「ひさしぶり」ラスト・ウィッチ・ハンター そんぼさんの映画レビュー(感想・評価)
ひさしぶり
2021.1.31
何度か繰り返し観たヴィン・ディーゼル映画。
最初の30分。
彼の存在感が映画の中へ引き込む重心となっている。映画俳優は特別なチカラを持っている。
場を支配するオーラともいえるし、映画のリーダー力かもしれない。それが象徴的な意味で存在感なのかもしれない。
まれに映画監督にそうした能力をもっているひともいるが、俳優とおなじで極めて少ない。
中盤から終盤がだれるのは、カメラワーク=監督の物語への思いかな。
監督の構想力とその反映である編集が原因だろうな。
2017.7.17
ヴィン・ディーゼルはずっとすきだ。いつころだろうか?彼もぼくもシリーズに飽きてきていて、それでも「ワイルド・スピード」に関してぼくらはこの作品がすきなんだと思う。それを証左するのが逆だけど最近の「トリプルX」です。中国映画に参加しただけというのがよく分かる。最初の10分で。
さて、そんな中で久しぶりに彼らしいのがこの映画だと思う。リディックのキャラクターに負けるけど彼の本気が分かる。
一時期迷っていた時期があって、その当時の映画はつまらなかったけど彼は戻ってきた。祝福するよ。
その意味で、まだ藪の中で方向を見誤っているとしか思えないジェイソン・マイケル・ステイサムはいまは観る気がしない。
もっとも、シルヴェスター・ガーデンツィオ・スタローンも性懲りも無く「ロッキー」の続編を作るみたいだが(笑)
もう、脇役でいろよっていいたくなる。
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