「先駆者は大変。」ニーゼと光のアトリエ ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
先駆者は大変。
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精神病院がショック療法しか取り入れていなかった1940年代、
ニーゼという女先生が芸術を用いた治療を提案し周囲の反感に
屈せず実践した実話なのだが、よくやった!と拍手したくなる。
今では当たり前のようになっている治療や患者への対応を全く
人間扱いしてこなかった当時に最初に取り入れるなんて超難問。
そこで生まれた数々の芸術作品を(ラストに本物が全部出ます)
見れば一目瞭然、彼女の治療法は患者の心を豊かに変えている。
独善的で強引だろうとも暴力で支配するのより遥かに人間的だ。
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