「心を開いたら。」映画 聲の形 くりさんの映画レビュー(感想・評価)
心を開いたら。
クリックして本文を読む
エンディングで「恋を~」と流れ出して劇場のはりつめていた空気が抜けました。
学園祭で、
心を開いた瞬間に境界ができていた無音空間が解けて音(声)が広がり、声の広場が構築された時、
これがタイトルの由来だ!!と思いました。
訳のわからない高揚感で涙腺が麻痺したあとで、ふーと緊張が解けました。
しかし
作品中で繰り返される人間関係の気まずさに、自分の経験とかさなる人は多いのでは、、、
いたたまれなくなります。一期一会の出会いのなかで、通りすぎた時間が甦ります。
知らず知らず手がグーになってます。
剥き出しの心をさらけ出すことで人を動かし、自分を変える原動力とした石田と西宮の行動に熱い感情を貰いました。
病院から抜け出した二人が橋で出会う
場面では、なんともいえないもどかしさが。
抱きしめろー‼
と 心のなかで叫んでました。
いい映画です。おすすめ。
コメントする