ワンダフル・ワールドのレビュー・感想・評価
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このウシ女→←ブタのくせに
フィンランド発のおバカファンタジー。
アル中になるとゾンビ化する両親と暮らすミッラと彼女に認めてもらえる良い男になるためロボット化した彼氏アイモ。
2人の関係は少しずつギクシャクしていき、2人は別れてしまう。
しかし、どんどんロボット化し、人間らしさを失っていくアイモを見たミッラは…
最近この手のおバカ映画を結構観ますが、おバカ映画ってハマるものとハマらないものがはっきり分かれると思うんです。
で、そのハマるハマらないも人によって全然違っていて。
残念ながらこの映画はハマらなかったですね。
設定とかやってることはめちゃくちゃおバカ丸出しな感じで、観る前はかなり楽しみでした。
まあ、おバカというよりは頭おかしいの方が勝っていたかな?
惜しい。
やっぱりこれも、ふざけるならもっと真剣に思いっきりふざけてくれ、といった感じ。
そして、なんといっても前振りがなげぇ。
あらすじ読んだら、物語中盤くらいでミッラがアイモを救おうとすると思うじゃないですか。
まず2人の幸せなパートが長いし、それが終わってからの2人の心が離れていくところもやたら長い。
ミッラが救おうとし始めるのがほぼラストですよ。
敵との戦いも盛り上がるかと思いきやあっさり。
でも、その辺からのゴリ押し感としょーもなさは1番おバカって感じで1番良かった。
あと、個人的にアガったのは何故か日本語が多いところ。
ミッラとアイモの新居の壁に【エビラ 海の大決闘】【キングが帰ってゴジラ死す】【怪獣王】【公衆便所】などの文字。
ソーセージとミートパイのメタファー、パパママゾンビ、物語の邪魔でしかないノロ怪人とそれを追う2人、最初と最後のデジャヴは大好き。
おバカ以上にラブロマンスが勝ってしまった惜しいトンデモ映画でした。
ワンダフルよりかは呆れたツッコミ禁止の世界観
同棲を考えていた彼氏が自分に自身が無い理由にて身体を自らロボット化。一度は愛想が尽きた彼女だったが、彼氏の為に立ち上がる?SFコメディ?である。
?が多くてすみません。そんな設定らしいです。
酒飲むとゾンビになったり、親友がスーパーヒーローだったり、ロボット化した人間がいたり、世界観がかなりオカシイ。。。
そいつらがごく普通の日常の様に生活する。
これが面白ければ納得なのだが、面白く無い。
クスクスも来ない。
ゲイのネタでまだ笑って貰える国ってあるんですね。
日本に産まれて良かったと思う瞬間でした。
褒める所は撮影・編集技術かな。ごく普通ですけどね。
観なくてもいい作品です。
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