映画 聲の形のレビュー・感想・評価
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一番の悪は母親だと感じた
映画では描かれてないが ヒロインの母親は娘が障害の事でいじめられない為に無理矢理ベリーショートの髪型に変えようとするのだが、だったら「ろう学校」に通わせろよと言いたくなりました。客観的思考がまだ出来上がっていない小学生ともなれば尚更です。面倒見が良く親身になってくれるグループ、それを見て妬ましい憎悪を抱くグループに分けられる事は容易に想像が付くし 同じ学費を払っているのに自分らのクラスはなぜ手間と授業の遅れがあるのかと保護者からのクレームも来るでしょう 私から言わせればヒロインの母親は一見勇ましく見えても実はほぼ無責任な行為をしていると感じました
母親なのに手話が出来ない!? なんて胸糞な親だこと。
でも絵の綺麗さに免じて☆2つ
原作を読んでいないと評価は下がるでしょう。
余韻が半端ない
素晴らしい作品。
原作既読です。
いじめ、障がいという難しい題材を扱っており、そのあまりのリアルな表現に眉をひそめてしまうことも。
しかし本題はコミュニケーションの難しさや人間の自分勝手さ、未熟さ、そこからの成長を描いていると思います。
また、決してCMでまとめられているようなイチャイチャラブラブストーリーではありません。
aikoさんの主題歌も誤解を与えますね(笑)
この映画のすごいところは観ている私達の立場、経験、性格等によって、物語の感じかたが全く異なるであろうこと。そしてどう感じてもそれぞれが正解であろうこと、ではないでしょうか。
扱っている題材、登場人物の心情がものすごくリアルに、繊細に描かれていて、そのどれに感情移入してもいいんです。
どれにも感情移入せずに客観的に観ても面白い。
メッセージに溢れているのに価値観を押し付けないんですね。
また、原作既読の身として観賞前の不安がヒロインの演じかたでしたが、声優さんの演技力に息をのみました!
声優さんにはぜんぜん詳しくないですが本当にすばらしい演技でしたね。
君の名は。とはぜんぜん異なる映画です。
どちらも優劣付けられないほどすばらしいです。
どちらも観ましょう!(* ̄∇ ̄)ノ
聲の形は「間」の作品でもあります。
観る側がその「間」に自分なりのインスピレーションを当てはめていく映画なのかな?とも思います。
君の名は。は全編受け身で楽しめるのに対して、聲の形は視聴者のHPを消費しますので、心を満タンにして観に行くことをオススメします(笑)
いや、HPが少ない人ほど補充されるかも!(どっちやねん!)
人によってはその余韻を3日は引きずるような、そんな出逢いになると思います。
素敵な作品
比較するのも悪いですが
気持ちを伝えるって難しい。 自分が今何を思っているのか、それを伝え...
どこかこんな風に生きてきたような
原作未読。小学生から中学生になり高校生になり、誰かを傷つけたり傷つけられたりしているうちに人と接することができなくなった少年、転機となった耳が不自由な少女と再会し過去の人間関係を清算する話。流石は京アニという絵のきれいさ・可愛さと、ピアノと電子音を基調とした音楽が心地良い。冒頭のMy Generationだけは不思議だが…。ストーリーは想像以上に胸に刺さった。群像劇ではないが、登場人物のキャラが分かりやすく、色々な「駄目さ」が際立って、それが自分の過去をチクチク刺すような感じ。
ヒロインの過剰なまでの優しさによって成り立っているような話な気がするけど、別のキャラクターが「それを言っちゃお終いだろ」みたいな言いがかり、だけどある意味(良いか悪いかは別として)凄く素直な思いをぶつけているあたりでは、自分の道徳心を値踏みされているような気になるというか、不自由を抱えながら曖昧な微笑みを絶やさないヒロインに都合の良さとうっとうしさの両方を求めている感じがして、そこもひりひりする。主人公も、作中でも自分のためと言われているが、自分でまいた種を自分で刈り取っているようなところもある。誰もが自分勝手なところがあるんだけど、それにどうやって折り合いをつけるのか、傷つきながら模索している感じ。まとまらないのだけど、息苦しさと、その合間に深呼吸できるような安らぎを感じる。良い映画だと思う。
オススメ!
心に響く物語です
最初に読み切りがマガジンに掲載され、反響が大きくその後連載漫画になったこの作品。
原作を好きだった事もあり、ちゃんと物語がおさまるのか少し不安な心持ちで劇場に向かいました。
始まってすぐOPがあるのですが、何と歌に「My Generation」を持ってきたのには面食らいました。
しかしこの歌、無自覚で無軌道な子供達と実にマッチするんですね。ちょっと驚きました。
また、よく考えたら監督は「けいおん」内でもフーを出していたのを思い出し、なんだか妙に納得してしまいました。
この作品は障がいといじめという少しデリケートなものをベースに、人と人との繋がりを描いた物語。
映画でもその描写は良く表現されていて、京アニならではのやわらかな作画や背景も心地よかったです。
そして音楽が実に良かった。
全般的にとても穏やかできれいな音なのですが、彼らがそれぞれ抱えている心の奥にある鉛のような部分も表現されていて、とても素晴らしかったです。
作中のいじめに対し各キャラクターそれぞれの関わり方をしているので、見ていてどこか物語とは思えないチクリとした気持ちになる方もいるのではないでしょうか。
二時間ちょっとの尺ですがきちんと原作をなぞっており、無くすところはスパッと切るのですがその切り方がうまいのでしょう、観ていてストレスを感じませんでした。
それでいてペドロやマリアは出るけど、姉が顔を出さなかったりする設定はそのままだったり、随所にこだわりが見えます。
そしてラストなどのオリジナル部分への繋がりも良かったです。
淡い気持ちと尖った空気、少年達が抱えるものが丁寧に描かれており、原作好きでもとても良い作品に仕上がっています。
そして、帰ってからふと目にした入場特典の書き下ろし漫画。
ストンと落ちたようで、読んでいて涙が出てきました。
短いながらもとても素晴らしい内容なので、映画と合わせて読む事を是非お勧めします。
だんだん上映回数が減ってくる頃ではありますが、できればスクリーンで観て欲しい素敵な作品でした。す。
難しいテーマではありますが良い♪(°▽°)
公開前からの予告編で知ってはいたのですが、なかなか重いテーマの為、重い腰がなかなか上がらなかったのですが、やっと鑑賞しました。
耳の聴こえない転校生の女の子が主人公かと思いきや、実はその子をいじめていた男の子の話と言う点が予想と違いましたが、難しいテーマの作品をよくまとめたと思いますし、十二分に面白いです。もちろんウルウルと泣けます。
子供の時の苛めは大人以上に残酷で複雑なものであり、苛めた側、苛められた側を単純に割り切れるものでもなく、何かしらに子供の時に接する事があると思います。
ちょっとした事で立場が逆転するといった、自業自得な事も分かるけど、その描写がやはり残酷かつ現実的ですが、ここをきちんと描いている点とそれを単に悲劇で片付けずに物語の流れとしてきちんと扱っている点が素晴らしいです。
また、周りの温度差を確りと描いている点も良いです。本人は苛めているつもりはなくても実は加担していた。でも本人はその自覚は無い。ありがちな事かも知れませんが出てくる殆どの登場人物達を都合よくフェードアウトさせてないのも良いです。
聾唖の女の子の硝子のひたむきな気持ちも痛いほど分かるけど、植野の自分達の世界をこの子のせいで壊されたと言う気持ちも解らなくはない。単純に割り切れない気持ちを作品として昇華させているのも素晴らしいです。
また、周りの子達も等身大で良い。
佐原も永束も良い奴。硝子の妹のゆずるは物語の良いアクセントキャラになってます。
聾唖の問題をアニメーションとして、表現するのは、声優の声の演技1つとっても、かなり難しいテーマだと思いますし、昨今流行りの俳優をキャストに使わずに本職の声優を使っているのも良いです。
素晴らしい素晴らしいと連呼してますがw、個人的には同時期公開の話題作の「君の名は」と比べてもこちらの方が好きかなと。
重いテーマではありますので、観る人によってはトラウマ的なモノもあるかもしれないので勧めにくい所もありますが、自分と違う人と接する言う事を確りと考えさせてくれます。誰に観て欲しいと言うよりもアニメーションをあまり観ない人に観て欲しいです。
原作はもう少しその先があるらしいのですが、まとまりも良いので問題なし。
話題の京都アニメーションが製作したと言う点を引いても十二分に観る価値はあると思います。
障害といじめはきっかけとして…
表情の作画は君の名以上!
人の顔に×がついて見れなくなる、 騒音が全部自分の陰口に聞こえる、...
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