劇場公開日 2016年5月7日

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「話題性か内容か」ヴィクトリア(2015) Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5話題性か内容か

2016年5月9日
フィーチャーフォンから投稿

単純

興奮

寝られる

マドリードからベルリンに移り住んで3ヵ月、ドイツ語が話せず友人もいない20代の女の子が深夜に同年代の4人の男の子達と出会い、バカ騒ぎし、心を通わせ、事件に捲き込まれて行く話をハンディ1台での140分1カットでみせる映画。

大切なのは話題性か、内容か。

確かに臨場感はあるけれど1カットにこだわるあまりに、テンポの伸び縮みがメチャクチャ、行動範囲が狭くリアリティなし、行動内容もバカ過ぎてリアリティなしという残念な内容になっていると感じた。せめて4シーン位で半日〜1日のシチュエーションだったらねえ。

1カットの映画という話題性がなかったらここまで評価されていないだろうし、1カットであることによって内容はチープになってしまっているし、自分は評価されるべきは1カットであることじゃなくて内容であるべきだと思う。

Bacchus