「人の自由、人の自由、、森監督は自由」A2 完全版 redirさんの映画レビュー(感想・評価)
人の自由、人の自由、、森監督は自由
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A 鑑賞後続けて見た。
だいぶ印象が違う、オウム信者たちが歯切れが悪くなっている。
森監督のズバリな質問にもホンネでもタテマエでもズバリ答えない。
前より自分のカンを信じてないというか。
最初の方の監視してるうちに仲良くなって本の交換したりしていた町だか村のおじさんおばさんたちは自分のカンでこの子達が大丈夫な子とわかってつきあってる。唯一?かわからないけどこの作品の良い場面。
オウムの拠点に右翼が貼り付き、右翼がデモ行進シュプレヒコールして、右翼が住民の声を代表してるとかオウムや警察、マスコミにマウントとるこっけいなシーンなどもあり街宣車に乗っちゃう森監督とかなかなか面白いんだが。公務執行妨害してるのに捕まえない警察、相変わらず人としての感覚ずれまくり有害なマスコミ、
河野家でのオウムたちのていたらく、、、ぶれちゃったな。状況も変わったし、歳も取ってきたし、、、
チグハグな日本社会
ムラ、群れ、集団としての振る舞いと、個人として一人一人の振る舞いやカン、、、
森監督の言う通り、オウムの事件をひとつよきっかけに日本の世の中が悪い方に行ってしまったことはそうだろうと思うし、ここでもまた上祐がでてきてオウムからアレフに名称を変えて、、、あれ、あれ、名称変更ね、となる。
30億なんぼという賠償を約束した会見には上祐はなく、このまま名称かえて迷惑かけないようにやってくでおわらされたらたまらん、このまま消えていくのもたまらんと森監督に詰められるのも荒木氏。この頃のことは全く興味も知識もなかったけど今観ればこそな、、、、、
Aの時より、全てのステークホルダーが、世の中が歯切れ悪くなっている。
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