ホーンテッド・キャンパスのレビュー・感想・評価

TVドラマのような軽いタッチで、島崎遥香が出なければ入場券買って観たいとも思えないかな。彼女のピュアな役づくり。仕草・セリフだけでなく、衣装やヘアのコーディネイトまでよく作ったと思う。主演の華やかさを落とした彼女の存在感が、暗くなりがちなテーマを意外に温かみ安らぎを生んでいる。
思いのほか面白かったし、若手の出演者もはまっていたと思う。ただ、出演者の誰かの熱心なファンでもない無党派をどう呼べるのか、興行マーケティングを考えてしまう。

正直、映画にするほどの作品では
はないと思う。
見せ場もラストの部分だけ。
高橋メアリージュンの生足を
拝めるぐらいしか見所がない。

作品自体への期待値はそう高くなかったので、ハードルが低かったことも幸いしてか、これはこれで意外と楽しめました、ジャニーズ含むキャストのファン以外はとてもじゃないが見れたものではないぐらいまで想定していたので、これは嬉しい誤算でしたね。
勿論、高評価されるような良作映画でもないのですが、一応ミステリー要素を含んだホラー物としてもまずまず見れましたし、大学のサークルを舞台にした学園青春物＋ラブコメ映画としてもまずまず見れましたので、とりあえず見て損と言うことは無かったです。

青春ラブコメ６割、ホラー４割・・・いやもっと少ないかぐらいでしたので、それはホラーファンが見たら全然物足りないでしょう、でもまあ一応ホラーとしての体を保ちつつも、中山優馬or島崎遥香ファンだけどホラーは苦手と言う方でもある程度大丈夫なレベルのホラーではあったので、悪く言えば中途半端なのですが、一応映画として、普通に見れるレベルの内容ではあったかと思いました。
中山優馬が演じた主人公の大袈裟なぐらいヘタレな様子には最初ゲンナリしましたけど、超絶イケメンがヘタレなのもこれはこれで悪くないと言うか、あまりにも草食系なところも含めてちょっと応援したくなるような愛すべきキャラクターが何気に好印象な映画ではありましたね、演技力云々を言ってしまえばまだまだアレですが・・・。

まあそれより何より、私的にはお目当てのぱるるがねぇ、思わず守りたくなってしまうような可愛いらしいヒロインキャラだったので、見ていて思わずキュンとしてしまいましたよ、物語のベースにあったのが彼女を主人公やサークルの仲間達が守ろうとする温かい雰囲気だったので、そこにノセられて最後まで楽しめたところもあったかなと、ぱるるは上手いんだか下手なんだかよく分からない演技だったけど、その危うさがこのキャラに絶妙にフィット、困り顔も笑顔も可愛くて、ぱるるファンなら絶対これは見ておくべき映画だなと思いましたね。
お互いどう考えても両思いだろうと想像できるのに、なかなか前に進まないもどかしさ、ピュアさも、ホラーな部分とは対照的で妙にほっこりとさせられました。

サークルの先輩三人も皆キャラ立ちしていて、しかも温かくて良かったですね、高橋メアリージュンの世話焼きオバサンな要素が結構ツボでした、でもこの人達・・・ちゃんと勉強してるのか？サークル活動か学食で何か食べてる様子しかなかったけど（苦笑）
またミステリー要素がありつつのオカルトホラーストーリー二本立て的構成も、意外と悪くなかったですね、切ない要素もあったりして、話的には十分見れるレベルでした、終盤そう簡単に上手くいくか？的ツッコミどころはありましたけどね・・・。
まあ他にもいろいろと演出面で気になる部分はあったのですが、でも好きな子を守る為にヘタレ主人公が成長していく物語としても、ぱるるの可愛さを堪能する映画としても、まずまずは楽しめましたよ。

幽霊を見えてしまうが、臆病な主人公が、オカルト研究会の活動を通じて、好きな女の子を助けるために成長する物語。ホラーだけど、グロくないし、恋愛要素があるけど、エロくない。オカルト研究会の緩いようで、でも、幽霊に立ち向かう時は真面目な雰囲気もいいですね。なかなか楽しめました。

そこまでホラー感がなく、むしろラブコメ要素の強い作品だった。
2部構成であったので、展開にメリハリがあって、とても見やすかった。

主人公のヘタレっぷりがよく伝わった(笑)
霊感があるのに、幽霊嫌いでビビり。
後輩のことが気になっているのに、ウジウジしている。
自分で一歩を踏み出せない「草食系男子」みたいな人だと思った。
しかし、オカルト研究会の部員たちの支えもあって、
自らの能力を認め、自信がついたような感じがした。
いわば、主人公の成長記録のような作品だった。
それを演じた中山優馬も、贔屓目ながら凄いなぁと思った。
表情がコロコロ変わって、ヘタレなオーラも出していて。
でも、ビシッと言うところは言って、後輩のことをしっかりと守って。
ヘタレな主人公の演技がとても良かった。

あと、もう一つ特筆したいのが、
島崎遥香演じる後輩の「守ってあげたい」感だ。
とても可愛らしく、無色透明で純粋な彼女だったので、「ちゃんと守ってやれよ！」と主人公に言いたくなるくらいだった。
自分が男性だったら、この子を守りたいと思うだろうなぁ。
ピュアなところと、霊が乗り移ってヒステリックになるところのギャップがとても良かった。
ぱるるも演技が上手いなぁと思うところだった。

個人的に、安井くん演じる部長の「ドジっ子」感が可愛らしかった。
しっかりしてそうだけど、どこか抜けている感じが面白かった。
話し方もハッキリしていて、とても聞き取りやすく、みんなをまとめている感じが出てて、とても良かった。
部長の役は、安井くんそのもののような気がした。

なんとなく、贔屓目な感想となってしまった。
本作品は、ホラー映画というより、ラブコメ寄りだと言ったが、
どこか人間ドラマっぽい要素もあった作品だった。
幽霊でもどこか悩みがあって、現実を見れなくて、でも誰にも話せなくて。
そういった悩みを主人公も持っていたから、
あれだけビシッと言えたのだと思った。

怖くもなく、恋愛どっぷりでもなく、なんとなく中途半端だけど、許されちゃうような出来で悪くはない。期待してなかったからかもしれないけど…。

冒頭の空撮が良かったです。タイトルから殺人鬼が学生を惨殺し続ける映画を想像しましたが、全く違いました。ティーン向けラブコメとしては良くできていると思います。島崎遥香からは守ってあげたくなる後輩感がうまく出ていました。

キャスティングミス。
ごちゃ混ぜにするくらいなら原作のままの方が面白い。

コメディだから、内容はこんなもんでいいんだろう。
幽霊の訴えから謎解きしていくのも、ソコソコ楽しめる。
しかし、島崎遥香は表情に魅力を感じない。
「劇場霊」の人形相手ならそれもアリかと思ったが今作も無色透明の役。
AKB ではどんな顔していたのか知らないけれど、雰囲気が無い。
メアリージュンの方が役柄をこなしていて、存在感あったから「みんな、エスパーだよ」より良かった。
メイクの口紅が妙に強く出てるシーンがあって男女同じ色の口紅とか何の演出かと思った。

内容は、大学に入った男性が、好きな女性がいるオカルト研究会に入ります。
その中で、男性の自分の他人にはない能力を使って、活躍していきます。

ホラー要素は、ほとんどなく恐いのが苦手な人にもお勧めできます。
また、恋愛要素もあるので楽しく観れました。
出演している皆さんの個性がよく出ている作品だったと思います。
あの終わり方だったら、続編がありそうなので出るのだったら、観たいです。

島崎遥香さんの役、可愛かったと思いました。

ホラー映画ではないですね（ホラーを期待してる方は観ない方が良いかも）。

どちらかと言えばコメディ映画。

それになんだか物足りない感が…（泣けるシーンも一応有りましたけど）。

ベテラン俳優が出ていなかったら映画学校の学生が撮った映画だと思ってしまうかも。

とにかく単純過ぎました。

この作品はホラーに属しているが、観終わった後の感覚は
ホラー映画というよりも学園物のラブコメを観た後のような
感覚だった。
物語の主軸となるのはこよみへの想いを伝えられない
森司のもどかしさであり、それをとりまく
オカルト研究会の面々との掛け合いであり、
そこが普通のホラー映画との違いなのであろう。
何度でもリピートしたくなるのはこういう作品なんだと思う。

素直に、とても面白かった。何度も見たくなって何回も映画館に通っている。まず、ストーリーがしっかりしていて、分かりやすい。大好きな人が初めて出来たときのあのキュンとしたせつなく甘酸っぱい気持ち。姿を無意識に目で追って、声に耳をすまして。ちょっとした相手の言葉に飛び上るほど嬉しくて。生きてて良かったって素直に言える。そんな青春の一ページがこの映画にはある。その人の為なら、普段の自分からは想像が出来ないくらい強くなれる。そんな主人公に共感しながら見ているとキュンキュンする。笑えるシーンもあって、映画館で素直に観客が笑っている楽しげな感じも初めての体験。こんな子がいたら…。そんなワクワクも感じるくらいピュアなヒロインもいい。ホラー要素はあるけれど、怖がらせればいいという昨今のホラーとは一線を画し、切なくなる。全体を通して、人に対する想い、優しさが溢れている。そして、何より。甘酸っぱく心地よい主人公とヒロインの距離感。相手を想いながら、まだ相手に手を伸ばせないでいる。そんな可愛らしい恋愛が新鮮。凄く好き。この映画、ほんと大好きです。

キュンキュンしてヒャっと怖い場面もあるが面白くてオカルト苦手でも大丈夫です。

何度も観たくなり初日に観てから毎週見てます。
続編あるかな？みたいな終わりかたなので次のも期待します。

ベタな恋愛ものは途中でお腹いっぱいになってしまう体質なので「怖いもの見たさ」をくすぐられるホラーのエッセンスの織り交ぜ方がバランス良く、二重でドキドキできるのがおもしろかったです。特に意気込んで観に来たわけではなかったのですが、エンドロール後のラストカットを観た後に一息漏れてしまう満足感は不思議なものでした。ちなみにホラーシーンで驚かされるも次のシーンで笑いが起きるという緩急が怖さを相殺していて宣伝通りホラーは「ヒヤっと」程度だったのでビビりにとっては安心設計。

中山優馬くんの魅力がいっぱい詰まってる映画＼(^o^)／
笑いあり涙あり胸キュンありの最高な映画この夏はホーンテッドキャンパスで決まり！！

優馬くんファンであり ずっと前から楽しみにしていました
思っていたよりも内容はしっかりしていましたし 母も面白かったと言っていました！
下手な学園モノや恋愛モノより全然面白いと思います！！
ホラー要素は映画館ならではの音量でしっかり楽しめます

主人公もそうたが、それぞれのキャラが上手く活かされていて、それを演じる俳優陣もとても演技力が高い。ストーリーも面白く、ドローンを使った空撮や幽霊の映像も思っていた以上にリアルで素晴らしい。とてもバランスが良く、ホラーなのに笑える面白い映画です。是非続編も観てみたい◎

原作未読

某井戸から出て来るお姉さんみたいなのが出て来たりとコミカルなシーンが多いし、いきなり大きな音で脅かしたりしないし、怖さは殆んどなく笑える学園ドラマで、小説というより少年誌のマンガ原作のテレビドラマの様な作風に感じた。
一応ホラーだけど雰囲気は軽いし、明るく楽しくテンポも悪くないし、なかなか面白かった。

正直、観る前はただのアイドル映画だろうと思い内容には期待していませんでした。
でも実際観てみるとホラーと謳うだけあって怖いのに数秒後にはコメディ要素でクスクス笑い、時には大爆笑でした。(映画館なので心の中で。実際に皆さん声を出して笑われている方も結構いらっしゃいましたが笑うポイントなので迷惑ではなかったです。)
役者の力もあるのかもしれませんが、私はとにかく内容、演出が気に入りました。続編もあるのかな...あれば絶対観たいと思える作品でした。