映画 聲の形のレビュー・感想・評価
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考えさせられました
原作を知らず、予告からの先入観で恋愛ものだと思って見てきました。率直な感想として、見にいって本当によかったです。前の席の若い女の子は、途中から嗚咽が漏れるほど泣いていました。自分は感動で泣けるということはなかったですが、それ以上にいろいろと考えさせられました。
というのも、知らず知らずのうちに、登場人物の中の誰かに自分を重ねて見ていたからです。いじめたり、いじめられたり、自分勝手だったり、人を信用できなかったり、人が怖かったり、殻にこもったり、勇気がなかったり、我慢したり…。自分の弱くて醜いところを鏡で見せられてるようでした。
それと同時に、「ああ、自分の知り合いにもこんなやついたな」と思い出しました。そして、彼らにもそれぞれの考えや立場があったのでしょうが、当時の自分はそこに思いを巡らせることはなかったなと、思い返しました。
どこかで周囲の人との距離をとってきた自分ですが、ダメな自分を受け入れて、自分の思いを声にして、人との付き合い方を少しだけ変えてみようかなと思わせてくれる作品でした。
青春してるね
伝える、とは。
2回観に行きました。
普段、映画は映画館に行ってまで見ないのですが、元々アニメが好きということと、京都アニメーションさんによる映像化、主人公の声を入野自由さんが演じるということで私自身彼のこういった作品の素朴な演技が好みなので、興味が湧き見させていただきました。(原作は1巻のみ読みました。)
1度目はいろいろと考えながら見ていました。小学生時代の硝子と将也のケンカシーンでは、硝子の生き方と思いが伝わってきて胸が痛くなりました。自分は必死に生きている、人としての本能を感じた気がします。
将也は、良くも悪くも人間だと思いました。小学生時代、正直に生きていた彼が、人間とは正直に生きていくことは出来ないのだと知り。そんな彼が最後に涙するシーンは、何度見ても泣いてしまいました。彼がこのお話で泣くのはこの1度だけです。最後になって、やっと彼は自分の為に泣くのです。
他にも登場人物が出てきますが、どれも現実にいるよなこういう人、という感想を持ちました。
そして、この作品は「伝える」そのものだと思いました。
手話、文字、声。それらはなるほど、確かに言語といえるし伝えるそのものです。ですが、「伝える」とはもっと広く、例えば植野や川井、結絃は、誰かに気持ちを伝えようと態度や髪型、写真で表そうとしていました。肯定する訳ではありませんが、いじめだって、ある意味「伝える」というものになるのでしょう。
長々と書いていますが、ここまで深く考えなくてもこのお話は魅力あるものだと思います。
障がい者やいじめを扱っている、こんなの綺麗事だ、感動ポルノだという人もいるでしょう。ですが、そういった感情を持ち込まないで、先ほどの「伝える」というを思いながら観てもらえたら、違うものになるのではと思います。
(^o^)すげー良い映画だった。見ないと!
一番の悪は母親だと感じた
映画では描かれてないが ヒロインの母親は娘が障害の事でいじめられない為に無理矢理ベリーショートの髪型に変えようとするのだが、だったら「ろう学校」に通わせろよと言いたくなりました。客観的思考がまだ出来上がっていない小学生ともなれば尚更です。面倒見が良く親身になってくれるグループ、それを見て妬ましい憎悪を抱くグループに分けられる事は容易に想像が付くし 同じ学費を払っているのに自分らのクラスはなぜ手間と授業の遅れがあるのかと保護者からのクレームも来るでしょう 私から言わせればヒロインの母親は一見勇ましく見えても実はほぼ無責任な行為をしていると感じました
母親なのに手話が出来ない!? なんて胸糞な親だこと。
でも絵の綺麗さに免じて☆2つ
原作を読んでいないと評価は下がるでしょう。
余韻が半端ない
素晴らしい作品。
原作既読です。
いじめ、障がいという難しい題材を扱っており、そのあまりのリアルな表現に眉をひそめてしまうことも。
しかし本題はコミュニケーションの難しさや人間の自分勝手さ、未熟さ、そこからの成長を描いていると思います。
また、決してCMでまとめられているようなイチャイチャラブラブストーリーではありません。
aikoさんの主題歌も誤解を与えますね(笑)
この映画のすごいところは観ている私達の立場、経験、性格等によって、物語の感じかたが全く異なるであろうこと。そしてどう感じてもそれぞれが正解であろうこと、ではないでしょうか。
扱っている題材、登場人物の心情がものすごくリアルに、繊細に描かれていて、そのどれに感情移入してもいいんです。
どれにも感情移入せずに客観的に観ても面白い。
メッセージに溢れているのに価値観を押し付けないんですね。
また、原作既読の身として観賞前の不安がヒロインの演じかたでしたが、声優さんの演技力に息をのみました!
声優さんにはぜんぜん詳しくないですが本当にすばらしい演技でしたね。
君の名は。とはぜんぜん異なる映画です。
どちらも優劣付けられないほどすばらしいです。
どちらも観ましょう!(* ̄∇ ̄)ノ
聲の形は「間」の作品でもあります。
観る側がその「間」に自分なりのインスピレーションを当てはめていく映画なのかな?とも思います。
君の名は。は全編受け身で楽しめるのに対して、聲の形は視聴者のHPを消費しますので、心を満タンにして観に行くことをオススメします(笑)
いや、HPが少ない人ほど補充されるかも!(どっちやねん!)
人によってはその余韻を3日は引きずるような、そんな出逢いになると思います。
素敵な作品
比較するのも悪いですが
気持ちを伝えるって難しい。 自分が今何を思っているのか、それを伝え...
どこかこんな風に生きてきたような
原作未読。小学生から中学生になり高校生になり、誰かを傷つけたり傷つけられたりしているうちに人と接することができなくなった少年、転機となった耳が不自由な少女と再会し過去の人間関係を清算する話。流石は京アニという絵のきれいさ・可愛さと、ピアノと電子音を基調とした音楽が心地良い。冒頭のMy Generationだけは不思議だが…。ストーリーは想像以上に胸に刺さった。群像劇ではないが、登場人物のキャラが分かりやすく、色々な「駄目さ」が際立って、それが自分の過去をチクチク刺すような感じ。
ヒロインの過剰なまでの優しさによって成り立っているような話な気がするけど、別のキャラクターが「それを言っちゃお終いだろ」みたいな言いがかり、だけどある意味(良いか悪いかは別として)凄く素直な思いをぶつけているあたりでは、自分の道徳心を値踏みされているような気になるというか、不自由を抱えながら曖昧な微笑みを絶やさないヒロインに都合の良さとうっとうしさの両方を求めている感じがして、そこもひりひりする。主人公も、作中でも自分のためと言われているが、自分でまいた種を自分で刈り取っているようなところもある。誰もが自分勝手なところがあるんだけど、それにどうやって折り合いをつけるのか、傷つきながら模索している感じ。まとまらないのだけど、息苦しさと、その合間に深呼吸できるような安らぎを感じる。良い映画だと思う。
オススメ!
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