る事があったら、違う感想になるかもしれない。
元凶は暗さだ!
もう、眠くて仕方がなかった!
なので、恋人のエピソードとか、ちっとも頭に入ってこなかった!
ジェットコースターにも一歩届かず。
IMAX3D字幕版にて鑑賞。
クリス・パインは本当に作品選びで損してるなぁと思わざるを得ない一本。
知らずに観てシンデレラ城が出てきて「アチャー…」と思った、まさにその思いマンマ。
ネズミー製作配給の実写映画の、まさにテンプレだったのが残念だった。
ネタがネタだけに燃えるし、所々グッとくるけれどけれど…
「何もかもが薄味」、あれもこれもやろうとして焦点が絞れていないのは勿体無いと思う。
嵐の海の映像、沈む船内の様子は迫力があったが。
近年まれに見る3D効果の薄さとあいまって、非常に淡白なシーンで終わってしまっているのは残念。
ならばの人物描写も、「感情移入出来るほどに人物を描かない」近年のネズミークオリティを周到しているのも、果たしていかがなものだろうか。
派手なアトラクションだけれども中身の残らない作品。
凍えた
大迫力ディザスター映画
題の通り、迫力のあるディザスター映画です。このレベルはイントゥ・ザ・ストーム以来で、ぜひ映画館で見るべき映画だと思います。3Dだと画面が暗くなってしまうから2DのIMAXがあればよかったのに……。
前半は普通の進み方というか、主人公を中心とするすったもんだばかりで「早く嵐の中に突っ込んでくれよぉ」という気分でいっぱいでした。実話をもとにしているということで当然ながらリアリティはあるのですが、そんなんじゃない、俺は災害に立ち向かう、あるいは災害にもまれる人間の悲喜こもごもを見たいんだという気分。これから見る人は嵐の前の静けさなのだとドキドキしながら見守ってください。
そして後半、怒涛の嵐の海。波!波!波!一般人のボートに対する常識を凌駕する破天荒な操縦。そして意地になっても自棄にはならない姿勢に感服しました。
映画だったら誰か死んでしまうだろうなあ、とかこの暗闇の中見つけるなんて映画みたいだ…とか実話にどのくらい味付けしたのか、本当に実話なのかという不思議な感覚でした。
4DMXにて。
こういう実話ベースの映画に大ハズレはないと思って期待して行きました。あんなちっちゃい船でこんな荒波越えられるの?!嘘でしょ?!やりすぎだよ!と思いましたが、実際にやった人がいるっていうのがすごいです。
でも、まあ、バーニーは助けに行けるんだろうなと思って見てたので、船員たちの奮闘のほうがハラハラドキドキしました。圧倒的な何かに知恵と技術で立ち向かう展開が好きなので。
面白かったのですが、けっこう淡々と話が進むんですよね。もっとドラマティカルに描かれているかと思ったので少し肩すかしでした。でもやりすぎだと白けるのでこのくらいがちょうどいいのかな…?けどやっぱり私は少し物足りなかったです。
4DMXはスターウォーズに続いて二度目の鑑賞。割高ですが私はUSJみたいで好きです。水しぶきがかかるシーンでは何度も悲鳴を上げました。
まぁ楽しめました
嘘みたいな本当の実話
タンカー内部の亀裂が原因で簡単に真っ二つ..に対して、救助に向かう小型船は荒波を真正面に受けても 受けても 受け続けても故障しない転覆しない超万能な船でこの差は何だと思うくらいでした。
この作品は、映像が終始薄暗いのでわかりづらいです。
なので作品を観ながらわかること!まず実話
1 真っ二つに船が割れてもしばらく数時間は浮いていられる。
2 機関室が問題無ければ船の操縦は人力ではあるが可能。
3 嵐と荒波で視界が悪い中 浅瀬を探せる乗組員にいた。凄い!
4 救助に向かう側は、主人公以外は行きたい者だけ挙手して決めていた。その中には未経験者もいる!
5 救助に向かう道中に荒波をタフに耐える超万能小型船と救助員達、1度だけ救助員がふわってなりますがそれギャグでしょって思う演出があった!
6 ほぼ運で奇跡的にタンカーにたどり着く小型船..定員オーバーのことはギャグにして救助開始しかし、肝心の救助シーンが暗くてわかりません。
7 忠実に再現出来て実際の人にヒロイン役は激似だった!
8 3D映画でもいいけど特に迫力は感じなかった。
見ているだけで凍えます
いまいち…
主題歌が聞きたかった私
ここ最近、幸せなことに劇場に通うことができていて、そこでこの『ブリザード』の予告編を何度となく観てたんですよね。それで、そこで流れてきた主題歌になんか妙に惹かれてしまって、作品自体は自分の志向性とちょっと違う気はしたんですけど、見に行ったわけなんです。調べてみたら、Zella Dayという方のcompassという曲だそうです。
で、結論から言いますと、本編ではこの曲、流れなかった・・・ つまり、予告編用の曲だったようです・・・ あの何だか悲しい調子の女性の声のもとで、男性たちが勇敢に海に向かう姿を見たかったし、そうしたら、さぞ感動したのだと思うんですけど、どうして本編では使わなかったんだろうなぁ・・・残念・・・
でも、映画はなかなか面白かったですよ。小型艇が波に突っ込んでいくところなんて、ただただすんごいとしか言いようがなかったですね。それに私、なんかこういう危機的状況で、男性が仲間たちに呼びかける叫びっていうのが、どうにも好きなんですよね。予告編でも流れていた、クリス・パインの「The compass is gone!」は好きだったなぁ。
惜しむらくは、クリス・パインの過去の傷が十分に伝わってこなかったところ、そして救出シーンが最大の盛り上がりって感じに仕上がってなかったところですかね。むしろ、上述した小型艇が波に突っ込んでいくところが一番、興奮しましたですね。
あとやっぱり、撮影がもう一歩だったかなって気がしてます。ちょっと絵がきまってない感じが前半特に強くて、もったいなかったなぁと感じますですね。
興奮が収まらない
奇跡
これが実話だと言うのですから、とにかく凄いとしか言いようがないですね。
まさしく奇跡とはこのこと!
アメリカ沿岸警備隊史上最も過酷な海難事故の救出劇だったと言い伝えられているのも、あの映像を見せられればそれも大いに納得。
普通に考えて救出不可能、どう考えたってあんな小型救助艇で荒れ狂う海に突っ込んでいくのは無謀だし、普通死にますよ・・・そのぐらい荒れ狂う海の迫力が凄すぎでしたもんね。
まあ見終わってみれば、ほぼ勇気と運だけ?と思えなくもないのですが、でも目の前に沈み行く命があるのなら、それを放って置く訳にはいかないと言う湾岸警備隊魂に、物凄く感動しました!
クリス・パインが演じた主人公のバーニーは、それまで結構なヘタレぶりを披露してましたから、余計に熱くなりましたね。
別に救助が困難だったと引き上げても、そう責められない状況でありながらそれでも向かって行った勇気、これだけはホント凄かったです。
12人乗りボートで30人以上を救出しようとするの図は思いっきり突っ込みどころありでしたけど(行く前にそもそも何人ぐらい救出するつもりだったのだろうか?)、実話なんですからまあOKでしょう(笑)
ただドラマ的には、救いに行く側よりも救助される側のドラマの方が見応えはあったかな。
どうしても救いに行く側は気の強いヒロイン・ミリアムが物語を壊していましたから、どうにも感情移入し難い部分があってねぇ(見た目もヒロインとしては微妙だったような)
あのエリック・バナが演じたバーニーの上司とミリアムのやり取りは、一体何だったのか(苦笑)
とりあえず、バーニーは将来尻に敷かれること確実ですな・・・。
で、救助される側ですが、こちらはケイシー・アフレックが演じたシーバートの見事すぎる采配がホント素晴らしかった!
いい感じに反抗する乗組員がいたり、悲劇もあったりしつつ、そんな中でも諦めない様子は、ドラマ的にもいい構成だったんじゃないかなと。
こっちをメインにしてたらもっと映画的に盛り上がった気もしたのですが、まあでも最後は何だかんだで泣きそうになりましたので、とりあえず見て損は無かったですかね。
凄まじい
スター・トレック好きなので、やはりクリス・パイン=カーク船長となってしまいますが、今回は小舟で一体どんな指揮を執ってくれるのか期待してました。
船が難破したり沈没したりする映画は何作か観てますが真っ二つに折れるタンカーは圧巻でしたね。
劇場ならではの迫力で、この大破っぷりはNo.1かもしれないです。
嵐の様子も凄まじく、その中を突き進むバーニー船長率いる警備隊。
船を守ろうとするシーバートと乗組員達。
どちらも熱く素晴らしかった。
私はシーバートもう一人の主人公ではないかと思えました。
タンカーから救助艇に降りる時に躊躇してる仲間を安心さようとした船員が船に叩きつけられ海に沈んでいくシーンがありましたが、あそこは悲しかったですね。
もうちょっとだったのに…あれが実際に起きてた事なら悲しすぎます。
迫力ある映像も素晴らしく危機的状況でも生き抜こうとする船員の執念と、助けに向かう警備隊の熱意がなんとも力強く、生命感があふれてる作品だったと思います。
これが実話というのだからまた凄いですよね。
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