「【トランスジェンダーと家族という重いテーマを軽やかなタッチで描いた小品】」アバウト・レイ 16歳の決断 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【トランスジェンダーと家族という重いテーマを軽やかなタッチで描いた小品】
今作が、常に一定の爽やかさで包まれているのは、レイを演じるエル・ファニングの透明感に尽きると思います。
又、レイの母親マギー(ナオミ・ワッツ)は戸惑いつつも、レイの想いを尊重するし、なによりレイのおばあさんの自由で明るいドリー(スーザン・サランドン)はレズビアンで、パートナーのフラニー(リンダ・エドモンド)は女性4人の家庭のバランサーとしての立ち位置にいるという進歩的?な家庭の存在も大きいと思います。
<男の子として生きたい、という16歳の女の子の行動・言動を、戸惑いながらも温かく見守り、後押ししようとする家族の姿が爽やかに描かれた作品>
<2018年2月3日 劇場にて鑑賞>
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