「炎の少女と黒蜥蜴」マジカル・ガール ARSさんの映画レビュー(感想・評価)
炎の少女と黒蜥蜴
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途中まで書いたのに消えてしまったので悲しい。とりあえず思い出せるだけ箇条書きで書きます。
今作は3人の愛を描いている。
ルイスは娘に、バルバラは夫に、ダミアンはバルバラに。
三者三様の愛の形の物語。
一見バルバラは多分ボーダー(境界性パーソナリティ障害)かなあと。
歳上の男性を虜にするのが上手いところとか、性を商売にしていた過去、に垣間見える。
皆さんが気になるトカゲの部屋、まあそのままでしょうね。ストップとなる文言が書かれていない時点でお察し。
私は2万€でもやりたくないけど、背に腹は変えられない。彼女の意思で選んだことだし。
しかし彼女は自分への好意を利用し、ダミアンを使って証拠を消す事にした。ズルイね。
ルイスはルイスの正義と愛のためにバルバラを利用したが、それが運の尽き。
誰も幸せにならない。
誰も幸せになれない。
なぜなら幸せは他人から得る物ではないから。
でも自分の中で見つける些細で平凡で変わり映えのない日常が幸せであると貴方は肯定できますか?私は最近少しずつ分かり始めました。
アリシアがラジオに送った手紙をルイスが聞いてたら全てが違ったはず。
娘のためを想い、娘のために行動し、自業自得と言っていい死を迎えたルイス。
ルイスは至極平凡な父親像を描き過ぎていて私には怖かったです。
誰も報われない、幸せになれない、欲しい物は永遠に手に入らない。
今年観た映画で1番の胸糞鬱映画でした。
最高です!ありがとうございました!!!!
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