「【安定感のあるアトラクション映画】」バイオハザード ヴェンデッタ 3104arataさんの映画レビュー(感想・評価)
【安定感のあるアトラクション映画】
・バイオハザード6(中国のバイオテロ事件)から1年後の2014年に起きた出来事を、初代主人公「クリス」、2代目主人公「レオン」、初代脇役「レベッカ」の3名が立ち向かう、という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
1.クリス×レオン×レベッカの組み合わせが素敵
2.アクションの見どころアリ
3.ゲームさながらのストーリー構成
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[物語]
・シリーズアニメ映画の王道的さながら、映画のみで出てくる強敵に立ち向かって内倒し、この話はここで終わり!のようなシンプルな構成。今回の敵、アリアスは悪党になる背景もきちんと描かれているので、多少の共感は生まれます。ディテールまでは細かく提供はされていませんが。もしかしたら、THEメディアミックな流れを生かして、この映画だけで終わらせず、ゲームや他映画につながっているのかもしれません。それくらいバイオハザードシリーズは精密に作っているイメージがあります。(最近、バイオゲームもやってない、映画も見ていないのでどこでどうつながるかまではわかっておりません(;^_^A)
[演出]
・アクションを丁寧に描いていますね。ストーリーで魅せて山場までもっていき、クリスとレオンのアクションでさらに魅せる。彼らのアクションを際立たせるために、カメラワークもかなり緩急をつけているのではないかと思わされました。
[映像]
・最近のCG、やっぱりすごいですね。すべてではないですが、時に、さも実写のような映像です。なんとなく、少しだけ残念だったのは、クリスとレオンが、どことなく日本人ぽく見えてしまったところ。。。これはもしかして吹き替えで見たから?かもしれませんが。
[音楽]
・特にありませんでした。いつも通りな感じです。
[演技・配役]
・CGキャラの所作なのか、声なのか、はたまたCGで作られた顔そのものなのか、どことなく日本人ぽさを感じてしまいました。ゲームをやってきた身としては、クリスやレオンはもっと強く、キザで、かっこよいイメージ。一方、少しだけもっさり感を感じんてしまったのは私だけでしょうか。
[全体]
・バイオハザードシリーズはどれも安定して「ストーリーも面白いハラハラアクション」ですね。今回もまさにそれ。特筆して「これが一番!」とまではいかないまでも、観て損した…なんてことはない良質なアトラクション映画だと思います。ありがとうございました。
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