「忘れてはならない戦争の置き土産」ヒトラーの忘れもの 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
忘れてはならない戦争の置き土産
第二次大戦後、ドイツ軍によってデンマーク領に置き去りにされた220万程の地雷。(デンマークは欧州地域では1番多かったという。)
それをある地域で撤去するドイツの青年兵の物語。
14人の青年兵達(最初は12人+2名追加)が一列に並ばされて地雷を撤去するのである。
最初に撤去を命じられる海岸には4万5千個の地雷。
3ヶ月で1人1時間平均6〜8個撤去しなければならないのには驚きだ。
地雷処理で失敗し次々と亡くなっていく青年兵達。
それでも命令するデンマーク軍曹。
軍曹はある時は情けをかけ、ある時は非情になる。
「ある意味しょうがないな」と割り切らなければ観れないシーンが多々ある。
最期は(私の気持ち的に)ある意味救われたのだろうか?
ただ、戦争を知らない今、戦争を経験した事がない私達は記憶として留めておかなければならないのは確かだ。
評価は難しい。「是非映画館でどうぞ!」や「オススメ出来ません!」とも言えない。
良く出来ているんですけどね〜
可もなく不可もなく。
泣ける映画でもありますが、グロテスクな映像もあるので女性は気をつけてくださいね。
最期に名演技していた犬を褒めたい
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