劇場公開日 2016年1月30日

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ドリーム ホーム 99%を操る男たちのレビュー・感想・評価

全20件を表示

3.5家とアイデンティティー

2024年1月20日
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鑑賞方法:VOD

個人評価:3.7
マイホーム。それは自身のアイデンティティーと同義である事がかわる。
現在では所有しない事がトレンドで、物はシェアする時代に突入しているが、一方では家という場所が、まるで自分そのものかの様に感じる人達も存在する。
リーマン・ショック後の個人のアイデンティティーが問われる物語だった。
また、マイケル・シャノンの演技が渋く味わい深い。

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カメ

4.0不動産屋って。

2022年12月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

宅建士の資格を取ったけど、現実は奥から深いなぁと思っていた矢先…
お金って、いくら持ったら満足できるのか?何が幸せなのか?永遠の課題である。

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jiemom

2.5アミール

2017年11月2日
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ナデリ脚本。ローラダーンがホワイトトラッシュなお母さん役。アメリカの建て売りの家

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pigeyes

4.0大金を手にした代償はあまりにもデカすぎた!

2017年7月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

アンドリュー・ガーフィルドさんが出ていてビックリ!

リーマンショックにより、家を立ち退かなければならなくなった男の物語。

理不尽な立ち退きに、異議申し立てても不動産屋は「我関せず」というと感じ…。

家を買っても職を突然失ってローンが払えずに、途方にくれる人々の姿に唖然としてしまいます。

立ち退きを要求する社長の汚いやり方に納得がいかないながらも、「金」の為に仕事に邁進する彼ですが、結局信頼していた人々がみんな離れてしまい、ひとりぼっちになってしまうのでした。

金を得た代償により、大切な人達を見失った男の悲劇でした。

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ガーコ

4.0おもろい

2017年1月5日
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追い出し屋の話。アメリカの貧乏野郎どもの家を差し押さえる仕事か。おもろいわ。合法だけど、モラルに反する仕事。いいね。マイケル・シャノンの演技いいわ。

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素子

4.0アメリカは勝者の勝者による勝者のための国なのだ

2016年12月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

難しい

サブプライムローンの話かと思ったらそうではなかった。もっと質の悪い詐欺、泥棒。
鍵と金の仕組みが?
スパイダーマンの彼よりマイケル・シャノンをみる映画。

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消されるので公開しない

4.0つらい現実が迫る

2016年12月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

怖い

サブ・プライム・ローン問題で家を失った人たちのドラマでとても切ない。
主人公(アンドリュー・ガーフィールド)は息子と母(ローラ・ダーン)の三人暮らしで無職、突然、立ち退きを命じられ途方に暮れる。
保安官と一緒にやってきたのは代行する不動産屋(マイケル・シャノン)でためらいがない。
この男の言うことはどこでも通用する、一見、正しいことなのが悲しい。
「政府もお役所も銀行も助けてくれないどころか、死人にムチ打つ連中だ。誠実にムチ打たれるか、ムチを奪うか、どっちだ。」

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いやよセブン

3.5ニュースの真相。

2016年8月23日
iPhoneアプリから投稿

夢のマイホームを手に入れた人たちが、サブプライムローンの崩壊により大切なものと離れ離れになる様相を描いたドキュメンタリー。

不動産ブローカー(追い出し屋)を演じたマイケル・シャノンの非情なやり口と、家を手放さざるを得ない一家の混迷、迷走ぶりに胸が痛くなりました。

日本ではあまり報じられなかった米現地の様子を知ることができる教材的作品。

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Toru

3.5アメリカなんだなー

2016年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この追い出し屋、凄いですね。
何だかんだと抵抗しても出て行かせてしまう。
法律は絶対なんだと感じてしまう。
しかし、この3世代家族の謎は解けずです。
4には少し足らず・・・

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シネパラ

2.5マネー・ショートの解りやすい版

2016年7月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

テーマは様々でもアリがちな社会派サスペンスで意外性も無く想像出来る話展開。

結局、家は取り戻せず家族も離れていく。

最後にお決まりの正義感を発揮で主人公の甘さに共感も出来ない。

弱肉強食な世界で知恵があって悪ドイ事もこなせる人間が強いのだろう。

さすがに急に家から出て行けと不法侵入呼ばわりされたらたまったもんじゃない。

正義感と正しい選択に退屈なオチ。

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万年 東一

3.5ラストのもって行き方だけが残念。

2016年6月12日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

リーマンショックの裏で、何がアメリカに起きたのかを切り取った一本。

立場・視点は違えど『マネー・ショート』の兄弟のような立ち位置で、こちらのほうが身近でさらに下衆くてエゲツ無いのが心地よかった。
どんな状況でも「勝つ奴は勝つ」、弱肉強食の絶対的法則。
法を逆手に取った人食い鮫の進撃は、見ていて分かり易い分『マネー・ショート』よりも勉強になるかもしれない。

いつもながらの「顔力大王」マイケル・シャノンに、ヒョロリとした頼りなさが魅力の元スパイディ。
主演の二人の演技も真に迫っており、まさにアテ書きのようで良かった。

のだが。
ラストの運びだけが残念だと思ってしまったのだけが悔しい作品。
暴走トラックが最後だけ赤信号で止まるってのは、やはり粋じゃないよ。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ

3.5興味深い内容だった。

2016年6月11日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

もっともっとシビアな事が実際にはあったんだろうな。銀行がどうとか言い訳はたくさんあるだろうけど、そもそも借りたものを返してないからでしょ。追い出した人が悪者にされるんだよね~。結構、冷静に観賞してました。

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okuy

3.5あぁ恐っ

2016年4月11日
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家を持つこと家族の夢なんだね。アメリカの恐さが垣間見えたような気がする。1%の残りに諦めずにかける、1%の勇気を忘れなかった男。。。しかし、金を借りたのは事実、返すのも真実なはず。映画としては、緊迫感もあったと思う。

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ぽっくん

5.0パーカー

2016年2月28日
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鑑賞方法:映画館

2016年劇場21本目。
あまり期待しないで見たけど久しぶりに良い社会派作品を見た。
ナイトクローラーよろしく生活のためにゲスい世界に身を染める主人公を描いているが、そこはさすがのスパイダーマンの中の人で、良心の呵責と闘いまくる。
主人公が悪徳不動産業者として成功しはじめてからの緊張感は、見ているこっちまで胃が痛くなる。
最後のマイケル・シャノンのサンキューは半分本音だったのでは?

それにしても、サブプライムローンとかとんでもないシステムがアメリカという広い土地でまかり通ったら、こういう状況は普通に多発してるだろうね。
マイケル・シャノンの「勝者の勝者による勝者のための国」というセリフは強烈だった。

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ヨッシー

3.0終始ハラハラドキドキ!デニスの息遣いが伝播する!

2016年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

「スパイダーマン」でお馴染のナイーブな役処が巧い、アンドリューガーフィールド主演のこの作品終始ハラハラドキドキされました。
彼が演じるこの映画の主人公デニスは、大工さん、といっても家を建てるだけでなく、電気の配線から何まで家のメンテナンス総べて請け負うオールマイティーの、言うなれば「何でも屋」の自営業者?悪く言えば、単なる日雇い職人といった類。でも仕事をやらせれば優勝だけれど、リーマンショック後の不景気で、建築業界はどん底で毎日の生活を営むのも難しい技術者だ。実際こう言う人がアメリカでも多くいるようだ。
更に彼は母と息子の3人暮らし。そして彼自身も銀行に金を借りて家をリフォームしていた事で、その支払いが出来なくなり、差し押さえられた家を遂には手放し出て行かなくてはならない羽目になる。
母親と息子とデニス達3人は暫くモーテルで生活をする事になる。
そして、ここからのデニスの反撃、逆転劇の展開が始まる。その逆転により様々な問題が浮上するところがこの作品の見所です。
日々日常的にこう言う事態は起こり得る現実であり、競争社会では当然の事なのだろう。しかし、この作品は俗に言う、勝ち組と負け組との両方を描きつつも、弱い者の目線でしっかり描いている分、庶民には共感が得やすい作品かも知れないですね。しかし、どう考えても家を購入出来そうもない低賃金の人達にも金を貸してマイホームの幻想を持たせてしまった経済戦略が有り、それを破綻させ、その中で大きな利益を得た人達がいたのだから、先行き破綻が見えるような戦略をした社会批判ドラマといった処の作品でした。
アンドリューは勿論の事、母を演じたローラ・ダーン。アンドリューの雇用主となった不動産ブローカーリックを演じたマイケル・シャノンや、デニスの息子を演じた子供も可愛かった!
と言うわけで、アメリカの厳しい現実社会、熾烈な競争社会の中で生きる人々の日常がリアルな作品で、映像作品としては終始ハラハラドキドキとデニスの気持ちが伝わる作品で面白い出来だったと私は思う。
これをアメリカの光と影と見るか? 競争社会の歪と捉えるか、或いは極当然の日常の現実と捉えるか、評価の分かれる作品かも知れない。
さて貴方なら、どんな判定を下すのだろうか?

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ryuu topiann

3.01%の勇気

2016年2月25日
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人は、弱いので、流されちゃいます。「善き人」の主人公なんて、流されっぱなしですもんね。でも、それが普通かも。本作で、家族の為に、頑張って流れに乗った、パパが手にしたものと、すり抜けたもの。天秤に掛けるのは、酷な気がします。それに、流れに逆らうのは、空気読まないってことなので、けっこうエネルギー要りますし。ところで、そのエネルギーは、何処から来るのでしょう。損得勘定以外で、人は何に、動かされるのでしょう。99のお家、つまり、99%が支配される世界で、流れに逆らう勇気とは?。ちょっと勉強になりました。

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機動戦士・チャングム

4.0そんなに罪悪感感じなくても…

2016年2月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

法にのっとり立ち退きを迫る…。それってそんな悪いことでしょうか?立ち退きさせられるのが、息子の友達の家族だから。あるいは立ち退きさせた人が罵声を浴びせたから。だからって、仕事は仕事。自分の仕事に置き換えてみるとそんなことしょっちゅうです。だからこそ、この映画のように仕事内容について家族に中傷されるとつらいです。

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けん2

4.0アメリカらしい、厳しすぎる話。

2016年2月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

犯罪行為までにも手を出さなけれが家を守りきれない、これが現実の厳しいアメリカの世界なんだろうなー、とひしひし感じる話。
家がそこまで大事か、そうさせるアメリカの制度が悪いのか、実力あるものだけが生き残り、自己主張がすぎる人達だけが勝ち残れる国なのか。
アメリカンドリームとはよく言ったもんで現実には夢なんて超ひとかけら…。
普通の生活ができることも夢なのか…。

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peanuts

4.0Michael Shannonがはまり役ー。

2016年2月6日
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鑑賞方法:映画館

興奮

見ごたえある映画でした。
フィクションだと思いますが、リアルでシビアなアメリカが良く描かれていると思います。
リックの言う「この国は勝ち組のための国だ。負け犬には手を差し伸べない」。本当にそうなのかもしれません。
デニスを演じたAndrew Garfield、家族のため、家のためと働くも、リックに対する不信感は消えない。。。そんな主役を見事に演じていました。
そしてリックを演じたMichael Shannon、タイトルにも書いたとおりぴったりのはまり役。実際こういう人っているんだろうな。ラストもよかった。

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洋画fan

4.0あの状況に置かれたらおいらは…

2016年1月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

弱者を食い物にする
悪徳不動産ビジネスの話
そのビジネスシステムは
頭でこなれずにほぼちんぷんかんぷん…
なんか姑息なことしてんなぁ
という程度で観切っちゃいました。

ドキュメンタリーさながらの
立ち退き命令のシーンから
転がる転がる運命の石
それがやたら説得力があって
瞬きさえ忘れてしまうほど
目はスクリーンに釘づけでした。

愛する家族とともに過ごす時間が
日々刻み込まれていく「家」
それを取り戻すため
自らの良心に逆らう仕事に
手を染めていくデニスに
胸が締めつけられる思いでした。
観終わって数時間経つ今も
どよーんと重いものが抜けません。

私事ですが
かつて新築中のわが家を
父の愚行により
手放さなくてはいけなくなった
そんな情けない衝撃が
そしてその時の母の涙が
ふと心に蘇ってしまった…

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しげぴい