「ゴツゴツとした違和感」クズとブスとゲス ミッドナイトさんの映画レビュー(感想・評価)
ゴツゴツとした違和感
DVDでの鑑賞だが、「東京プレイボーイクラブ」「ろくでなし」そして本作の順で見ての感想
まず3本ともストーリーがどうのこうのと云うのはナンセンスな作品なのかな
スキンヘッドでゴリマッチョな奥田庸介、リーゼント男、ロン毛の眼帯男と主要キャストがいずれも異形の形相の登場人物に目を奪われてしまう
特に今作で面白かったのは、レストランでスキンヘッド男が大学生女に絡んでいく件。ワンカットでの長回しで台詞もキレてるし、物凄い狂気のユーモアを感じた
学生時代に山本政志監督の「てなもんやコネクション」を観て映画から発せられるパワーを感じたが、時代や手法は変われど奥田監督からも同じようにパワーを感じた
この監督のパワーに物語がリンクすると名作が生まれる予感がする。今後も定期的に撮り続けることを期待してます
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