神様の思し召しのレビュー・感想・評価
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そういう終わり方!?
最初は微妙なイタリアコメディーかと
思ったけど途中からは…
最後はなんともスッキリとは言えないが
なんかほっこり田舎に帰りたくなりました!
途中で冷めてしまいました…!
全体としてはとても面白いし好きだったのですが、娘婿が知的障がい者を演じるところで胸くそ悪くなってしまいました。
胸くそ悪いと思いながらも少し笑ってしまった自分もなんだか嫌だし、こうやってレビューにそのことを書いている自分もなんか嫌です。
そこを最後まで引きずってしまい、完全に楽しむことができませんでした。
私のようにこうやって気にしてしまう人間の方が、障がいを持っている方に対して無意識の差別をしているのかもしれませんね。
この映画のようにハッキリと笑いのネタにしている方が、かえって日常の中に普通に溶け込んでいるものとして受け入れている姿勢を表しているのかな、などと考えてしまいました。
内容とほとんど関係なくてすみません。
設定は面白かったけれども…。
息子と親父の交流物語かと思ったら親父と神父のお話だった。傲慢な医師親父だが意外に順応的。90分の上映時間だから物分かりよくテンポが軽い。
神父になると決めた医師の息子の心変わりもあっさりめ。
後半は神父と医師の友情物語になっちゃってました。
まあ、ほのぼのな出来上がりだった。
ラストが印象的。ハリウッドものと一線を画したエンディング
腕は良いが傲慢な医師の息子が、突然、神父になりたいと言い出したことから始まるコメディ。
うーん、こんな医者、腕は良くても嫌だなぁ。最近は、こう言う傲慢で俺様な医者は減ってきたとは言われますが、まだまだ残っていますよねぇ。イタリアでも、そうなんですねぇ(?)。
息子を巡る神父との戦い(?)も見ものですが、実は、トンマーゾの妻の壊れっぷりも中々です。行くところまで行くと、こんな感じに壊れてしまうのかと(笑)
息子を巡る騒動は、結局「え?そう言うオチ?」と言う風になるのですが、最後が、ハリウッド物とは違う終わり方。こう言う終わり方も有るのかぁと感心してしまいました。何事も、ハッピーエンディングばかりでは無いと。
イタリア的テッパンコメディー☆
こういう映画はクールに構えず、イタリア人になった気分?で、楽しく観たほうがいいです。笑うところは思い切り笑う!みたいな。
うっとおしいぐらいの家族愛とか、ヒステリックにわあわあ騒ぐ女性とか(笑)、その辺りは典型的なイタリア映画。
ほぼコメディーなんですが、最後のほうはほろり。ラストシーン、私も気になりました。。。
バランス
毒と外しのドタバタ劇かと思わせておいて、なかなかホッコリさせてくれるヒューマンドラマ。
堅過ぎてもダメ、信仰が過ぎてもダメ、「まさか重力のせいなんて…」全て神の思し召しと笑って軽く言える様な人間らしい暖かさが大切ということ。
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