「エキゾチック・ジャパン!」リザとキツネと恋する死者たち 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
エキゾチック・ジャパン!
久々にサントラが欲しくて堪らなくなった一本。
「センスが全て」が我が持論だが、ここまで毒花を咲かされると感服するしかない。
CM上がりの監督の、妙に変だよ改め「なんと不敵なジャポネスク」が炸裂した、毒々しくも心地よい世界観。
そんな中で思い出したかのように飛び出す片言の日本語、そしてトンでも日本描写。
何よりトミー・谷の存在感、そしてやたらと出来が良い昭和歌謡風ミュージックったら!笑
自分たち日本人に卑近なネタを使っているとはいえ、それ以上に楽しめたのは。
ひとえに「けばけばしいネオンで飾り立てた、場末の『アメリ』」を産み出した監督のセンスなのだろう。
あ、あとトミー・谷な!笑
工夫とアイデアでまだまだ勝負ができることを証明する、これはおススメしたい作品。
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