映画 聲の形のレビュー・感想・評価
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良作だと思いますよ
期待通りの出来で満足ですが、君の名は。の影に隠れてしまい、大ヒットにはならないんでしょうね。
ちょっと残念です。
原作は読んでいないので、特に突っ込むところはありませんでした。
他の方のレビューを見ると、原作をカットしているのが残念だという人が多かったですね。
今度原作も読んでみたいと思います。
山田監督の作品は、物語を丁寧に作るイメージがあります。本作品も、間の取り方とか、観る方がじっくり物語の中に入れるように作られている気がします。
今回はテーマが重い内容ですが、家族で見て欲しい作品だと思います。
考えさせられる
音と間がとても心地よかった。
キャラクターについては漫画でないと、説明されていない部分があるためか、疑問の残るキャラクターもいた。
誰もが一度は葛藤したり、直面する出来事がテーマになっていて、とても考えさせられるいい映画だった。
思春期〜大人の層まで、見てほしい。
そして人の動きや描写が素晴らしかった。
深い・・・
人それぞれ感想は色々でしょう。それでも日本アニメ作品の質の高さを充分感じます。
同時期に良作アニメーションが公開され人気となっていますがold映画ファンとしては洋画の良作も、もっと公開して頂きたいものです。
モヤモヤ
原作1巻読み初めて、映画化を知りました。2巻からstopして映画に臨む事に!
なんだろ?このモヤモヤ…心が晴れない。邦画《怒り》を観たときと逆の感情。あんなに不快な事が沢山の《怒り》という映画、観賞後は自分なりに心の整理がつき、観て良かったと!
けど、こちらは駄作ではないのに心が晴れない。けして、悪い終わり方でもなかったのだが……。
どんよりと、私の心は曇ったまま。
原作の続きを読んだら何かわかるかしら?
大切な作品に出会えました
友人に薦められ半年ぶりくらいに映画館に行って見てきました。原作は未読でしたが、公式サイトをのぞくとポップで可愛らしい造形のキャラクターが出てきて、ほんわりした内容なのかな、というのが第一印象でした。薦めてくれた友人から、聴覚障害やいじめを取り扱った内容だとは聞いていたのですが、絵の明るさから、割りと気楽な気持ちで見に行きました。
この映画は、そんな印象とは全く裏腹に、今まで見た映画のどれよりも強く心を揺さぶりました。扱う題材ゆえ印象的なシーンは数多くありましたが、むしろ登場人物の何気ない一挙手一投足全てに感情が込められているように感じ、ひとつひとつのカットが心に積もっていきました。そして、終わり近くの橋の場面ではもはや感情を抑えることができませんでした。
見終わった後すぐに原作を買いに走り、一晩で読みきってしまいました。映画では尺の都合で省略されていた登場人物の行動を知り、それらにまた心を揺さぶられました。佐原さん、植野さん、真柴くん。そして川井さんや島田くん、あの小学校の先生までも。(永束くんは映画でもわりとたっぷり出番があったみたいです笑)尺のために多くのシーンが省略・簡略化されていた一方で、原作で少し説明不足であったかもしれないシーンを丁寧に補足していたことに気づきました。既に完成された原作を映画の時間に押し込んだのではなく、原作者が最も伝えたかったであろうメッセージを、映画の決められた時間・映画という表現の中に再構成した作品だと感じます。
各シーンに対する気持ちの整理はまだ全くできていないのですが、もっとも強く感じたことは、なんとかまとまってきました:様々な要因で日々諍い傷つけ合っている私達も、この映画のように、いつか分かり合えるかもしれない。もちろん、私達自身が嫌になるくらい知っているように、分かり合えないことの方がずっとずっと多いだろう。でも、分かり合えるかもしれないということ、分かり合いたいと思うこと、そして分かり合うために挑み続けることが、どれだけ輝かしく素晴らしいことなのか。それを思い出させ、心の隅っこに刻みつけてくれたと感じます。
たぶん、日々の作業に追われるうちに、誰かとつまらないことで諍い合ううちに、この気持ちはすぐ薄れていくでしょう。でも、人として生きることの素晴らしさを教えてくれる道標をまた1つ見つけることができたのは、私の人生の中で大きな出会いでした。もう何回か見に行きます。
一本の映画として成り立っていない。
タイトル通り、原作を知らない人がこの映画を見たら、一体何が行われているのかを正しく理解できないと思います。
原作に気を使ったのか、叩かれるのが嫌だったのか、序盤・中盤「原作を読んだ人間にしか伝わらないよねこれ?」といったような酷いダイジェスト版みたいなものを延々見せられます。
特に、原作では1巻まるまる消費して描いた、物語の核となる大事な少年時代をさらっと流したのは酷すぎます。
そのせいで、その後の重みが全く失くなってしまいました。
硝子が想いを伝えるシーンなんか、「何でそうなったの???」と思わざるを得ません(全てのシーンにおいてそうですが)。
全体的にシナリオ構成が雑になりすぎていて、この話の素晴らしい点であるキャラ一人ひとりの心情が全く伝わってこない。何もかもが軽すぎます。
ただ、後半、本当に少しだけオリジナルのストーリーに入った場所の展開は良かったです。
原作には無かった硝子と植野が絡むワンシーン、それだけでも見た価値はあったなとは思いました。
最初から原作オリジナルと割り切って作っていてくれていたら、と悔しくなります。
原作を読んだ人間に媚びる作りにしてはいけない作品だったと思います。
内容にとても意味があり、どんな人間が見ても絶賛するであろう作品だっただけに、一本の映画として完結する映像作品にするべきでした。
長い原作を2時間弱の映画に収めるのは無理なのですから、ストーリー、演出を大胆に変更することになっても、作品の伝えたかったことを、「聲の形・映画版」として大事に描いて欲しかったです。
それが、原作付きの作品を映画化する、最低限の責任なのではないでしょうか。
もし映画だけしか見ていない、という方が居ましたら、AmazonのKindleで、スマホからでも無料で1巻をまるまる読むことが出来るので、1巻だけでもぜひ読んでいただきたいです。
もしくは、1巻だけ読んでから映画を見に行ってほしいです。
少年時代のあのストーリーが分かるだけでも、登場人物達の気持ちの理解度が全く違うと思いますので。
映像と音楽については、流石京都アニメーション。文句なしの満点だと思います。
声優さんの声色・演技も全く違和感なく、「そうそうこの声!」と感心してしまいました。
シナリオ以外でここまで原作に敬意を表することができるのに、何故シナリオだけ……(笑)。
伝えたい事
小学6年。聴覚障害の女の子が転校してきて来て、いじめにあい、
いじめられっこと、主犯格のいじめっこ、それを取り巻く友達関係
聴覚障害で、なかなか伝えたい事が伝わらないものだが、聴覚障害でなくとも、なかなか伝えたい事は言葉では伝わらないものかもしれない。
しかし、キャラ設定が 漫画の世界で、良い漫画(あえてアニメではなく漫画)ではあるが、近くに上映された 良いアニメ映画の類ではないかな
うーん
何となくモヤモヤ感が残る作品
石田は何で小学校以降は急にいじめなくなっていい人になってしかも頻繁に会おうとしてるの?(経験で何となく分かるけどちゃんとした理由づけがほしい)
ストーリー展開がトロい(まあ君の名は。を見た後だからそう思うのかもしれないけど)
ストーリーに影があって結局最後まで何かスッキリしない
とても繊細に、じっくり描いた作品
言葉が喋れない分、顔の表情やスマホのメール、手話でしか相手に伝わらない、だけど、本当に伝えたい時は、感情が高ぶっててんぱってしまって、大事な時になかなか伝えられないもどかしさがとても表現されてて、良かったです!
あと、主人公だけでなく、親の立場や、いじめてた同級生なども、ちゃんと描かれてたので良かったです!
一番世辺り上手の男性の扱いが少し、スカッとしました、、(笑)
中盤流れは早くないので、ゆっくり、世界観を楽しんで作品に入り込んで、終盤観れば良いかと思います。
どこに焦点が当たっているのか
よく分からなかった。
最終的に何が言いたいのかもいまいち不明。
あと見る人によって受け止め方が違うんだろうなと思った。(どの映画もそうだけど特に)
基本ポジティブな人間なのでほとんど感情移入できなかった。
こんな人もいるんだなーという感じで終わりました。
これはなかなか、、
終始、何とも言えないような映画でした。
ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのかよく分からない終わり方でしたし、、。
ただ、全体を通して映画にのめり込まれました。このへんは、やはり流石だなと感じます、、。これから行く方は、少々後味が悪いのを覚悟して下さいね。。
悪い意味で予想外
確かに興味深い作品であった
現在の若者の物言いにも忠実であるのだろう
ある意味良くできている映画なのだろう
が、そこまで形勢逆転するのか?
小学生で?
主人公の境遇が理不順過ぎて・・・・
繰り返すのも理不順過ぎて
出てくる子供たちの物言いが腹立たしくて
そう言う意味では個人的にカンに触る映画でした
ウケがいいのは絵がアニメ好きには堪らないから?
アニメの多義的な表情
意外だったが、原作者も監督も若い女性だ。だから登場する子供たちの気持ちが豊かに表現されているのは当然としても、大人たちの感情も繊細に描かれているのは見事である。
アニメの表情は柔らかくて主張しすぎず、観客はそれぞれの経験をもとに子供たちの気持ちを理解する。実写ではなくアニメの多義的な表情だからこそ、観客の想像力を喚起するのだ。そして次のように理解する。子供たちは喜怒哀楽だけではなく、自尊心や虚栄心、不安や恐怖といった複雑な感情を抱えて生きている。いじめる子供もいじめられる子供もそれぞれに心の闇を抱えているのだ。
この世界観は公平で客観的であり、故に狭い価値観の隘路に迷い込むことなく、登場人物の行動に自由を与えている。自由に行動する中で、子供たちは自らの心を解きほぐしていく。
アニメとしては出色の、とてもよくできた傑作である。
残念な作品
原作が好きで観たけど、映画は映画の作りにしないといけないのに、TVアニメのつぎはぎになっていた。「君の名は。」を観た後だけにその差は歴然。京アニはテレビアニメに徹した方が良いと感じた。逆に「君の名は。」の凄さを再認識できた。原作が良いだけに残念。
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