劇場公開日 2016年4月9日

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「女子とはかくも恐ろしい。痛感させられるサスペンス。」女子高 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0女子とはかくも恐ろしい。痛感させられるサスペンス。

2016年4月14日
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悲しい

怖い

難しい

【賛否両論チェック】
賛:女子高生特有の、表で仲良く裏では妬み合う姿が、回想シーンという形で描かれていくのが、なんとも考えさせられる。現在進行形で起きた殺人事件の結末も、意外性がある。
否:展開はやや強引で、かなり無理もある。終わり方にも賛否は必至。

 男性目線から見ると、思わず
「やっぱり女性って恐いなあ・・・」
と思ってしまうような展開です(笑)。表向きは仲良くしていても、その裏では殺したいくらい憎んでいたりする。それでも同じ仲間であり続けるという、ある種の“強さ”は、観ていて驚かされます。
 そんな主人公達が再会し、起こってしまった事件。色々とツッコミどころはありますが(笑)、それがきっかけとなり、彼女達の隠された過去の秘密が、徐々に明らかになっていきます。終わり方も、
「そっか、そっちかぁ!!」
っていう感じで、個人的には好きです(笑)。
 人気の若手女優さんも多数出演されていますので、気になった方は是非ご覧になってみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド