劇場公開日 2016年6月24日

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「ありえないことは起こるけど あるべきものは無い映画」ダーク・プレイス 昭和ヒヨコッコ砲さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ありえないことは起こるけど あるべきものは無い映画

2025年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

28年前に一家のほとんどが殺され、その中で生き残った少女が主人公のリビー。
目下犯人とされている長男は28年服役して上告もせずに黙秘を貫いている状態。
真相は、そんなタイミングでこんなこと起こるんか?!
と、事態が交錯するのも納得だということが最終的に判明する。

残念なのは、主人公リビーの内面の掘り下げがまるでないこと。
寄付金で生活してきて定職もない、友達もいない、もうお金も残っていない。
という自堕落な生き方を想像できるんだけど、当の本人は美人でナイスプロポーションで酒に溺れるでもなく、薬物に依存するでもなく、心身共に非常に健康そのもの。
成り行きで事件の真相を求めて捜査を始めるけど、別に取り戻したい何かがあるわけではないし、乗り越えたい何かも無い。
最終的に真相が判明して何となくいい感じの雰囲気に包まれてるけど、
仲の良かった兄妹のエピソードとか
一家団欒のシーンとか
そういう救いや行動に足りる動機みたいなものが無いので、一家殺人事件を28年越しに乗り越えたにしては救いが少ない。
感情移入が大して出来ないのでずーっと他人事で見ていられるところがある。

個人的に気になるのは、過去の凄惨な事件の再調査を趣味にしている「殺人クラブ」の存在意義がまるで無いこと。
序盤であんなにワラワラといて熱量高くリビーに詰め寄ったのに、その後全く話しに絡んでこなかったのにはビックリした。
無責任すぎるよ。

昭和ヒヨコッコ砲
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